大台ヶ原 三度目の大台は雨中の西大台原生林へ
ikomaniyon
tuki4
- GPS
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- 距離
- 9.9km
- 登り
- 491m
- 下り
- 487m
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→開拓分岐→展望台→開拓分岐→ナゴヤ谷→大台教会→大台ヶ原駐車場
| 天候 | 晴のち曇 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
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感想
3度目の大台は少々雨模様の西大台へ。
東大台と違ってこれといったピークはなく、短絡的な意味での登山とは異なりますが、
ブナやトウヒの深い原生林と落差200mを超える中ノ滝や西ノ滝の源流域を楽しめました。
明治期に開拓の手が入った西大台が、今はまた森に呑まれ自然に帰ろうとしているのを感じられ、
また、北海道の名付親でもある松浦武四郎の碑も建てられ分骨もされている小さな丘が、
原生林の下でコケに埋もれようとしているのも感慨深い光景でした。
【2024年4月9日作成の過去レコです】
※開拓跡の森で遭難者を捜索中の消防団の方たちに出逢いました。
数日前から行方不明になっている登山者の捜索だそうですが、初めて”捜索隊”をナマで見て、
あまり現実感のなかった”遭難”を身近に感じてしまいました。
また、不謹慎ながら、消防団の法被がカッコいいなと見惚れたのもよく覚えています。
しばらく後で、展望台からの折り返しに開拓分岐のあたりで昼食を摂っていると、
また捜索隊。目撃情報を尋ねられましたが、先ほどの捜索隊とは別口だとか。
え⁉そんなに遭難が多いの⁇と絶句しました。
※西大台は2007年9月から日本で初めての利用調整地区に指定されており、
事前に近畿地方環境事務所への入山申請と入山料支払のうえで、
当日大台ヶ原ビジターセンターでレクチャーを受けてようやく入山できます。(平日50人休日100人)
大台ヶ原の自然を守るための規制ですが、ならば、地味であまり人の入らない西大台だけではなく、
明らかにオーバーユースに陥っている東大台にこそ導入すべきではと思います。
さらに、富士山にもと願ってやみません。
いずれにしても、このころはまだ立入規制などはなくて、自由に立ち入り、
西大台の深い原生林を胸いっぱいに楽しめました。
※利用調整地区となった西大台には、2020年8月に再訪しましたが、
👉https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2525508.html
適度に整備され、明るくなった森の道を気持ちよく歩ける一方で、
残念ながら”自然に帰りつつある”雰囲気はなくなったように思いました。
四半世紀近くたったのだからしかたないのかもしれません。。
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良い時に西大台へ行かれましたね。30年近くも前ですからその当時の雰囲気は残っていないのでしょう。以前から行きたいと思いつつ果たせないでいます。なにせ大台は遠いですし、手続きも面倒で先延ばしにして今に至っています。
仰るとおり東大台も規制すべき時期に来ているように思います。駐車場の車を見ただけでオーバーユースと解ります。
大台ヶ原と言えば小・中学生の息子３人を連れて大杉谷を下ったことがありました。若い頃から山に親しんでいた家内が良いとこだから行こうと言うので、良く調べもせずに出かけましたが、幼い子供連れで行くところでは無いと実感しました。
出発数日前にシシ淵で大阪の50歳代の男性が滑落死したニュースが報道されていたのですが、その段階で中止すべきだったと反省した次第です。
二度目に行って、あのころとは全然変わってしまったとは思いましたが、それでも来てよかったと思いました。
この先、もし三度目に行ったら、きっと同じように来てよかったと思いそうです。
アクセスは、あの当時の谷底のぐねぐねの道ではなく、トンネルとループ橋で行きやすくなっていますし、機会があればぜひ。
それから、又剣山から竜口尾根を縦走し逆峠の手前で西へ折れて小処温泉に下るルートも広義では西大台です。
東ノ川の大渓谷を挟んで、大蛇�瑤鬚呂犬疆貘臑罎寮箏覆�眺められます。アクセスが難しいのですがこちらもぜひ。
大杉谷、特に下りは子連れでは大変でしたね。上から下から三度訪ねましたが、なお行きたいと思う渓谷です。
ご存知かとは思いますが、かつてとんでもない遭難事故があり、考えさせられることの多い地ですが、それでもなお。
いつもコメントありがとうございます。
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