四阿山

2024年03月24日(日) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 11.3km
• 登り: 915m
• 下り: 914m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:39
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:03

5:53 あずまや山登山口駐車場
5:55 5:55 あずまや山登山口
7:02 7:02 里宮分岐
7:07 7:07 中宮
8:11 8:13 長池分岐
8:22 8:22 四阿山・根子岳分岐
8:40 9:01 四阿山
9:10 9:10 四阿山・根子岳分岐
9:32 9:33 中宮
9:51 9:51 あずまや山登山口
9:56 ゴール地点

5:53駐車場-8:39四阿山山頂-9:03同発-9:53駐車場

天候

曇り後晴れ
無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山者用駐車場を利用。到着時(5:44)の気温0℃、出発時(10:18)の気温7℃。道中は各所に凍結あり滑り止めの利用必須。

コース状況／危険箇所等

積雪はスキーをするには十分。雪質は最近降ったものと思われるものがあり上部はまだ粉雪に近い状態だったが、下部は高温のため湿気ていた。

写真

3/24 6:19

牧場に出たところ

3/24 6:29

牧場から浅間山

3/24 7:41

北アルプス方面

3/24 8:12

ここを登る

3/24 8:18

曇り空

3/24 8:26

浅間山

3/24 8:33

振り返ると北アルプス

3/24 8:39

山頂までもうすぐ

3/24 8:45

四阿山山頂

3/24 8:45

山頂から浅間山

3/24 8:56

山頂から根子岳と北アルプス

3/24 9:06

山頂からひと滑り

3/24 9:13

ゲレンデに到着

3/24 9:15

良い雪だった

3/24 9:16

山頂さようなら

3/24 9:25

ここもゲレンデ

3/24 9:26

良い雪だった

3/24 9:30

水気が多いが良い雪

3/24 9:41

牧場に戻ってきた

3/24 9:46

牧場から四阿山

撮影機器：

RICOH WG-6 リコー

感想

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当初根子岳に行く予定だったが諸般の事情で止め、転進して四阿山に変更した。駐車場には5:44到着だったが日の出前から歩き始める予定だったのでだいぶ遅くなった。周囲には既に準備中の人がちらほら。こちらもブーツを履いて5:53に行動開始。駐車場からシール登降できた。今シーズンは積雪が少なくてこのエリアに足を踏み入れたのは3月も後半になってからが最初だった。例年なら1月か2月だし、3月後半の四阿山は10年以上前に訪問したきりだった。積雪も雪質も心配だが出発が遅くなったのでとにかく休まずに進む。別荘地内を歩く限り心配は杞憂に思えてきた。積雪は十分だし雪質も最近降ったと思われる雪が豊富にあり問題なさそう。30分ほど歩いて牧場に到着。右手方向に目指す四阿山が見える。牧場を通過する時に季節風が強いと寒くて辛いが、今日に限っては無風。上着なしで問題なし。先行者を交わしつつ先に進む。牧場内は例によって場所により雪がほとんどなく、帰りの滑りの際はよく見極めないと進めなくなる。とは言えこれは今年に限ったことではなくいつものことだ。歩き出してしばらくすると右手に浅間山、左手には北アルプスが見えた。今日の天気はあまり期待していなかったが、高曇りなので展望は開けていた。無風の中更に30分ほど歩いて牧場を通過。樹林帯に入る。トレースは最近のものがばっちり。とは言えスキーではないので適宜別のトレースをつけつつ登る。トレースはあるが単独歩行なので静か。樹林帯歩きでも標高が上がると再度北アルプスや浅間山が見えてきた。風なく展望あり、しかも雪が豊富で雪質もまずまず。今日はあたりだと思った。標高が上がると新雪が沈むようになりスキーの浮力が有り難かった。ワカンやスノーシューでも問題ないと思うが、雪が深い時はやはりスキーに限る。北アルプスを背にして登り時折振り返る。標高が上がっても風はなく、歩いていると暑いくらいだった。積雪も十分だし花粉もなくとても快適。3月下旬の四阿山はもっと雪質が悪い状態を想像していたが、最近の降雪のお陰か、全く問題なしだった。途中1回の休憩を経て山頂には8:39に到着。転進して出発がだいぶ遅れたが、無事到着できて安堵。山頂はさすがに冷たい風が吹いていたが、ジャケットを着れば十分だった。展望も良く、浅間山や北アルプス、そしてお隣の根子岳もよく見えた。根子岳から四阿山に向けてはトレースが付いていたので、最近周回した人がいるようだった。

山頂で休憩しつつ下りの準備。山頂は短い距離平行移動があるのでそこまでシールで歩いた後シールを剥がす。ブーツをスキーモードに切り替え9:03に下山開始。山頂付近は狭くて急なので無理しない。一箇所登り返しがあるがそれを乗り切ると新雪エリアが続いた。ガチガチだったりモナカだったりすると滑るどころではなくただ標高を落とすだけだが、今日は良い雪が続いてくれて滑るのが楽しかった。四阿山は樹木が多いし樹間があまり開いたところがないので雪質が悪いと手に負えないのだが、今日は雪質が良いので滑っても問題なかった。だが標高が下がると気温が上がり湿気た雪に成り板の滑りが悪くなった。それでも3月下旬であることを考えると全く問題なし。後半は曇り空が青空に変わり、青空のもとの北アルプスも見えるようになってきた。もっと早い時間の出発だったら曇りのまま下山だったかもしれないが、出発が遅くなったことが良かったのかも知れない。露岩地帯で一度岩に乗りそうになり転倒しかかるも、何とかこらえる。毎年この辺りは雪が付かないので注意しながら下っていたがやらかしそうだった。更に標高を落としたら牧場の柵に引っ掛けないようにトラバース気味に下る。下り始めると続々と後続が登ってきていた。これだけの人がいればトレースも高速道路状態だろう。水っぽい雪を滑ると牧場に到着。最後はここを滑るのだが、広くて開放的なもののあまり雪質が良いことがなくて、滑りが快適だった記憶もない。今日はどうかと思ったが、快適だった。積雪は例によってあまり多くはないが、雪質は硬くも柔らなくもなく、とても滑り易かった。登りで歩くと時間がかかるが、雪質が良いときの下りは一瞬だった。牧場でこんなに快適だったのは始めてかもしれないが、一箇所やはり雪の薄いところがあって、雪の繋がっているところを探して慎重に通過した。これ以外は問題なし。柵まであっと言う間に滑って牧場終了。最後は別荘地内だがここもスキーのコントロールができたので特に問題なし。今日は本当に雪質に救われた。別荘地が終わり板を外したら手に持って少し歩き今日の行動終了。転進して選んだ四阿山だったが、今日は展望もあり雪質も良くて色々楽しかった。来シーズン雪質の良さそうな時を選んでまた来よう。