雪の武田菱を見たくて

2024年03月16日(土) [日帰り]

• GPS: 06:08
• 距離: 7.6km
• 登り: 694m
• 下り: 787m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:03

9:30 アルプス第1ペアリフト終点
9:39 9:41 地蔵の頭
11:09 11:09 小遠見山
11:53 11:58 中遠見山
12:44 13:01 大遠見山
13:56 13:59 中遠見山
14:25 14:36 小遠見山
15:25 15:25 地蔵の頭
15:28 15:29 アルプス第1ペアリフト終点
15:36 15:37 白馬五竜アルプス平
15:38 ゴール地点

天候

晴れ　暖かく、春霞で柔らかい風合いの日
午前中は風が強かった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

エイブル白馬五竜スキー場の無料駐車場利用

コース状況／危険箇所等

沢山の登山者が歩かれていて、しっかりとしたトレースがあった。多くの人はダブルストックとアイゼンで歩いていた。スノーシューの人も僅かだがいた。
ピッケルを使っている人は少なめ。(私は小遠見山でピッケルにした。)
大遠見山手前に急傾斜のやや長めのトラバースがある。ピッケルは安心感があった。大半の方たちはここもダブルストックだったようだ。

その他周辺情報

白馬塩の道温泉　倉下の湯　https://www.kurashitanoyu.com/
・・・茶褐色のお湯でした(^^)

写真

エイブル白馬五竜スキー場
左が券を持っている方の列
右が券を買って乗る人の列(なかなか進まなーい💦)

3/16 8:49

ゴンドラからの景色

3/16 8:51

ゴンドラから降りるとアルプス平
夏は花園になる　(白馬五竜高山植物園)
目の前には唐松岳と八方尾根　白馬三山
見えているリフトはこれから乗るアルプス第一ペアリフト

3/16 8:51

アルプス第一ペアリフトと五竜岳の武田菱

3/16 9:16

ペアリフトを降りてスキー場を眺める
奥には雨飾山　焼山　火打山　妙高山　高妻山など新潟の山々と長野の飯綱山など

3/16 9:16

ここで登山準備
12本爪アイゼンとダブルストックで出発！

目の前に唐松岳　
少しお喋りした方達からお聞きしたこと。・・・実は唐松岳に行きたかったけれど強風のため登山客は八方尾根スキー場のゴンドラに乗せてもらえず、急遽こちらに来たと。
そんな方達も少なからず遠見尾根に来られたようだ。

地蔵の頭の地蔵ケルン
鐘の下に見えるのは白馬鑓ヶ岳

3/16 10:27

最高の天気　沢山の登山者♪

3/16 10:29

北アルプス南部の山々が見えた

3/16 10:29

雪庇💦

3/16 10:31

シュカブラ

3/16 11:00

目の前には鹿島槍ヶ岳から五竜岳　
右端は白岳
鹿島槍ヶ岳は北峰だけ見えている

3/16 11:00

五竜岳〜唐松岳

3/16 11:06

小遠見山に到着　
360度の景色👀　沢山の方達が満面の笑顔で景色を眺めている
ダブルストックからピッケル⛏️に持ち替える(今期お初のピッケル)

3/16 11:07

鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳

3/16 11:08

新潟の山々など

3/16 11:11

北アルプス南部の山々　爺ヶ岳　鹿島槍ヶ岳

peak finederでカンニング

3/16 11:13

爺ヶ岳も猫耳っぽい🐈

3/16 11:33

武田菱　かっこいい✨

3/16 11:35

小遠見山の少し先から冷たい強風に晒されるようになる
アウターを羽織る

3/16 11:45

3/16 11:52

中遠見山に到着

3/16 11:53

皆さん思い思いにあちこちの陽だまりでゆっくり(^^)

3/16 11:53

新潟の名峰など

3/16 12:00

3/16 12:06

鹿島槍のカール(カクネ里)が美しい

3/16 12:06

さぁ、大遠見山に向かおう

3/16 12:07

大遠見山へ
急に人が少なくなった
振り返っても私の後から来る人がいないし、前の方も遠い。ちょっと心細いけど、行ってみよう。

3/16 12:15

わっ♪テント♬
テント周りを整えている方にお願いして写真撮らせて頂いた🎶素敵です(^^)

3/16 12:23

ボーダー🏂が颯爽と私を追い越して行きました(^^)

3/16 12:37

鹿島槍ヶ岳　あっ✨猫耳になっている😺
北峰しか見えなかったのが、南峰も見える❣️

3/16 12:39

そして武田菱は大きく見えるようになった

先行していた方たちが目的地までで引き返し、すれ違いが多くなる

3/16 12:47

気づいたら大遠見山を少し過ぎていた。
改めて武田菱を眺める。
山が輝いている。

3/16 12:48

五竜岳　かっこいい

3/16 12:48

鹿島槍ヶ岳　美しい

3/16 12:48

振り返ると新潟の山々や四阿山や浅間山など

3/16 12:51

鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳

3/16 13:01

大遠見山近くから
大きな樺の木と新潟の山々

3/16 13:09

長いトラバースの途中で安全確保してパシャ
傾斜が分かりにくいけど、ここは転んで滑ったらアウトの場所
ピッケルをしっかり刺して安全確保しては慎重に歩いた。
ここもダブルストックの方が大半。皆さん、凄いバランス感覚だなぁ。どうかお気をつけて。

3/16 13:14

名残惜しいけど、さあ、下山。
まず中遠見山を目指して　

3/16 13:22

美しい鹿島槍ヶ岳。もう北峰しか見えない

3/16 13:25

中遠見山へ登り返し💦

3/16 13:33

ハチミネキレットの鹿島槍ヶ岳〜五竜岳

3/16 13:45

中遠見山山頂からハチミネキレット

3/16 13:56

五竜岳～唐松岳～八方尾根の眺め
八方尾根の上に白馬三山が顔を覗かせている　そして小蓮華岳、白馬乗鞍岳など縦走路上の山々が続いている

3/16 13:57

白馬三山をアップ

3/16 13:59

新潟の山々

3/16 14:02

さあ小遠見山へ

3/16 14:13

クリームたっぷり

3/16 14:22

小遠見山山頂に到着

小遠見山
あの方達は何をやっているんだろう。残念、お聞きすれば良かったなぁ。

3/16 14:28

広々🎶

peak finederでカンニング

3/16 14:30

とっても気になって勝手に写真撮ってしまいました🙇‍♀️ 雪洞作っているのかなぁ。
それにしてもすごい景色

3/16 14:35

さぁ、あとはスキー場目指そう
結構長いぞ　雪庇がよく見える

3/16 14:28

雪庇アップ

3/16 14:42

新潟の山々や白馬山の山並み見ながらのんびり歩いて行く

3/16 14:58

スキー場を見下ろす
中央右寄りの白い小ピークが地蔵の頭

3/16 15:25

地蔵の頭に到着

3/16 15:25

地蔵ケルン
時間が止まったように晴れている

3/16 15:37

最後はスキーヤーやボーダーの方たちの邪魔にならないようにハラハラ注意しながらスキー場を歩き、横切り戻ってきた💦

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

あさがお

最高の天気。なんて贅沢な一日だろう。目の前には夏に歩いた後立山連峰のパノラマ。雪を纏ったハチミネキレットの岩肌は複雑な陰影で白く輝き、たっぷり雪をつけた八方尾根はクリームの輝き。ただただ胸がいっぱい。

小遠見山では槍ヶ岳や奥穂高岳などが見えた。先に進むにつれ、五竜の武田菱がどんどん大きくなる。大遠見山近くに来ると、北峰しか見えなかった鹿島槍が南峰も見えて猫耳に(^^)


足が止まってばかり。夢見心地で歩いた一日だった。

写真は残念ながら下手過ぎ。ごめんなさい🙇‍♀️




《備忘録》
明け方3時半に家を出て、長距離ドライブ。
白馬五竜スキー場に7時半頃に着いた。駐車場はすでにかなりの車で埋まっていたけれど、まだ余裕があった。8時過ぎにロープウェイ順番待ちの列に並ぶ。30分ほど並んでやっとロープウェイに乗れた。(切符のある人はほぼ待ち時間無し)

(ゴンドラ往復券はネットで買えない・・・多分。並ぶほかない。料金は3000円。この券で「地蔵の頭」行きのアルプス第一ペアリフトにも乗れる。リフトは下りは使えない。ほぼその距離分ハラハラしながらスキー場を歩き下り、横切り、ゴンドラ乗り場に戻ることになる。ここが一番の難所だった。登山者の言い分だけど、帰りもリフトに乗れるようにして欲しいな。)

リフトを降りて登山準備。登山者は夏山より多いほど。(後から知ったけれど、どうも唐松岳を目指していた方たちは強風のため白馬八方スキー場のゴンドラに乗れず、仕方なくこちらに回った、そんな方も多かったようだ。)
アイゼン装着、ダブルストックでスタート。アイゼンがよく効く。一歩一歩が楽しい。

小遠見山は賑わっていた。ここが目的地の方達はゆっくり景色を堪能して戻って行かれた。私も絶景に深呼吸。そしてダブルストックからピッケルに持ち替えた。今季初のピッケル⛏️。この先もダブルストックで歩いている方が大半。確かにその方が歩きやすいかも。
中遠見尾根が目的地の方達も多かった。大展望の陽だまりでお昼ご飯を食べるのが楽しみのようだった。
大遠見山に向かう人もパラパラいる。後半、急斜面のそこそこ長いトラバースがある。転んだらただでは済まない。ビビリの私は一歩一歩ピッケルをしっかり雪に突き刺し安全確認をしながら歩いた。ストックの方達はバランス感覚が凄いなぁと驚嘆しながらも、どうぞお気をつけてと祈りながら。
西遠見山まで向かった健脚の方たちもいたし、テントを張っている武者も複数いらした。日没を眺め翌朝五竜岳に向かうんだろうなぁ。勇者だなぁ😍。


空全体に春霞がかかり、空も青というより優しい水色。登りは強風が吹きつけたが下りは次第に収まった。不思議に午後になっても雲が無い。最後は時間が止まったような潤んだような空気のなか山を下ってきた。


日帰り温泉で汗を流し、帰路についた。家に着いたら22時を過ぎていた。幸せな長い一日だった。

コメント

Nima

あさがおさん、おはようございます！

「雪の武田菱」凄いですね！素晴らしいですね〜！私は怖くて雪山には行けない里山専門のビビリなので、こういった雪山のレコを拝見するのは自分も行った気になれてとっても楽しいです！素晴らしい天気にも恵まれ、素晴らしい絶景を見られてよかったですね〜😄！

これから先は雪崩なんかも起きやすい時期かと思いますので、くれぐれもご安全に楽しまれてください！また素晴らしいレコをお待ちしていますぅ😄 大変お疲れ様でした！

ではでは〜😊

あさがお

Nimaさん、こんばんは🌆

グリーンシーズンの武田菱もカッコイイのですが、白い縁取りに浮かび上がる武田菱、見たかったんです(^^)
天気に恵まれて、お陰様で大展望を堪能出来ました。

こちらは、ストックで歩かれる方も多い、雪山とは言え、割と穏やかなコースです。でも、やはり雪山ならではの危険があるので、気を抜かず歩かなければならないですね。

この日は天気予報でもあちこち雪崩警報が出ていました。今回のコースは尾根上のコースなので、雪崩の危険はそれほど心配しなくても良かったのですが、それでもやはり家族への連絡、登山届とココヘリは忘れないようにしました。安全に帰ってこそですものね。これからも、本当ですね、気をつけなくちゃ。

コメントありがとうございます♪

maroeri

白馬を日帰りですかー💦
やってやれない事はないけども、なんかもったいないって思ってしまう貧乏性の私です😉

私は去年、初めてココを歩きました♪
穏やかな晴れの日で風も弱く薄着でOKなほどでした。
鹿島槍と五竜の迫力、すごいよね‼️
白い姿のそれは、夏の景色とは又違う迫力と威厳を感じました✨

先週、八方尾根経由で唐松チャレンジしたけれど、強風（爆風）で撤退💧
同じ尾根でも、八方の方が標高が高い分気候が厳しいのかなぁって感じました。
風の強い寒い中を耐えて歩いても楽しくない。
ワタシはポカポカ陽気の中、雪山を楽しみたいタイプ、美味しいとこ取りが好き笑

あさがお

maroeriさん

確かにこの日は泊まりが良かっただろうなー。絶対綺麗な夕焼けと朝焼けだったろうから。うーん、確かに勿体なかったなぁ💦こんなところでつい、ケチってしまうなぁ。

そっか、maroeriさんも歩いたんだったね。うん、小遠見山までは、薄着で良かったけど、午前中は風が吹き抜けるところは強風だった💦。でも、耐風姿勢取るほどでは全然なかったから、まあまあだったな。

青空の一日。凄い絶景で幸せすぎた。
ほんと、鹿島槍と五竜の迫力にはやられたな❣️うん、確かにそう威厳があった。行って良かったなー。

唐松は残念だったね。でも雪景色も夜空、朝焼けも、かなり堪能してたよね💕。次に繋がるね(^^)

しかし、雪楽しんでるね❣️渋い選択にも拍手です👏👏👏

コメントありがとうございます♪