榛名黒岩でマルチ練習

2024年03月16日(土) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

黒岩は、群馬県高崎市から榛名湖に向かって北に走る　県道28号（高崎東吾妻線）　でアクセスする。
県道28号を上って行くとヘアピンカーブの先に木立の間から黒岩の黒い岩壁が見えてくる。　

榛名湖より4kmほど手前の　“カーブ標識24”　周辺に10台ほど駐車可能な路肩パーキングがある。　
ベストシーズンの週末は満車状態になるので、早めに行くことをお勧めする。

写真

hirosio）1本目、西稜ルート
Sue+cさんeさん、hirosio+bさんの2組に分かれてリード&フォローの練習。
リードSue-chan&hirosio。

hirosio）chiemikagaさんセカンド登攀中。こちらのPTはバックロープを引いて支点にクリップ、3番手も支点回収を練習。
西稜ルートはボルトが打たれています。弱点をつくようなルート取り、それ故ロープの流れも考えつつリードする良い練習になりました。

hirosio）2本目、ヤンキー稜。ルート本体を2pに分け、最後トラバースを入れて3pの構成にして練習です。

hirosio）1p リードSue-chan&blackbisbeeさん
カンテ状を登ってテラスへ。テラスのボルト&ハーケンで作られた終了点でピッチを切る。

hirosio）ヤンキー稜2p
リードSue-chan&hirosio。ハング帯を避けるようにトラバースし左上→ザレたカンテ付近を直上。残置支点は朽ちたハーケンのみ。カムも併用。

hirosio）登られてないのでザレザレなのと、手足はあるけど位置関係がイマイチで悪く感じました。何よりプアプロテクションなので堕ちられないですねぇ…リードこわいよぅ笑

hirosio）終了点より、本日のパートナーblackbisbeeさんをお迎えします。

hirosio）2p終了点にて、先行のeliotyperさん。
良い笑顔！！！

hirosio）春霞ではありますが良い天気！

hirosio）3p ヤンキー稜から隣の岩峰を繋ぐバンドをトラバース。リードSue-chan&blackbisbeeさん。
写真は終了点からSue。写真だと崖っぷち感が凄いですねぇ。

hirosio）トラバース先はこちら

hirosio）懸垂下降で着陸。

3/16 15:14

hirosio）続いて「ラーコンナ10b」をリードするSue-chan。トップロープ設置ありがとうございました！

hirosio）お時間が押したので1人1本ずつトップロープして撤収ですー。

3/8 20:00

Sue) 最後に立木を使って、2019年のオーストラリアで体験した、クライマーが墜落して気絶したらどのような状態になるか？　を1人づつ実際に脱力してハーネスにぶら下がる体験をする。（写真はUKで撮影したもの）
安全面だけを考慮するならチェストもカバーするフルハーネスが良いと実感するでしょう。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

hirosio

Sue-chanの黒岩練習会に参加させていただきました。前半マルチピッチ練習、後半フリーの予定でしたが諸々押してマルチ練習会となりました。
ヤンキー稜はほぼ朽ちたハーケンしか無く、登られて無いのか特に後半部分はザレザレで悪く、クラッシックマルチルートの趣。そんななのでぜっっったい堕ちたらダメ。手足はあるけどメンタルが核心でした…が、その辺の気持ちのいなし方も含めて良き経験&練習になりました。
Sue-chan、皆さんありがとうこざいました。また宜しくお願いします。
次回の黒岩はフリーでっっ！！

Sue-chan

群馬県にある　榛名山　は上毛三山のひとつとして多くのハイカーに親しまれている。
その南面には昔からクライマーがクライミングの練習に通う　黒岩　という岩場がある。　
群馬で育ったクライマーなら知らないクライマーはいないはず。　
私も岩登りのゲレンデ（死語？）デビューは黒岩だった。　なので黒岩は私にとっては他の岩場とは違う特別な岩場である。

黒岩の概要はこちらを見てね → 高崎市　榛名山　黒岩でクライミング　　　　　Rock climbing at Kuroiwa in Mount Haruna, Gunma
https://hikingbird.exblog.jp/33901081/

藪岩だろうが、簡単なマルチクライミングだろうが、ロープを使って登ったり降りたりする行為はアルパインクライミングである。
なのに、岩登りの練習も、ロープワークの練習もしないで、ハイグレードハイキングなどと言って、勝手に都合よくハードルを下げてバリエーションルートやマルチクライミングのルートを登ろうとする輩がいる。
そして、遭難して、遭難したことすら恥じるどころか、いっこうに悪びれる様子もないのだ。
少なくても私の大切なパートナーたちには、そんな「不適切にもほどがある！」クライマーにはなってほしくない。
そんな思いから、ガイドでもない私が、私のつたない知識と経験から講習会？というか、実践でマルチのトレーニングを企画した。