古城山（山県市）

2024年02月17日(土) [日帰り]

• GPS: 02:20
• 距離: 6.8km
• 登り: 375m
• 下り: 364m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:01
• 休憩: 0:18
• 合計: 2:19

8:38 おおが城山公園駐車場
8:43 8:43 古城山登山口（健脚コース）
9:39 9:56 古城山
10:09 10:10 はじかみ林道登山口（ゆったりコース）
10:25 10:25 城山展望台
10:53 10:53 古城山登山口（健脚コース）
10:57 おおが城山公園駐車場

2/17、山県市にある古城山に行って来ました。美濃市にも古城山という山がありますが、そこを調べているうちに、山県市にも同じ名の山があるという事に気付き、セットで登る事にしました。
どちらも昔は城があった山ですが、山県市の古城山は、土岐氏の大桑城があった場所。斎藤道三に美濃を奪われた土岐頼芸が居城とした城で、大桑城は三度も道三に落とされたようです。山頂からは道三が居を構える金華山が見えており、頼芸はどんな気持ちで眺めていたのだろうかと思わず考えてしまいました。久しぶりに司馬遼太郎の「国盗り物語」を読みたくなりました。
山県市が力を入れて整備しているようで、城跡各地の看板もたくさん。QRコードでYoutubeのリンクが貼ってあったりと、なかなか楽しみながら登れました。登山としては急登もあり結構きつめ。甲冑を着て登るのはかなり大変だったろうに、道三はどうやって落としたんだろうと思いを馳せました。
山頂には3〜4mのミニチュア(というには大きいけど)の天守閣が！ただの看板では無く、しっかりと立体で作られたミニ天守はなかなかの存在感。地元の方に愛された山だと感じました。また、山頂からの景色も良く、思った以上に楽しい山でした。
個人的には、途中にあった「マムシ注意」という看板に美濃の蝮と呼ばれた道三の絵が描いてあったのがツボに入りました(笑)。


続ぎふ百山: 25/131

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

2/17 8:38

おおが城山公園の駐車場からスタート。

2/17 8:40

土岐氏の最後の居城 大桑城(おおがじょう)があった場所です。

2/17 8:41

大桑城の説明。結構大規模な山城だったようです。

2/17 8:42

斎藤道三に攻め落とされたようです。

2/17 8:43

来た場所ごとに分かれたカウンター。

2/17 8:48

最初は広い林道を少し歩きます。

2/17 8:49

登山口

2/17 8:50

大きく抉れているのは、自然なのか、城の機構なのか？

2/17 8:57

シダに覆われた道。なかなかの急登で、軽い観光気分だと厳しいくらいです。

2/17 9:05

アセビ(馬酔木)

2/17 9:06

もう満開！

2/17 9:15

岩門があったとされる場所

2/17 9:15

各所に詳しい説明看板があります。

2/17 9:15

番所跡

2/17 9:19

発掘調査の様子を紹介するYoutubeのQRコードが貼ってありました。

2/17 9:25

伝「馬場」跡。山から出撃する時は急斜面を馬で降りたのかな？

2/17 9:25

伝「馬場」の説明

2/17 9:27

ノキシノブ(軒忍)？

2/17 9:29

チラチラと麓の風景が見えてきました。

2/17 9:30

堀切の説明

2/17 9:31

石垣跡がいくつか残っています。

2/17 9:33

堅堀の説明

2/17 9:33

深い谷に見えるけど、人力で掘ったという事？？

2/17 9:36

台所

2/17 9:36

邸宅があった場所のようです。

2/17 9:37

春風亭昇太師匠と行く大桑城というYoutubeの番組まで制作しているようです。山県市、力を入れてるなぁ。

2/17 9:37

最後の天守台までは急登。

2/17 9:38

これは攻め上がるの大変だ。

2/17 9:39

天守台

2/17 9:39

天守台の説明

2/17 9:39

観てみましたが、なかなか勉強になりました。

2/17 9:39

天守台からの眺め。

2/17 9:40

曇って暗いのが残念だけど、流石に麓を一望できます。

2/17 9:40

2/17 9:40

お詣りしていきます。

2/17 9:41

立派な天守が！

2/17 9:42

実際は3〜4mくらいのミニチュア版(？)。それでも気合を入れて作ったのがわかります。

2/17 9:41

良い眺め！奥に金華山も見えました。土岐頼芸からすると、斎藤道三に奪われた稲葉山城が見えるというのはどんな気分だったんだろうか。。。

2/17 9:42

展望図

2/17 9:43

2/17 9:43

真ん中が稲葉山城(のちの岐阜城)があった金華山

2/17 9:44

大桑城関係年譜。3回も斎藤道三に落とされているんだ。。。

2/17 9:46

2/17 9:46

天守台の裏手に古城山の山頂。

2/17 9:46

山県市名山めぐりのイメージキャラクターというのまであるそうです。

2/17 9:50

石垣跡にも寄ってみます。

2/17 9:51

石垣跡

2/17 9:52

下山は「はじかみコース」。序盤は新しく迂回路が作られています。

2/17 9:53

まだ作られたばかりの道なのか、踏み固まっておらず、ズルズル。。。

2/17 9:55

途中の展望台から。

2/17 9:55

迂回してきた元の道。崩れたようにも見えないけど？？

2/17 9:56

岩がゴツゴツして、登山としても楽しい山です。

2/17 9:58

猿馬場跡の説明

2/17 9:58

猿馬場跡

2/17 9:58

地元の小学生が作ったクイズ。答えが裏に書いてあるというのが良い。他にもいくつかありました。

2/17 10:01

また迂回路。安全のためというより、石垣などの遺跡を守るための迂回路なのかな？

2/17 10:01

進みたくなる岩峰だけど、行ってはダメとなっています。

2/17 10:02

階段が設置された急勾配。

2/17 10:04

狭いトラバース道も。低山だけど楽しい。

2/17 10:05

「マムシ注意」！！
美濃の蝮と呼ばれた斎藤道三と掛けているのが秀逸！
三度も落とされているからね。。。

2/17 10:08

パラグライダーの離陸場がありました。

2/17 10:08

手前で落下したら森の中。。。

2/17 10:09

道路まで降りてきました。

2/17 10:13

あとは長い舗装道路歩き。雰囲気は良いのでのんびり歩きます。

2/17 10:18

青空も見えているんだけど、雲が多い。。

2/17 10:21

城山展望台によります。

2/17 10:24

城山展望台。

2/17 10:25

展望台の上に上がりました。

2/17 10:25

展望台からの眺め。山頂からの方が展望が良いです。

2/17 10:26

2/17 10:33

ピンクと白の梅の木が植えてありました。

2/17 10:35

もうすぐ春ですね。

2/17 10:35

このあと、駐車場まで戻り、無事下山しました。続いて美濃市の方の古城山に移動です。

撮影機器：

EOS M200 ボディ CANON

感想

suzuroad

2/17、山県市にある古城山に行って来ました。美濃市にも古城山という山がありますが、そこを調べているうちに、山県市にも同じ名の山があるという事に気付き、セットで登る事にしました。
どちらも昔は城があった山ですが、山県市の古城山は、土岐氏の大桑城があった場所。斎藤道三に美濃を奪われた土岐頼芸が居城とした城で、大桑城は三度も道三に落とされたようです。山頂からは道三が居を構える金華山が見えており、頼芸はどんな気持ちで眺めていたのだろうかと思わず考えてしまいました。久しぶりに司馬遼太郎の「国盗り物語」を読みたくなりました。
山県市が力を入れて整備しているようで、城跡各地の看板もたくさん。QRコードでYoutubeのリンクが貼ってあったりと、なかなか楽しみながら登れました。登山としては急登もあり結構きつめ。甲冑を着て登るのはかなり大変だったろうに、道三はどうやって落としたんだろうと思いを馳せました。
山頂には3〜4mのミニチュア(というには大きいけど)の天守閣が！ただの看板では無く、しっかりと立体で作られたミニ天守はなかなかの存在感。地元の方に愛された山だと感じました。また、山頂からの景色も良く、思った以上に楽しい山でした。
個人的には、途中にあった「マムシ注意」という看板に美濃の蝮と呼ばれた道三の絵が描いてあったのがツボに入りました(笑)。


続ぎふ百山: 25/131