北山 〜ミスミソウとミノコバイモ

2024年03月30日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.3km
• 登り: 830m
• 下り: 824m

コースタイム

西洞川宝来峡（柿野川）入口 - 北山登山口 - 送電線巡視路分岐 - 送電線鉄塔78 - 北山最高点 - 北山（反射板） - 送電線鉄塔 - 送電線巡視路分岐 - 北山登山口 - 西洞川宝来峡（柿野川）入口

天候

晴・遠景は黄砂で霞む

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・谷部の大規模な倒木地帯は、大部分の倒木の幹が切断され、思った程の困難さが無い印象となっていました。

写真

西洞川の宝来峡（柿野川）沿いの道路を散策しながら、北山登山口に向かいました
この林道は落石が多数ありました

北山登山口
登山道は送電線の巡視路（谷部はややワイルドな感じ）で、山頂に反射板があります
周辺にあった集落は廃村となり、『西洞の人家分布図』（50軒ほど）の石碑が設置されていました

谷沿いの植林の大規模な倒木地帯がありました

倒木の幹の多くが切断されていたので、よくルートを見極め、右側の斜面を回り込むようにして対岸に渡渉すると、思った程の苦労をせずに通過できました

何度か渡渉を行います

大きな石灰岩のシカマイアのような化石？

次の倒木地帯に見えた場所は、たいしたことはありませんでした

谷ではいったん水流がなくなる箇所がありました

送電線巡視路分岐点
この辺りの水流はわずかでした
右側の反射板に向かう植林地の斜面に向かいました

石灰岩のシカマイアのような化石？

送電線鉄塔78

鉄塔部からの西側の円原（上部がカルスト地形）

北西に舟伏山が見えていました

送電線鉄塔78から斜面を直登し、北山の最高点に向かいました
上部は石灰岩が点在し、イヌガヤの藪漕ぎ

シジュウカラ♂

コガラ

北山の最高点

北山の最高点からの北側のサンノーの高方面

続ぎふ百山の北山の頂上の三等三角点『乾』907.47m
山頂標識はありませんでした

三角点のすぐ南に反射板

反射板の南側の斜面は視界が開けていました
中央に相戸岳
この日は黄砂の影響で、百々ヶ峰のシルエットが何とか見える程度でした

北山の頂上からの落葉広葉樹林帯の西尾根は歩き易い印象でした

イカル

西尾根の送電線鉄塔79？

送電線鉄塔からの南側の展望
谷部は西洞川の宝来峡（柿野川）

送電線鉄塔部からの北側の展望

イカリモンガ

登山道沿いの谷の滝

登山道沿いの谷の滝

西洞川の宝来峡（柿野川）

宝来峡に合流する滝

別の角度から
宝来峡に合流する滝

宝来峡の釜ヶ滝
道路脇がコンクリートで固められた垂直な壁のため、川底に降りられませんでした

ワサビの若葉

ユリワサビ

コチャルメルソウ

ミヤマカタバミ

ショウジョウバカマ

エビネの果実と鹿に食べられた葉の残骸？

アケボノシュスラン

キクザキイチゲ

ミスミソウ

ミスミソウ

タチツボスミレ

エイザンスミレの蕾

ヤマルリソウ

ヤマルリソウの花を訪問中のビロウドツリアブ

ヤマネコノメソウ

タチネコノメソウ

コガネネコノメソウ

ヒダボタンの花を訪問中のハエ

ボタンネコノメソウ

シロバナネコノメの花を訪問中のハエ

タマゴケ

フデリンドウ

左：ミノコバイモ
右：カタクリ
条件が良ければ両方の花が並んで咲きそうです

カタクリ

ミノコバイモ

ミノコバイモの群落

ミノコバイモ

セリバオレンの両性花

セントウソウ

ミヤマセントウソウ
小葉の裂片が細いセントウソウの変種

ツチグリ

オオカメノキの蕾

キブシ

イワナンテン

フサザクラ

キンキマメザクラ？

ミツマタ

装備

MYアイテム

アルプス岳

重量：-kg

感想

アルプス岳

北山を偵察しました。
山上ではカタクリの葉が沢山出始めていました。ニリンソウとキクザキイチゲの葉も少し出始めていました。
谷沿いなどで色々なネコノメソウの花が咲きそろってきました。
北山の東側の東洞谷の西斜面の山域では背丈を越えるクマザサの藪漕ぎとなる場所がありますが、今回偵察した北山では藪漕ぎとなるようなクマザサを見かけませんでした。