福井県の取立山【致命的な欠点発見】ATLAS(アトラス)超軽量スノーシュー ヘリウム MTN
- GPS
- 06:57
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 722m
- 下り
- 712m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は福井の取立山にやってきました。新しいスノーシューを購入したので、その性能を試したくて妻と愛犬とでやってきました。今年は山も雪が少ないので県境を越えた、ここまで来ないとどうしても雪がないのです。駐車場は当然のようにいっぱいで少し離れた場所に止めました。いきなりチャムラン山の会の有名人とその娘さんにお会いすることができました。しばらく新雪がないので、踏み跡がいっぱいどこでも歩き放題。急なのを覚悟して直通ルートで上っていきました。やはりアトラスヘリウムマウンテンは、性能はなかなかのものがありました。頂上でカップ麺とおにぎりの昼食を食べ、雲が切れて白山が見えないものかと待っていたのですが、なかなか雲が切れないので下山することにしました。今回のスノーシューなのですが「なかなか素晴らしい商品です。軽いですしいいですよ」とレビューしようとしていたのですが、なんと下山で欠点を発見してしまいました。私は以前からスノーシューで登った場合にスノーシューで下ると言うことを普通にしているのですが、このスノーシューで下る事は容易ではありませんでした。通常登りはつま先を蹴り込んで登っていくものだと思います。逆に下りではかかとを押し込んで、かかとから下っていくというのが普通だと思います。スノーシューの場合もそのようにしていたのですが、今回のスノーシュー後ろ爪がすごく小さくて、下りでは爪が全く効かないのです。ですので、ある程度勾配があるところになると、かかと着地した途端にその後ろのプラスチック板がスキーのような状態になってすっ~と滑っていってしまうんです。これでは下りでは全く使えないです。以前使っていたスノーシューと今回のアトラスヘリウムのスノーシューの爪の状態は動画で出しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。(動画は後日アップします) ただこの気に入ってるスノーシューなんですが、もう廃盤になってしまって、手に入れられないのが悲しいところです。後爪も大きな登りも下りも履いていけるスノーシューと言うものはあまりないのでしょうかね。新しいスノーシューを購入される場合の参考に少しでもなれば嬉しいです。ここまでご覧いただきありがとうございます。
以前使用していたMSRのライトニングアセントとの違いもコメントしておこうと思います。このライトニングアセントを使用してるときには下で滑ると言う症状は感じられませんでした。ライトニングアセントでは動画内でいっている後爪と言うもの自体がなく前爪しかありません。ただし、デッキ部分には左右に渡されたギザギザの板が真ん中と後ろ側2枚にわたって設置されており、それが後ろ重心になった場合に雪にしっかりと刺さり滑り止めになっているようです。今回のヘリウムではそのような構造になっておらず、ただプラスチック版があるだけだったので後ろ爪が短くあるとは言っても構造的に滑りやすくなっていました。
また動画中で言っている今まで使っていたはいスノーシューと言うものなんですが、DODタープなどで有名な大阪のビーズ株式会社の商品です。今は販売しておりませんが、ほんの2年だけお試しのように販売していた。価格10,000円ちょっとのスノーシューになります。
形状がこのようであれば、下りの途中で滑ると言うこともなく良いのですが、このような形状のスノーシューが他のメーカーを見ましてもないのが現状のようです。
横に渡されたバーが2本あるライトニングアセントがお値段が高いだけあって最も最上級の位置づけと言うのが不動なのではないかなと思います。
真似するわけにはいかないのですかね。形状で特許をとっているのかもしれないですね。構造上の問題だけなのであれば、もっとお安く作ることができると思うんですが、どこかのメーカーでそのようなものが販売されないか待ち望むところです。
動画を拝見させていただきとても参考になりました。ありがとうございます。
登りに良くても下りで滑る。これじゃ安心して使えませんよね。全くの盲点でした。
実は、今履いてるMSR EVOの寿命が切れてしまい、一昨日、フリマサイトでアトラスヘリウムTRAILを手に入れたとこなんです。
確かに軽くて良いのですが、やはり下りでは使えそうにないですね。
工夫して横バーを取り付けれないか検討中です。
いろいろ試したいけど今年は雪が少なすぎる
アトラスヘリウムを購入したのは一昨日でしたか?
もしかして私のレビューを見た後だったら購入しなかったかも?
今まで私が使ってきたスノーシーは下りで滑るということがなかったのでスノーシュートはそういうものなんだろうとばかり思っていました。
多くの方がスノーシューではなくて、ワカンの方が良いと言うのが多分このようなスノーシューが多いからなんだろうなぁと今は思っています。
メーカーサイトのレビューとか購入する前にたくさん見たんですけど、良い点ばかりが強調されていて、どうしても致命的な欠点みたいなものを私は感じたんですが、そういうものが紹介されていなかったので、多くの方の参考になるんじゃないかなと思いました。
まぁほんとに今年は雪が少ないですね。
スノーシューの出番は少ないかもしれませんが、残雪はまだまだ続くと思いますので、少ない雪をお互い楽しみましょうね。
ありがとうございました。
私は去年このアトラスヘリウムのスノーシューを買いました。
17日に福井の里山で使ったときに、下りで何回か滑って転びました。
疲れたせいかと思っていましたが、このスノーシューが滑りやすいものなのだとわかり納得しました。
その時も後ろを歩いていた人からスノーシューに問題があるのかもしれないと言われました。
他の方は皆さんMSRのスノーシューでした。
私も以前はMSRでしたが、あまりに高く、自分はそんなに使わないのでお手頃価格のこちらにしました。
でも、せっかく買ったスノーシューなので、何とか歩き方を考えて使いこなしたいです。
ページ拝見させていただきました。
「12人分のスノーシュー」圧巻ですね!
前に使っていたものはMSRより滑らなくて1万円だったので、
皆さんMSRというのもまたすごいと感じてしまいます。
私は皆さん使っているMSRというのはさぞ凄いアイテムなのかと奮発し購入したんですが、
その前から使っていた安いものの方が爪が大きく安定していて、
アイゼンに替えなければならない氷化しか斜面でもそのまま歩けたのでMSR手放しました。
はやりアトラスヘリウムは滑るのですね。
ヤマレコにもヤマップにも同じご意見複数いただきまして
やはり皆さんそう感じていたんだと驚き、明らかな欠点ではないかと感じました。
販売サイトのレビューではそんな意見は一切ないんですけどどうしてでしょうかね。
でも同形状のスノーシューの多いこと。
アトラスもtabusも以前は刃が後ろまである形状があったはずなのに、なぜこんな改良をしてしまうんだろう?って不思議です。
板の後半がプラスチックだけなので、歩き方で何とかするにはずっと横歩きするしかない
基本的な事なのにどうしてなんでしょう?
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