山頂にはミヤマキリシマが残っていた阿蘇山・高岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 711m
- 下り
- 703m
コースタイム
天候 | 曇時々雨のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
レンタカー 阿蘇くまもと空港18:45(SNA022) 羽田空港20:25 |
写真
感想
今日は前線が南下し、だんだんと晴れてくるとの予報だったのでゆっくり目に宿を出て10時半過ぎに登山口に到着したのだが、その段階でもまだ時折雨がぱらつくような感じだった。
ただ、山頂部には雲がかかっていなかったで登ることにした。
仙酔峡は観光地なのでもっと車が多いのかと思っていたのだが向かう時から車が少ない。
駐車場に着くとそこそこ停車していたが、着いてみて観光客が少ない理由が分かった。
今見頃を迎えているはずのミヤマキリシマがほとんど枯れているのだ。
阿蘇山・中岳火口からの火山ガスや火山灰で仙酔峡のミヤマキリシマが被害を受けて花は通常の「3割程度」とは知っていたが、これではそれ以下ではないだろうか。
「3割程度」とはいえ仙酔峡のミヤマキリシマに一番期待していただけにこれにはちょっとがっかりしてしまった。
これでは登山をしない観光客はほとんど来るはずもなく空いていたのだ。
ただ、この火山灰ゆえのミヤマキリシマの群生なのだから、いずれまた見事な景観が展開される日が来ることだろう。
登り始めると樹林帯はほとんどなくすぐに岩場となる。
天気も思っていたよりも好転せず、目の前に迫る高岳は迫力がありすぎてちょっと怖いくらいだ。
ただ振り返ると阿蘇山の外輪山の向こうに昨日登った九重連山が、やまなみハイウェイから見るのとは違って雄大な裾野を広げているのが見えて気分がよくなる。
火口壁まで上がると目の前が急に開け、丁度天気も急に回復したので気分爽快となる。
右手に目指す山頂である高岳が見えていて、その向こうの中岳火口から噴煙が上がっているが丁度風上だったので臭いはなかった。
高岳から見ると以前観光で2度行ったことのある草千里と火口展望所が見えていて、あの反対側にいるのだということがよく分かる。
時折雷鳴のような音を立てて噴煙が高く上がっていて、その煙が中岳の方にまで流れている。
登山規制されているわけだ。
その中岳へ向かって2人歩いて行っているのが見え、大丈夫かなと思い見ていたのだが、さすがに噴煙がすごかったのか引き返していた。
仙酔峡のミヤマキリシマ群落は壊滅状態だったが、高岳と高岳東峰の間の谷間に枯れていないミヤマキリシマの群落があり、登山者のみ花を楽しむことができるのであった。
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