記録ID: 6530756
全員に公開
ハイキング
四国
高知県完歩の旅
2024年03月04日(月) 〜
2024年03月06日(水)
ア?ドッポ
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 16:35
- 距離
- 71.7km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,377m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:51
10:56
231分
スタート地点
14:47
宿泊地
2日目
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:14
7:13
434分
宿泊地
14:27
宿泊地
3日目
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:31
5:55
331分
宿泊地
11:26
ゴール地点
1日目
10：57 奈半利駅-11：24 北川村境-12：50 崎山集落-14：07 日浦集落-14：48 ゆずの里（宿）
2日目
7：13 宿-8：11 平鍋郵便局-10：05 島集落-12：38 新久木トンネル-14：27 馬路温泉
3日目
5：56 宿-7：19 瀬切集落-8：24 与床集落-9：27 間下集落-10：33 安田川大橋-11：26 田野駅
10：57 奈半利駅-11：24 北川村境-12：50 崎山集落-14：07 日浦集落-14：48 ゆずの里（宿）
2日目
7：13 宿-8：11 平鍋郵便局-10：05 島集落-12：38 新久木トンネル-14：27 馬路温泉
3日目
5：56 宿-7：19 瀬切集落-8：24 与床集落-9：27 間下集落-10：33 安田川大橋-11：26 田野駅
| 過去天気図（気象庁） | 2024年03月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
今回のコースは魚梁瀬（やなせ）森林鉄道の遺跡が多数あるようです。
奈半利駅はくろしお鉄道後免・奈半利線の終着駅です。
高架が羊羹かカステラのようにスパッと切られています。
高架が羊羹かカステラのようにスパッと切られています。
浜渦姓は数か所で見かけました。なぜ目に留まったか？”かの浜渦”もきっと近在の出身だろうと頭を過ぎった。
関西の右翼で青嵐会当時から石原慎太郎のブレーンを務めた人物である。都知事時代は副知事にも任命された。
しかし、今流でいえば超ド級のパワハラで有名だった。
豊洲移転問題か？で偽証に問われ、石原慎太郎が馬謖を切ったことで話題になった。その後も石原慎太郎には厚遇されたが、猪瀬知事になって切られた後はニュースに出てこない。
3/4 11:19
浜渦姓は数か所で見かけました。なぜ目に留まったか？
”かの浜渦”もきっと近在の出身だろうと頭を過ぎった。
関西の右翼で青嵐会当時から石原慎太郎のブレーンを務めた人物である。都知事時代は副知事にも任命された。
しかし、今流でいえば超ド級のパワハラで有名だった。
豊洲移転問題か？で偽証に問われ、石原慎太郎が馬謖を切ったことで話題になった。その後も石原慎太郎には厚遇されたが、猪瀬知事になって切られた後はニュースに出てこない。
”かの浜渦”もきっと近在の出身だろうと頭を過ぎった。
関西の右翼で青嵐会当時から石原慎太郎のブレーンを務めた人物である。都知事時代は副知事にも任命された。
しかし、今流でいえば超ド級のパワハラで有名だった。
豊洲移転問題か？で偽証に問われ、石原慎太郎が馬謖を切ったことで話題になった。その後も石原慎太郎には厚遇されたが、猪瀬知事になって切られた後はニュースに出てこない。
北川村に入りました。ゆづと言えば隣りの馬路村が全国的だが、今回の旅行プランを作成中にゆづの名産地としりました。
森林会館。魚梁瀬森林鉄道があったほどなので、現在でも林業は村の主要産業でしょう。
自信をもって”ゆづ”と言えませんが、ここにある限り、ゆづでしょう。
あの一角に中岡慎太郎の生家があるようですが、パスしました。高知を旅するごとに思うことがある。倒幕に貢献した人物が多い（坂本、武市、中岡、後藤、吉村など）高知県が、なぜこれほども貧しい県で時代から取り残されたのか？
3/4 12:28
あの一角に中岡慎太郎の生家があるようですが、パスしました。高知を旅するごとに思うことがある。倒幕に貢献した人物が多い（坂本、武市、中岡、後藤、吉村など）高知県が、なぜこれほども貧しい県で時代から取り残されたのか？
修験者が残していったお札だが、日付も名前もない。以前、神奈川県の丹沢山系で見かけたときは、日付もあり高野山の修行僧を分かりました。
3/4 14:00
修験者が残していったお札だが、日付も名前もない。
以前、神奈川県の丹沢山系で見かけたときは、日付もあり高野山の修行僧を分かりました。
以前、神奈川県の丹沢山系で見かけたときは、日付もあり高野山の修行僧を分かりました。
そもそも、このお札は、どのような場所に残していくのだろうか？ 疑問が湧きました。
不思議なことに、山にあって、橋は大小、形状、色に拘わらず存在感があります。
今夜の宿です。北川村も明日の馬路村も宿は一択で旅人に選択権はありません。コスパが良い、タイパが良い宿を見つけるのも徒歩旅の楽しみの一つなのに。残念である。
楽しみも減り、金も減る。
3/4 14:43
今夜の宿です。
北川村も明日の馬路村も宿は一択で旅人に選択権はありません。コスパが良い、タイパが良い宿を見つけるのも徒歩旅の楽しみの一つなのに。残念である。
楽しみも減り、金も減る。
北川村も明日の馬路村も宿は一択で旅人に選択権はありません。コスパが良い、タイパが良い宿を見つけるのも徒歩旅の楽しみの一つなのに。残念である。
楽しみも減り、金も減る。
フロントは歩いてきた右の道路の延長上にあると思いました。あにはからんや左の方へ小さな矢印があります。
私が利用しているGPSの地図には、このトンネルは開通しておらず、川沿いの旧ルートになっています。地図上は旧ルートの方が近道のようなので、宿で確認したら、この新しいトンネルでしか上流に行けないそうです。普段なら聞かずに近そうな旧道を進むのに、今回は”虫のしらせ？”で確認してラッキーでした。
3/5 7:15
私が利用しているGPSの地図には、このトンネルは開通しておらず、川沿いの旧ルートになっています。地図上は旧ルートの方が近道のようなので、宿で確認したら、この新しいトンネルでしか上流に行けないそうです。
普段なら聞かずに近そうな旧道を進むのに、今回は”虫のしらせ？”で確認してラッキーでした。
普段なら聞かずに近そうな旧道を進むのに、今回は”虫のしらせ？”で確認してラッキーでした。
平鍋橋を渡って右岸を歩きます。宿のフロントの女性は右折して東洋町に向かう道が好きだと言っていました。これから私が進む道は”鬱蒼としているので”と理由を教えてくれました。私も赤線繋ぎのスマートな形は安田、馬路、北川、東洋へコースと計画しました。しかし、馬路村のあと、東洋町まで宿が無いので諦めました。
3/5 8:25
平鍋橋を渡って右岸を歩きます。宿のフロントの女性は右折して東洋町に向かう道が好きだと言っていました。
これから私が進む道は”鬱蒼としているので”と理由を教えてくれました。私も赤線繋ぎのスマートな形は安田、馬路、北川、東洋へコースと計画しました。しかし、馬路村のあと、東洋町まで宿が無いので諦めました。
これから私が進む道は”鬱蒼としているので”と理由を教えてくれました。私も赤線繋ぎのスマートな形は安田、馬路、北川、東洋へコースと計画しました。しかし、馬路村のあと、東洋町まで宿が無いので諦めました。
二股橋。森林鉄道の軌道を利用して、今も役立っています。住民は『めがね橋』と読んでいるようです。
雨が降っているとも降っていないとも言える微妙な天気ですが、好きな光景です。
フロントの女性が、好きでない理由を言っていたことが判ります。
これは堀ヶ生（ほりがお）橋。待避所があるのが珍しいです。
これは堀ヶ生（ほりがお）橋。待避所があるのが珍しいです。
遍路旅でもよく見かけたが、高知県にはこのような創作案山子？が多いです。
移動販売車です。”マルナカ”と表示していたが、独自なのか”とくし丸”との連携か不明である。最近は地域スーパーと連携した”とくし丸”をよく見かけるようになった。調べてみると創業以来、11年でトラック1006台、売り上げ21億円（2022年5月）である。ドライバーの年収は平均500万円だそうです。売れ残ってもドライバーには損失になりません。地域スーパーの負担です。お客さんは送料の代わりに少し割高で購入している理屈です。
3/5 10:29
移動販売車です。”マルナカ”と表示していたが、独自なのか”とくし丸”との連携か不明である。最近は地域スーパーと連携した”とくし丸”をよく見かけるようになった。調べてみると創業以来、11年でトラック1006台、売り上げ21億円（2022年5月）である。ドライバーの年収は平均500万円だそうです。売れ残ってもドライバーには損失になりません。地域スーパーの負担です。お客さんは送料の代わりに少し割高で購入している理屈です。
犬吠橋。これも森林遺跡ですが、通行できません。県道は迂回しています。
いよいよ高知県最後の未当踏地に入ります。雨も知らぬ間に強くなってきました。
宿で朝食用のお弁当を用意してくれたので、朝食を済ませての早立ちです。昨今は宿で食べてから出ると言っても、作ってくれない宿が多いので助かります。通常、早立ちの時は前日に買ったおにぎりやパン、カップ麺が朝食です。
3/6 6:07
宿で朝食用のお弁当を用意してくれたので、朝食を済ませての早立ちです。昨今は宿で食べてから出ると言っても、作ってくれない宿が多いので助かります。
通常、早立ちの時は前日に買ったおにぎりやパン、カップ麺が朝食です。
通常、早立ちの時は前日に買ったおにぎりやパン、カップ麺が朝食です。
同じゆづの産地でも北川村と馬路村の違いは役所のかかわり方のような気がしました。
安田町に入りました。馬路村は抜けたが、赤線はまだ繋がっていません。
こちらの釜ヶ谷橋も森林鉄道遺跡ですが、側面を撮影しづらいので通過しました・。
昔はこのような光景をよく見かけました。今では縁側、まして広縁がある家を作る人は珍しいでしょう。無駄に広いと言うよりはゆとりの空間です。
3/6 7:43
昔はこのような光景をよく見かけました。
今では縁側、まして広縁がある家を作る人は珍しいでしょう。無駄に広いと言うよりはゆとりの空間です。
今では縁側、まして広縁がある家を作る人は珍しいでしょう。無駄に広いと言うよりはゆとりの空間です。
美しい段々畑。そこに繋がる山々の形も良いです。
残念なのは生憎の天候です。
残念なのは生憎の天候です。
どこでもそうですが、昔の人は大変な労力をかけて石積みをしたことに驚きます。
狭い農地を最大限に生かすためでしょう。作業や資材を入れる小屋が安田川の土手側に並んでいます。
清岡治之助の顕彰碑。清岡姓もよく見かけました。高知では多くの人が幕末から維新にかけて奔走し、若くして亡くなっています。この人は奈半利川河畔で仲間と共に処刑されたそうです。
3/6 9:34
清岡治之助の顕彰碑。清岡姓もよく見かけました。
高知では多くの人が幕末から維新にかけて奔走し、若くして亡くなっています。この人は奈半利川河畔で仲間と共に処刑されたそうです。
高知では多くの人が幕末から維新にかけて奔走し、若くして亡くなっています。この人は奈半利川河畔で仲間と共に処刑されたそうです。
山が重なり合っていたのが、"山が離れました"（私独自の表現）。海は近い！隙間を目指せ！
四国は瓦屋根の家が多く楽しい。悲しいかな。瓦の名称がよくわからない。右側の妻入建屋の1階部分の大棟に火除けの鴟尾（しび）らしきものが見える。
1
3/6 10:27
四国は瓦屋根の家が多く楽しい。悲しいかな。瓦の名称がよくわからない。
右側の妻入建屋の1階部分の大棟に火除けの鴟尾（しび）らしきものが見える。
右側の妻入建屋の1階部分の大棟に火除けの鴟尾（しび）らしきものが見える。
やっと出ました大海原、太平洋です。四国遍路で2017年4月20日にここを通過しました。
赤線繋ぎで最大の喜びは、以前に歩いた地点に別ルートから再訪することです。苦楽を越えたその後に待つなんとも言えない喜びです。体験者にしか味わえない愉悦のひと時です。
1
3/6 10:32
やっと出ました大海原、太平洋です。
四国遍路で2017年4月20日にここを通過しました。
赤線繋ぎで最大の喜びは、以前に歩いた地点に別ルートから再訪することです。苦楽を越えたその後に待つなんとも言えない喜びです。体験者にしか味わえない愉悦のひと時です。
四国遍路で2017年4月20日にここを通過しました。
赤線繋ぎで最大の喜びは、以前に歩いた地点に別ルートから再訪することです。苦楽を越えたその後に待つなんとも言えない喜びです。体験者にしか味わえない愉悦のひと時です。
ごく自然にお墓は海を向いて建立されています。公文姓が多くみられたが、公文は高知県海岸部に多い姓です。有名な公文塾を創設した公文公も高知の出身です。
1
3/6 11:02
ごく自然にお墓は海を向いて建立されています。
公文姓が多くみられたが、公文は高知県海岸部に多い姓です。有名な公文塾を創設した公文公も高知の出身です。
公文姓が多くみられたが、公文は高知県海岸部に多い姓です。有名な公文塾を創設した公文公も高知の出身です。
昔の人は、通りの格子を見ただけで何業の店かが分かったそうです。
昔ながらの町並を残しながら、すぐ近くに近代的な街並みが整備された田野駅周辺です。。
「大人が変われば、子供も変わる」
どうかなぁ？ 今の大人は変われないでしょう！
「教育が変われば、子供も変わる」
どうかなぁ？ 今の大人は変われないでしょう！
「教育が変われば、子供も変わる」
感想
今回の旅は高知県未踏地の赤線繋ぎである。北川村と馬路村の2村が高知県で未踏でした。当初プランでは安田、馬路、北川、東洋を考えた。しかし、1日の行程、宿の有無、山間部などを考慮して今回の案に決定した。意図したわけではないが、奈半利、北川、馬路、安田、田野の5町村にまたがる魚梁瀬森林鉄道の遺跡を歩いた旅でした。時に人間も乗車できたようでが、奈半利川流域は魚梁瀬杉の運搬、安田川流域は物資輸送に供せられたようです。魚梁瀬ダムの完成と共に廃線となり、その軌道跡は林道などの道路に転用され、そこを歩いたことを知りました。
中岡慎太郎、公文公、浜渦武生などを思い起こす旅になりました。
高知県は幕末の志士を多く輩出して、明治維新を経て現代に至っています。その高知が現在では日本でも貧しい県になっているのが、何とも悲しい。まるで種を播く人、育てる人、収穫する人と分かれているようで悲しいです。
高知県完歩に25日間を要し、798Kmを歩きました。
参考までにお四国遍路は30日間で、1235Kmでした。
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