ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 648025
全員に公開
ハイキング
東海

下呂御前山(空谷山)

2015年05月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.0km
登り
1,113m
下り
1,114m

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
1:10
合計
8:00
7:30
80
下呂駅
8:50
0:00
110
10:40
10:50
30
八合目
11:20
12:20
110
14:10
0:00
80
15:30
水明館
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
 先日、御前山に登って泊まった飛騨萩原駅を7:10分に発ち、7:21分に下呂駅に着く。今日は同窓会で下呂泊まりなのでゆったり登山ができる。
コース状況/
危険箇所等
 登山道は良く踏まれており、危険個所などは無い。国土地理院の1/25,000地図には標高700m付近より上には林道が書かれていないが、林道は続いている。描かれている標高670m付近のS字カーブから三つ目のS字カーブの所に東屋があり。その少し先の標高740m付近に登山口の案内板がある。これより先も古い林道に沿った緩い登りで、五合目の標高900m付近まではそれが続く。それより上は少し山道らしくなるが、山頂に至るまで急な登りの無い歩きやすい道である。山頂からの眺めは非常に良い。
その他周辺情報  駅の下のガードをくぐって飛騨川を対岸に渡ると、登って行く大洞川沿いは「雨情公園」と名を付けた河川公園とされている。ザックを背負って温泉街を歩くのは場違いな感じであるので、一段低い川沿いの遊歩道を歩くのが良いかもしれない。
 早朝の下呂駅前である。奥に見える白地に赤書きの歓迎塔の左脇を通って高山線の線路をくぐる道路を降りて行く。
2015年05月24日 07:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 7:32
 早朝の下呂駅前である。奥に見える白地に赤書きの歓迎塔の左脇を通って高山線の線路をくぐる道路を降りて行く。
 アンダーパス道路の先に、これから目指す御前山の峰が見える。 
2015年05月24日 07:35撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 7:35
 アンダーパス道路の先に、これから目指す御前山の峰が見える。 
 下呂の老舗旅館「水明館」の脇を通って飛騨川に架かる橋に向かう。今夜はこの旅館で小・中学校の同窓会である。
2015年05月24日 07:36撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 7:36
 下呂の老舗旅館「水明館」の脇を通って飛騨川に架かる橋に向かう。今夜はこの旅館で小・中学校の同窓会である。
 飛騨川の川岸には露天風呂がある。服を着た人は見えるが、入浴している人はいないようである。
2015年05月24日 07:38撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 7:38
 飛騨川の川岸には露天風呂がある。服を着た人は見えるが、入浴している人はいないようである。
 川に沿った旅館街の道路を北東に向かって進む。一段低い川沿いに遊歩道が造られている。帰りはこの遊歩道を歩いた。
2015年05月24日 07:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 7:42
 川に沿った旅館街の道路を北東に向かって進む。一段低い川沿いに遊歩道が造られている。帰りはこの遊歩道を歩いた。
 道沿いに進んで橋を渡り、渡ったらすぐに左折して川沿いの小道に入る。道路脇に「御前山登山口」の案内がある。
2015年05月24日 07:48撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 7:48
 道沿いに進んで橋を渡り、渡ったらすぐに左折して川沿いの小道に入る。道路脇に「御前山登山口」の案内がある。
 左の川沿いは下呂温泉を愛した詩人、野口雨情の名を付した河川公園とされており、道の脇には立派な公衆トイレがある。
2015年05月24日 07:50撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 7:50
 左の川沿いは下呂温泉を愛した詩人、野口雨情の名を付した河川公園とされており、道の脇には立派な公衆トイレがある。
 道路脇には「猩々袴群生地」とした案内板があるが、この標高ではもうショウジョウバカマの花季節は過ぎている。
2015年05月24日 08:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 8:07
 道路脇には「猩々袴群生地」とした案内板があるが、この標高ではもうショウジョウバカマの花季節は過ぎている。
 道路脇の木に付けられた、熊出没注意の案内。この熊はまともなツキノワグマが描かれている。目撃情報があるらしい。
2015年05月24日 08:09撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 8:09
 道路脇の木に付けられた、熊出没注意の案内。この熊はまともなツキノワグマが描かれている。目撃情報があるらしい。
 飛騨の名物「朴葉寿司」を包む朴の木が育てられている。田植えの頃に作る、この大きな葉っぱで包んだ朴葉寿司は美味い。
2015年05月24日 08:09撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 8:09
 飛騨の名物「朴葉寿司」を包む朴の木が育てられている。田植えの頃に作る、この大きな葉っぱで包んだ朴葉寿司は美味い。
 鮮やかな紫はアザミである。
2015年05月24日 08:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 8:16
 鮮やかな紫はアザミである。
 1/25,000地図には無い二つ目のS字カーブの所には水道施設のような建物がある。
2015年05月24日 08:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 8:44
 1/25,000地図には無い二つ目のS字カーブの所には水道施設のような建物がある。
 三つ目のS字カーブの所にある東屋。この少し先に登山口がある。
2015年05月24日 08:48撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 8:48
 三つ目のS字カーブの所にある東屋。この少し先に登山口がある。
 登山口にある案内板の拡大写真である。この登山口の標高はEL730mとされている。
2015年05月24日 08:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 8:51
 登山口にある案内板の拡大写真である。この登山口の標高はEL730mとされている。
 登山口からは写真のような緩い道が続く。古い林道のような感じである。所々にショートカットらしい道があるが、初めてなので案内の通りに進む。
2015年05月24日 08:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 8:56
 登山口からは写真のような緩い道が続く。古い林道のような感じである。所々にショートカットらしい道があるが、初めてなので案内の通りに進む。
 舗装した林道に出る。右へ少し歩き、案内に沿って左の山道に入る。
2015年05月24日 09:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 9:17
 舗装した林道に出る。右へ少し歩き、案内に沿って左の山道に入る。
 ここの入り口には恐ろしい熊を描いた「熊出没注意」の案内がある。月の輪熊はもっと可愛い顔だが、注意喚起のため恐ろしくしたのかも?
2015年05月24日 09:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 9:20
 ここの入り口には恐ろしい熊を描いた「熊出没注意」の案内がある。月の輪熊はもっと可愛い顔だが、注意喚起のため恐ろしくしたのかも?
 五合目を過ぎると尾根を登る登山道らしい感じの山道になる。しかし、勾配はそれほどきつくない。
2015年05月24日 09:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 9:52
 五合目を過ぎると尾根を登る登山道らしい感じの山道になる。しかし、勾配はそれほどきつくない。
 再び林道を横断する。今度はダートの林道である。
2015年05月24日 10:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 10:11
 再び林道を横断する。今度はダートの林道である。
 標高1,100m付近にあるお助け水の案内。水場はほぼ水平に100mほど歩いたところにあった。
2015年05月24日 10:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 10:16
 標高1,100m付近にあるお助け水の案内。水場はほぼ水平に100mほど歩いたところにあった。
 七合目の標高1,140m付近まで新しい林道が造られているが、今はここで止まっている。
2015年05月24日 10:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 10:25
 七合目の標高1,140m付近まで新しい林道が造られているが、今はここで止まっている。
 石がゴロゴロする登山道になるとすぐに崩壊地が現れ、北西方向の見晴らしが良くなって雪を被った白山が見える。
2015年05月24日 10:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
5/24 10:33
 石がゴロゴロする登山道になるとすぐに崩壊地が現れ、北西方向の見晴らしが良くなって雪を被った白山が見える。
 登山道は崩壊地修復工事の索道をくぐって付け替え道を登る。道は付け替えられてからかなり年月がたっているようである。
2015年05月24日 10:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 10:44
 登山道は崩壊地修復工事の索道をくぐって付け替え道を登る。道は付け替えられてからかなり年月がたっているようである。
 八合目の遥拝所跡とされる主尾根の広場である。丸太ベンチなどがあり、一服するに良いところである。
2015年05月24日 10:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 10:47
 八合目の遥拝所跡とされる主尾根の広場である。丸太ベンチなどがあり、一服するに良いところである。
 九合目に向かう緩い坂道である。一直線で遠い先まで見えるので、疲れた足には気分的にこたえる。
2015年05月24日 10:59撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 10:59
 九合目に向かう緩い坂道である。一直線で遠い先まで見えるので、疲れた足には気分的にこたえる。
 疲れた気分を癒してくれるのは、可愛い赤色のツツジのつぼみである。
2015年05月24日 11:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
5/24 11:06
 疲れた気分を癒してくれるのは、可愛い赤色のツツジのつぼみである。
 高岩大権現神社とされる分岐点であるが、まずは頂上へ向かう。
2015年05月24日 11:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 11:16
 高岩大権現神社とされる分岐点であるが、まずは頂上へ向かう。
 少々傾いているが、標高1,411mの下呂御前山頂上を示す立派な標柱と方位版である。
2015年05月24日 11:24撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
2
5/24 11:24
 少々傾いているが、標高1,411mの下呂御前山頂上を示す立派な標柱と方位版である。
 東北東には水蒸気を噴き上げる御嶽山が大きく見える! 
2015年05月24日 11:24撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 11:24
 東北東には水蒸気を噴き上げる御嶽山が大きく見える! 
 写真は良くないが、北西には真っ白な白山が見える。御嶽山や乗鞍岳に比べて雪が多いようである。
2015年05月24日 11:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 11:25
 写真は良くないが、北西には真っ白な白山が見える。御嶽山や乗鞍岳に比べて雪が多いようである。
 山頂は広く、眺めは良い。三角点の標柱が二つ並んでいる。その一つは御料局三角点とされている。
2015年05月24日 11:27撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 11:27
 山頂は広く、眺めは良い。三角点の標柱が二つ並んでいる。その一つは御料局三角点とされている。
 昨日登った萩原の御前山も見える。
2015年05月24日 11:37撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
5/24 11:37
 昨日登った萩原の御前山も見える。
 今日の噴煙はずいぶん黒っぽく見えて、空の雲と一体につながっている。
2015年05月24日 12:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
5/24 12:10
 今日の噴煙はずいぶん黒っぽく見えて、空の雲と一体につながっている。
 北東には乗鞍岳も見える。その左には北アルプスの名峰が並んでいるはずだが、残念ながら今日は見えない。
2015年05月24日 12:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 12:18
 北東には乗鞍岳も見える。その左には北アルプスの名峰が並んでいるはずだが、残念ながら今日は見えない。
 真下には下呂の温泉街が見える。この山は実に360度の見晴らしがきくので、空気の澄む秋に登るのが良いと思われる。
2015年05月24日 12:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 12:20
 真下には下呂の温泉街が見える。この山は実に360度の見晴らしがきくので、空気の澄む秋に登るのが良いと思われる。
 帰りに寄った高岩大権現神社。正に、垂直に切り立った大岸壁の岩の上に祀られている。
2015年05月24日 12:35撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 12:35
 帰りに寄った高岩大権現神社。正に、垂直に切り立った大岸壁の岩の上に祀られている。
 帰り道の五合目付近で見た綺麗なツツジ。
2015年05月24日 13:46撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
1
5/24 13:46
 帰り道の五合目付近で見た綺麗なツツジ。
 珍しい放し飼いの鶏。大きな雄鶏が三羽の雌鶏を守るように堂々と歩いている。常にメス鳥との間に立ってこちらを睨んでいるのには感心した。
2015年05月24日 14:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 14:34
 珍しい放し飼いの鶏。大きな雄鶏が三羽の雌鶏を守るように堂々と歩いている。常にメス鳥との間に立ってこちらを睨んでいるのには感心した。
 河川公園の野口雨情の胸像。下呂駅から歩く場合はこの川沿いの散策道を歩くと良い。
2015年05月24日 15:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 15:08
 河川公園の野口雨情の胸像。下呂駅から歩く場合はこの川沿いの散策道を歩くと良い。
 大洞川は飛騨川に合流する。向かいには水明館が見える。ここから道路に上がって飛騨川に架かる橋を渡れば下呂駅はすぐである。
2015年05月24日 15:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
5/24 15:17
 大洞川は飛騨川に合流する。向かいには水明館が見える。ここから道路に上がって飛騨川に架かる橋を渡れば下呂駅はすぐである。

感想

 下呂御前山の山頂の見晴らしは素晴らしい。バカチョンカメラの写真では綺麗に表現できないが、御嶽山や乗鞍岳、白山が良く見える。北アルプスの名だたる山々も見えるはずであるが、水蒸気の多い今の季節は遠望は無理である。空気の澄んだ秋の季節が良いと思われる。
 山頂の眺めは素晴らしいが、途中の登山道は大半が変化に乏しい林道歩きである。長い道路歩きは面白くないので、山頂から西北西に向かう尾根を回って尾根伝いに帰ることも考えたが、山頂部の地形が険しくて道を見つけられなかった。八合目から東の尾根を経由するルートが良いのかもしれない。次の機会に挑戦してみたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:951人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 東海 [日帰り]
下呂午前山(空谷山)大洞登山口往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら