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Yamareco

記録ID: 648127
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

数馬の切通し〜根岩越え〜氷川

2015年05月28日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:40
距離
4.6km
登り
656m
下り
650m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:48
休憩
0:53
合計
3:41
距離 4.6km 登り 656m 下り 659m
13:28
16
13:44
14:30
39
数馬の切通し
15:09
40
白丸側登山口入
15:49
15:56
60
ゴンザス尾根
16:56
13
氷川側登山口出
17:09
奥多摩駅
天候 曇り

気象庁発表:小河内 (標高530m)の気温
13:30 23.1℃

気象庁発表:小河内 (標高530m)の気温
17:10 21.8℃
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
【行き】
電車:JR青梅線・白丸駅

【帰り】
電車:JR青梅線・奥多摩駅
コース状況/
危険箇所等
白丸集落からゴンザス尾根へのルート、最初こそ踏み跡が鮮明ですが、水源あたりから不鮮明となります。

ゴンザス尾根から氷川側へのルート、アンテナから少し下ったあたりに分岐がありますが、判り辛いので注意。
分岐から少し下るとすぐ道が鮮明になります。

今回のルート、写真21(時刻は16:11頃)の分岐、左手の赤テープ側が正解です。右手の青テープを下るとどこに出るのか不明。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=648127&pid=84850c6e273d57534514369359b748da

氷川屏風岩を東へ抜けた後、南側へ踏み跡が暫く続いてますが、5分もしない内に切り立った谷間に突き当たって詰みます。
今回下山に使った尾根道ルートとは別に沢道ルートもあるようですが、その沢道ルートともまた違うようです。
http://www.climbing-net.com/iwaba_detail/%E6%B0%B7%E5%B7%9D%E5%B1%8F%E9%A2%A8%E5%B2%A9/

氷川側のルート、急な場所には全般的に虎ロープが張られていますが、いつ張られてどのぐらい劣化しているかも定かではありませんので、使わないほうが宜しいかと思います。
今回は緊急用に細引きをたまたま使わずに済みましたが、どういう事態に遭遇するのか判らないのでザイル・細引きなどは必要と思います。
数馬の切通し手前の谷間。元禄時代の道に沿って整備されたようです。
2015年05月28日 13:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 13:51
数馬の切通し手前の谷間。元禄時代の道に沿って整備されたようです。
この谷を無理矢理登れば恐らく方角的にゴンザス尾根へ至るのでしょうが、足下の脆さや落ち葉の堆積や地形を見るに、かなり厳しそう。
2015年05月28日 13:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 13:52
この谷を無理矢理登れば恐らく方角的にゴンザス尾根へ至るのでしょうが、足下の脆さや落ち葉の堆積や地形を見るに、かなり厳しそう。
右側が切通し部分、左側が宝暦時代の古道跡らしいですが…。
2015年05月28日 13:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
3
5/28 13:55
右側が切通し部分、左側が宝暦時代の古道跡らしいですが…。
ちょっと進むと完全に谷間へ落ち込んでいます。
2015年05月28日 13:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 13:57
ちょっと進むと完全に谷間へ落ち込んでいます。
反対側から見たところ。今は崩落しちゃったけど宝暦時代は歩けていたという事なんでしょうかね。
2015年05月28日 14:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 14:01
反対側から見たところ。今は崩落しちゃったけど宝暦時代は歩けていたという事なんでしょうかね。
最近の落石と思われる石を見ると煤が付着していました。切通しを掘るときに火を焚いていたそうですが、当時の残骸?まさかね。
2015年05月28日 14:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 14:07
最近の落石と思われる石を見ると煤が付着していました。切通しを掘るときに火を焚いていたそうですが、当時の残骸?まさかね。
さらに上に登ると巨石が。良く見ると、岩肌にはかなり昔のものと思われるハーケンやボルトがあちこちに打ち込まれてます。
2015年05月28日 14:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 14:12
さらに上に登ると巨石が。良く見ると、岩肌にはかなり昔のものと思われるハーケンやボルトがあちこちに打ち込まれてます。
巨石の間から下界を覗かせて貰いました。いやー見晴らしは良いですが、こんな所から落ちたら怪我どころじゃないですね。
2015年05月28日 14:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 14:18
巨石の間から下界を覗かせて貰いました。いやー見晴らしは良いですが、こんな所から落ちたら怪我どころじゃないですね。
大天狗社は土台がこんなにも嵩上げされていました。
2015年05月28日 14:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 14:24
大天狗社は土台がこんなにも嵩上げされていました。
一通り見て回ったので、数馬隧道まで下りました。このゴツゴツとした荒さが素晴らしい。
2015年05月28日 14:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 14:31
一通り見て回ったので、数馬隧道まで下りました。このゴツゴツとした荒さが素晴らしい。
再び白丸集落まで戻り、ゴンザス尾根へのルートへ取り付きます。ここは集落の外れから登山道へ入る所。
2015年05月28日 15:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 15:10
再び白丸集落まで戻り、ゴンザス尾根へのルートへ取り付きます。ここは集落の外れから登山道へ入る所。
集落の水源でしょうかね。ここまでは度々来訪者があるのか、比較的踏み跡は判りやすいと思います。
2015年05月28日 15:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 15:18
集落の水源でしょうかね。ここまでは度々来訪者があるのか、比較的踏み跡は判りやすいと思います。
だんだん踏み跡が薄くなり、自分の進んでいるルートが正しいのか怪しくなっていきます。
2015年05月28日 15:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 15:22
だんだん踏み跡が薄くなり、自分の進んでいるルートが正しいのか怪しくなっていきます。
尾根へ出る途中、こんな平坦な場所が3箇所くらい階段状に続いていましたが、なんでこんな地形なんでしょう。整地した形跡もあります。
2015年05月28日 15:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 15:34
尾根へ出る途中、こんな平坦な場所が3箇所くらい階段状に続いていましたが、なんでこんな地形なんでしょう。整地した形跡もあります。
ストーブまでありました。作業小屋でもあったのでしょうかね。40年前の航空写真まで調べましたが、結局良く判りませんでした。
2015年05月28日 15:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
5/28 15:36
ストーブまでありました。作業小屋でもあったのでしょうかね。40年前の航空写真まで調べましたが、結局良く判りませんでした。
この中央の杉の木、幹に上から下まで引っ掛けたような傷がありますが、恐らくクマが登った跡かと思います。林業関係者が登ってもこんな跡は普通付かないです。
2015年05月28日 15:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 15:40
この中央の杉の木、幹に上から下まで引っ掛けたような傷がありますが、恐らくクマが登った跡かと思います。林業関係者が登ってもこんな跡は普通付かないです。
まとわりつくハエに悩まされながら、ゴンザス尾根へ出ました。さすがに道が鮮明。
2015年05月28日 15:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 15:48
まとわりつくハエに悩まされながら、ゴンザス尾根へ出ました。さすがに道が鮮明。
ゴンザス尾根を少し登ると、錆びたアンテナが何も言わず立っていました。
2015年05月28日 15:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 15:56
ゴンザス尾根を少し登ると、錆びたアンテナが何も言わず立っていました。
分岐を探し、いよいよゴンザス尾根の脇から氷川方面に下ります。
2015年05月28日 16:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:06
分岐を探し、いよいよゴンザス尾根の脇から氷川方面に下ります。
尾根を少し下ると鉄塔があります。この脇を通り、更に下ります。
2015年05月28日 16:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:08
尾根を少し下ると鉄塔があります。この脇を通り、更に下ります。
この黄色い日原線標識のあたりで尾根が分岐します。(判り辛いですが)左側は赤テープ、右側は青テープです。左の赤テープ側を下ります。
2015年05月28日 16:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:11
この黄色い日原線標識のあたりで尾根が分岐します。(判り辛いですが)左側は赤テープ、右側は青テープです。左の赤テープ側を下ります。
急に虎ロープが増え、ルートが厳しくなっていきます。
2015年05月28日 16:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:16
急に虎ロープが増え、ルートが厳しくなっていきます。
急な岩場には、かなり強引に梯子が掛けられていました。
2015年05月28日 16:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:19
急な岩場には、かなり強引に梯子が掛けられていました。
この梯子、手摺りがかなりグラグラするので、いわゆる梯子登り(下り)するのが一番無難かと思います。
2015年05月28日 16:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:22
この梯子、手摺りがかなりグラグラするので、いわゆる梯子登り(下り)するのが一番無難かと思います。
まだまだ岩と落ち葉が繰り返す急斜面が続きます。
2015年05月28日 16:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:27
まだまだ岩と落ち葉が繰り返す急斜面が続きます。
氷川屏風岩へ到着。ちょっと先の東側まで回り込んで視察。
2015年05月28日 16:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:29
氷川屏風岩へ到着。ちょっと先の東側まで回り込んで視察。
屏風岩はさすが高いですね。もう夕方近いのにまだ上のほうは陽が差しています。新旧のハーケンが入り乱れて刺さっており、歴史を感じさせる岩場だと思いました。
2015年05月28日 16:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:32
屏風岩はさすが高いですね。もう夕方近いのにまだ上のほうは陽が差しています。新旧のハーケンが入り乱れて刺さっており、歴史を感じさせる岩場だと思いました。
20分ほど尾根道を下って山を出ました。氷川浄水場付近の高台から奥多摩を一望。
2015年05月28日 16:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
5/28 16:56
20分ほど尾根道を下って山を出ました。氷川浄水場付近の高台から奥多摩を一望。
撮影機器:

感想

昔、元禄年間に数馬の切通しが出来る前は、白丸〜氷川を通るには根岩越えを通っていたそうです。
その根岩越えを辿ってみました。
ついでに、今まで脇を何度も素通りして一度も見たことがなかった、数馬の切通しも見てきました。

今回のルート、実は始め日向集落からゴンザス尾根を登り、途中から氷川側へ下る事も考えていましたが、先人達の辿った道を忠実に歩いてみようと白丸集落から入る事にしました。

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