甲州街道: 猿橋から笹子峠を越えて勝沼まで


- GPS
- 07:57
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 981m
- 下り
- 886m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
矢立の杉から先、身代わり地蔵左脇を抜けてからのルートが不明瞭で迷いやすいので要注意。 |
写真
感想
思いつきで始めた甲州街道歩きも五日目。先週到達した猿橋駅まで電車で移動してスタート。笹子駅までの間は基本的に車道歩きなので特筆すべき点は少ない。
3時間半ほどで笹子駅に到着してこの日は終了。電車で都留市まで戻り安く予約できた宿で一泊。近くにセブンイレブンやはま寿司があり便利だった。
翌朝電車で笹子駅まで移動して六日目の行程を開始。笹子峠を越えるこの日が最大の山場と言ってもいい。緩い傾斜をひたすら歩き高度を上げていく。矢立の杉を示す看板が現れる頃には標高800メートルくらいになっているのでここから標高1096メートルの笹子峠までの高度上昇は300メートルほどだと思えば気も楽になる。
新田集落の獣よけの柵を開けて山道に入ると、街道歩きというような言葉に似つかわしくない大自然に突入する。とは言え、矢立の杉までの道は整備されており幅も広いのであまり心配はない。
問題はその先。杉良太郎が建立したと言う身代わり地蔵左手を進むということは予習して分かっていたが、その先が分からない。道標もないし踏み跡も分かりにくい。10分ほどうろうろしていたら沢に降りる下り坂を発見。心許ない橋を渡りしばらく沢沿いに歩く。途中から尾根筋に切り替わるが、ここで数百メートルの急登が始まる。とりたてて長い登りではないが呼吸が乱れる。
その後車道に降りしばらくつづら折れを登ると笹子隧道が見えてくる。そこまでの道に雪が残っていたので隧道手前の駐車場でチェーンスパイクを装着して峠越えに備える。10分ほどで峠に到着。降り始めてすぐに車道に出るが、車道は歩かず脇の旧道に降りる。
笹子峠を降り始めて駒飼宿に向かう土道の下山道が一番精神的に消耗したところかもしれない。ルートが不明瞭だし雪が多いので先人が残した踏み跡だけが頼りだった。
途中で軽トラックを運転しているお父さんに声をかけられ「甲州街道はこっち」と教えてくれたのでその方向に進み、駒飼宿を経て鶴瀬宿までひたすら下る。
国道20号に出てしばらく歩くと長柿洞門が見えてきた。右に旧道の登りがあるので一旦進んでみる。コンクリート舗装されているものの細いし落ち葉で覆われているしで恐怖感が募る。途中の分岐を見逃して上の方まで行ってしまったが墓地しかなくどうしようもない。諦めて国道まで戻り洞門越えは断念し、車道の脇道を進む。
勝沼宿が見えてきたので帰路に着こうと勝沼ぶどう郷駅に方向転換したものの、思いのほか道のりが長い。おまけに、駅手前の坂道がかなりの急勾配。やっとの思いで駅に到着して終了。
次回は勝沼から甲府まで。これで甲州街道の表街道は踏破したことになるので一旦区切りをつけたい。裏街道を巡れるのはいつになるだろう。
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