焼肉竹の親父の山歩記 誕生山(岐阜県) 綺麗な沢沿い西洞ルートで


- GPS
- 02:41
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 379m
- 下り
- 360m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
もう2年近くも悩まされている足裏の障害(足底筋膜炎)もあり、なかなか長距離には踏み出せないでいることも一因ではあるが、このところ、岐阜県の多彩なゆる山に魅了され巡回している。
この日、多くの人がチョイスするメインの尾根ルートで上り、東洞ルートで下山する予定であったが、登山口🅿️に車を止めると、少し離れた駐車地から車に乗りかけていた女性がこちらに近寄って来られ、「作業の方ですか?」と訊ねられ、そうではないと応えると「伐採作業中ですので西洞の方から登ってください」とのこと。どうやら関係者のよう。
仕方なく車で5分ほどの西洞ルート登山口に車を移動させる。
こちらのルートは下調べをしておらず、丁度降りてきた人に道の様子を伺うと、所々急なところはあるけれど、そんなにキツくはないとのこと。
当初とは異なるコース、少々落胆気味だったが、歩き始めてすぐ、綺麗で落ち着いた沢沿いの道。
その雰囲気に呑まれるようにして堪能している自分がいた。
わずか半時間ほどで一旦、天王山と誕生山の分岐となる稜線に出た。
しばらくフラットな道を心地よく歩くと、再度やや急な登りになった。
コンクリートの階段に誰かの名前や文字がマジックなんかで書かれてあり楽しい。
今日登る予定であった反対側のルートには、さばいどるで有名なYouTuberのかほなんのサインもあるらしく、ミーハーなおじさんは頂上付近を探してみたが、後で調べると、どうやら中腹あたりにあるらしい。
それはそうと、ただただ山頂の展望デッキからの絶景に圧倒されていた。
能郷白山に白雪の恵那山、シンボルの岐阜城が誇らしげな、この前に登ったばかりの金華山、遠くに陽炎のような名古屋市のビル群、足下には美しい曲線を描き光り輝く長良川、低くゆったりとした雲の流れ、そして何よりこの日、この山の上で遅いランチを食べるのには有り難すぎる暖かな初春の日差し。
何もかもが感謝の気持ちにさせる環境に身を預けていた。
ただ、この前に登った、優しさと愛に溢れたまるまる山から受け取った印象とは異なる、外からの侵入者扱いのさまざまな標識などに書かれた文面。
「すわるな、取るな、止めるな」などなど。
これはしかし、人気のある山の特徴、宿命というべきかな?
やはり、駐車場にもゴミが散乱していたし、以前駐車を許可して下さってたJAさんが一部だったのを全面駐車禁止になさったことからも窺い知れる。
「来た時より美しく」はキャンプだけではなく山でも共通のルール。
みんながみんな、そうではないことはわかってるので、せめて目についたゴミだけでも拾っていこうと思う。
山を楽しむために。
山を愛するが故に。
出会った人と笑顔で挨拶を交わせるためにも。
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