天空の茶畑と「国見岳」手前まで

2024年03月14日(木) [日帰り]

• GPS: 07:20
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,745m
• 下り: 1,751m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:02
• 休憩: 0:50
• 合計: 7:52

7:44 スタート地点
8:48 9:09 国見峠
12:52 13:04 国見峠
14:45 15:02 天空の遊歩道
15:35 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り
稜線で北西の風
初め2〜3m
昼頃から5m
遠望は霞む

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国見岳スキー場を目指し 県道32号を詰める
国見峠の手前数百m 鉈の岩屋 下の入口少し先で積雪のため進めなくなったところで 路側の広い所に停めた
コンビニは16kmくらい手前に有る
峠の滋賀県側は崩落のため通行止め

コース状況／危険箇所等

林道→国見峠→KDDI管理地を往復した
ほぼ雪道歩き 日当りの関係などで雪が無いところも有る
固いところはわずかで滑り止めは未使用
雪崩れの不安を感じたのはごくわずかで避けて歩いた

林道は往路は締まっていて 深くて20cm沈み 復路は緩んで最大60cm沈んだ
林道上の斜面はほとんど雪が付いてなかったので雪崩れの不安は無い

峠から歩いた登山道は尾根通し 道標とマークは少ないが迷うところは無い
終盤で岩塊斜面を避けて 夏道が浅くて急な沢を渡るところは少し雪崩れていたので直登した
KDDI管理地から山頂にむかうと 立て続けに三回 腰まで踏み抜いた 消耗するのでワカンもスノーシュウも無しでは無理かと 引き返した

下山後 少し移動して天空の茶畑を歩いた

その他周辺情報

かすがモリモリげんき村で汗を流した
温泉では無いが 伊吹山の薬草を使った薬湯が売り 440円
天空の茶畑のガイドマップを提示すると400円

岐阜のマチュピチュ？天空の茶畑 マチュピチュに茶が生えていることは無いと思うが 展望地から見下ろす茶畑は一度は見たい
往復20〜30分
案内所でもらえるガイドマップでげんき村の入浴が1割 40円引きになる

写真

3/14 6:09

朝焼けを背に
国見岳スキー場を目指す

3/14 6:10

紅白梅の先に
国見岳が見えてくる

3/14 6:26

谷が広がって
右が国見岳
中が大禿山
左が御座峰

3/14 6:57

国見岳スキー場
リフトトップの
右上に虎子山

3/14 6:59

国見岳スキー場
ゲレンデベースの
先は貝月山

3/14 7:00

国見峠に続く林道
鉈の岩屋 下の入口
前日のわだちが有る
トレースに期待できる

3/14 7:45

左がブンゲン
別名射能山
向こう側は
奥伊吹スキー場

3/14 7:48

路側に車を捨てて
歩き始めたら すぐに
前日のわだちは終わり
トレースも無い

3/14 8:17

貝月山の右に
小津三山か？

3/14 8:25

ゲレンデの先
右はブンゲン
左は虎子山

3/14 8:34

林道歩きだけでも楽しい
沈み深さはこの付近で
雪が締まって20cm
帰りはゆるんで50cm！

3/14 8:49

県境の国見峠
右上は虎子山方向

3/14 8:50

虎子山の登山道に
道と書いたプレート
キン肉マンの額の
文字を思い出した

3/14 8:52

国見峠は夏の登山口
駐車場の正面に伊吹山
雲をかぶっていた
滋賀県側は崩壊通行止め

3/14 8:56

国見岳を目指し左の尾根へ
鉈の岩屋の案内も有る

3/14 9:07

ウサギ

3/14 9:15

シカ
雪がほどよく締まって
ケヅメの痕も残る

3/14 9:40

鉈の岩屋 上の入口
この先 道標・マーク少ない
すべて尾根通しに歩いた

3/14 10:00

ブンゲン

3/14 10:38

カレンフェルトか？
苔の岩塊で斜度を増す
古い固定ロープ有り
マップは岩塊を右に巻くが
木につかまって直登した

3/14 10:33

コースに少ないマーク
岩塊帯を右に巻くけれど
急沢のトラバースは
避けたい

3/14 11:55

帰りに見ると
沢地形で軽く雪崩れてる
行きには無かったぞ

3/14 11:16

猿登りを終わると
展望広場に出た
KDDI管理地の看板有り

3/14 11:28

貝月山
雲が増えて影ってきた

広場の先で立て続けに
腰まではまる 坪足の限界
転進を決めた

3/14 12:14

ミニ雪庇と言うか
雪堤ができている

3/14 12:39

振り返る国見岳
山頂は右奥の方

3/14 12:49

峠まで下りた

3/14 12:50

伊吹山の
雲が取れた

3/14 12:51

伊吹山山頂の山小屋

3/14 15:17

転進して
岐阜のマチュピチュ？
天空の茶畑へ移動した

3/14 14:25

茶畑の中に
さざれ石が有る
君が代で唄う石だ
伊吹山周辺で見る礫岩？

3/14 14:50

展望地から見下ろす茶畑
国見岳・大禿山・御座峰は
完全に逆光だった

3/14 15:30

ストレート畝の茶畑は
機械摘み対応
不成形の畑は昭和以前の
手摘み時代の骨董畑
この中にハートが有るって

3/14 15:44

かすがモリモリげんき村
温泉では無いが
伊吹山の薬草の薬湯が
人気

3/14 16:48

天空の茶畑
ガイドマップで
440円→400円

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

感想

つうぶう

先人のトレースをあてに雪山を歩こうと、虫の良いプランだった。
目指したのは 国見岳スキー場、トレースしだいで、国見岳か御座峰まで行けるだろうか？
スキー場のゲレンデを右に見ると、国見峠の林道には、前日の車のわだちが有る。
幸先良いぞ、トレースが残っているだろう。
車の腹をするので、路側に駐車した。
期待を持って歩き始めたが、先行車のわだちはすぐに終わり、その先に足跡は無い。
あては外れたが、行けるとこまで歩こう。
ザクザクでグリップの良い雪は締まっている。
林道は踏み抜いても10〜20cm。
国見峠が夏の登山口で、正面に伊吹山を見上げたら左折する。
道標やマークが少ないが、ひたすら尾根をたどってKDDI管理地に出た。
東に開けた展望広場だ。
国見岳が近いが、落とし穴帯が始まった。
立て続けに腰まで落ちること三回。
脱出するのに消耗する。
これはあかん、坪足の限界だ、転進を決めた。
帰りは、歩いた跡を踏めば歩きやすい。
これぞ トレースの威力だと思ったら、気温が上がって雪がゆるみ、林道でも60cmの踏み抜きに驚いた。
転進した天空の茶畑から、急斜面の茶畑を見下ろしながら、正面に国見岳、大禿山と御座峰を見上げた。