四国お遍路 三日目 十二番焼山寺

2024年03月03日(日) [日帰り]

• GPS: 07:02
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,358m
• 下り: 1,135m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 1:25
• 合計: 7:47

7:17 スタート地点
7:31 7:32 藤井寺
8:54 9:00 長戸庵
9:57 9:59 柳水庵
11:19 11:24 一本杉庵（浄蓮庵）
12:59 14:09 焼山寺
15:04 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り，一日中山中で寒さ厳しかった

アクセス

藤井寺門前宿泊先から焼山寺付近宿泊施設まで歩き

コース状況／危険箇所等

ほとんど山道土道，空海が歩いた遍路みちで「遍路ころがし」はさすがに厳しかった。道幅が人一人の塹壕みちのところが多いが，林道幅の広いみちもある。道標はしっかりしていて迷うことはまずない。
トレランの練習に相応しいコースらしく、実際にランナーとすれ違った。

その他周辺情報

展望が良いところには，休憩ベンチが設けられている。途中の庵には、簡易トイレがあるところもあった。

写真

3/3 7:17

藤井寺でお世話になったお宿を出発。焼山寺のお宿までまで「荷物サービス無料」があり、今日だけは「車🚗遍路さん」みたいな軽ウォークで空海さんよりも身軽に動ける一日❓

3/3 7:31

前日に納経した藤井寺仁王門に到着。朝のご挨拶，そして本日の無事をお願いする

3/3 7:40

「へんろころがし」始まりました

3/3 7:51

本日のへんろみちは，「最後まで残った空海のみちウォーク」と呼んでいるらしい。空海さんのブランディング効果は絶大❓

3/3 7:53

登り始めてすぐに昨日渡った吉野川と反対側の阿波市を眺める展望が現れた

3/3 8:56

登り始めて1時間40分で，長戸庵に

3/3 8:57

お大師さんが修行のために開設した施設らしい，小さな庵

3/3 9:07

吉野川方向の飽きない景色。空海さんに感謝。そして，この景色を見られる自分の幸福が嬉しい

3/3 9:08

絶景ポイントには，展望ベンチがあり、座ってしまうとなかなか離れられない

3/3 9:10

3/3 9:17

焼山寺へ向かう空海ウォークは大体こんな感じ。中でも登りが険しいところを「へんろころがし」と呼んでいるらしい。

3/3 9:57

人間社会での生活のベースです。これが分かれば，誰に対しても自然に敬意を持って接することができる

3/3 9:58

焼山寺までのはほぼ中間地点

3/3 9:58

柳水庵，大きな修行施設､お地蔵さんたちが迎えてくれました。昔はもちろんお坊さんが常駐されていたが，今は無人。納経は，焼山寺納経所でできる

3/3 9:59

空海さんありがとう

3/3 9:59

3/3 10:12

着きました「柳水庵無料休憩所」
三年前の夏，夕方遅くここで日が暮れて，一晩お世話になった。電灯の無い小屋に一人で，ゲリラ豪雨の夜を不安に過ごした一夜､ありがたい小屋です

3/3 10:11

休憩所なので原則宿泊は禁止🈲
体調が良くない人は一泊だけはよいが，連泊はダメ。違反者は警察に通報するらしい‼️

3/3 10:10

三年前の一夜を思いながらゴロン

3/3 10:32

いよいよ、焼山寺を目指して最後の空海ウォークに入ります。新しい道標には，英語の表記も

3/3 10:32

3/3 10:35

突然，局所に氷のオブジェ

3/3 10:52

焼山寺の空海ウォークに現れた各種の指導標識。

3/3 11:12

焼山寺への最後のピーク一本杉の階段が

3/3 11:14

両分かれした大きな木の根元に空海さんの修行像。ここでしか拝めない空海さん

3/3 11:16

3/3 11:26

お地蔵さんとお墓，みんな仲良く

3/3 11:31

綺麗な山道が続きます。ずっと見ていても飽きません

3/3 11:42

これだけ目立つ看板はなかなか，

3/3 11:49

吉野川とは反対側の鮎喰川方向の景色が見えてきた。焼山寺は近い

3/3 11:55

3/3 12:41

あと460mで焼山寺山門に

3/3 12:41

3/3 12:45

車へんろのための大きな駐車場に立ち寄った。そこには，この魅力的な看板参拝

3/3 12:47

空海ウォークから山門までの最後の道の途中に鬼子母神

3/3 12:55

焼山寺に着きました

3/3 12:57

3/3 13:08

よくお読みください

3/3 13:08

3/3 13:11

気持ちよく心込めて鐘撞きました

3/3 13:12

3/3 13:12

普通の札所の大師堂には「弘法」と書かれているが、焼山寺の大師堂には「弘法大師」。特別な札所ならでは

3/3 13:16

3/3 14:08

焼山寺をあとに今夜のお宿へ向かいます

3/3 14:11

竹の中にポツンとお遍路さん

3/3 14:34

3/3 14:34

杖杉庵の空海さんと衛門三郎

感想

Tong-san

十一番藤井寺標高　37m
焼山寺本堂　標高　756m
焼山寺奥の院標高　806m 未訪問)

二回目の焼山寺、楽しかった。しかし、やはり難所であり，明日の十三番までの道も厳しく，かつ長い。次回は，奥の院も訪れたい

焼山寺の納経　他の札所とは違う
時間　08:00-16:30
納経料　¥500 駐車場　¥500
参拝者以外の納経帳への御朱印はいただけない。

宿泊　「すだち庵」　　比較的最近出来たゲストハウス，ライダーハウス　¥6800/二食付き
宿泊客の4割は外国人との事で，日本人は歩きお遍路さんが中心。今まで焼山寺にはこの種の施設がなかったのでいつも混んでいるらしい。旅館，ホテル，民宿とは違うのでその点はよく理解して利用する。
部屋にはエアコンとお布団以外は無い。民家を改装したお部屋なので，階段が大変険しい「へんろころがし」となっており，夜間の利用には，注意が必要です。トイレ，お風呂，洗面所は一階のみ　　お湯も一階まで取りに行く。食事は簡素，シニア歩きお遍路には十分だけど，若者には足りないだろう。

神山高校まで下ると神山溫泉♨️があり，このすだち庵が送迎してくれる。但し今回は，昨年の豪雨で温泉施設が破損して，その修復作業が大幅に遅れているため，残念。円安で資材の高騰、人手不足の影響はここまで広がっている

天候にも恵まれ素晴らしい一日だった。空海さんありがとうございます。