【古代東海道-5】前期相模国府（大住郡）→後期相模国府（餘綾郡）

2023年11月28日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.1km
• 登り: 46m
• 下り: 37m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:21
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:09

10:46 前期相模国府（平塚市・大念寺）付近
11:44 11:46 箕輪駅推定地１（平塚八幡宮付近）
12:40 13:20 ベーカリーレストランサンマルク 大磯店
15:10 月京
15:29 15:35 後期相模国府（国1国府新宿交差点付近）
15:55 国道１号・二宮駅入口交差点

天候

晴れ
強風と強い日差しで終始サングラス・マスク・帽子必須でした

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

スタート：JR平塚駅からバス　大念寺前バス停で下車
ゴール：JR二宮駅

写真

今回のスタート地点　神奈川県道44号　大念寺前交差点からの富士山

四ノ宮（しのみや）バス停

国道129号　大野交差点から西方向を写しました

この辺りで古代東海道駅路の遺構が発掘されています（山王A遺跡・山王B遺跡・構之内遺跡など）

道路遺構は東西方向で、このルートは9世紀後半までの初期ルートで、西に進んで秦野を通り、松田の方に抜けていくようです

今回は、9世紀後半以降の推定ルートで平塚（南の海方向）方向に進みます

宮の前交差点

平塚市役所前を通るさくら通りと国道1号との交差点です
写真の右側は平塚八幡宮です

平塚八幡宮

箕輪駅家推定地のひとつです

宮の前交差点付近を右折し、国道1号を西に進みます

周りの建物を心の中で消し去って道だけを見れば、当時の風景にそっくりだと思われます
このくらいの道幅のまっすぐな道が続いていたはず…

古代東海道駅路敷設当時の目標物だったのではないかと思われる高麗山が見えてきました

高麗山

高麗山と金目川に架かる高麗大橋

高麗大橋からの富士山

高麗大橋から金目川上流方向

左端にチラッと富士山

県道609号　公所大磯（ぐぞおおいそ）線を進みます

『公所』と書いて『ぐぞ』と読む…
難読地名ですね〜

結構狭い道ですが、路線バスが走っています

この辺が一番高く、ここから下りになりました

新幹線の線路がすぐ脇で、新幹線が通ると一瞬ですが、すごく迫力がありました

「国府祭（座問答）」の標石

県道63号と国道1号の交差点　国府新宿交差点付近にあります

「国府祭（座問答）」の標石の解説板

相模国総社六所神社の鳥居

国道1号線

古代東海道駅路と旧東海道がほぼ同じルートとなっている区間に入りました
国府津駅の先まで続きます

ミニストップ 二宮駅前店

今回のゴールはJR二宮駅としました

歩いた後のミニストップのソフトクリームは格別です😊

感想

たちばな🍊

前期相模国府から歩き始めましたので、途中の古代東海道駅路の遺構が発掘された国道129号の大野交差点を右折して、9世紀後半までの初期のルートを歩くか、延喜式の頃のルートを歩くかすごく迷いました

結局今回は、延喜式の頃のルートを歩くことにして、大野交差点を右折せず、平塚方面に南下しました

理由は2つ
・初期ルートの秦野〜松田経由の足柄方面のルートは、遺構の発掘された地点と足柄までのルートが、南下する後期のルートよりずっと不明瞭で、ほぼ根拠無くルートを決めなくてはならなくなる
（ルート後半はほぼ矢倉沢往還と重なっていると思うので、駅路ウォークが終わったら矢倉沢往還ウォークをしようと思っていますし…）
・初期ルートを歩くと、当然ながら後期相模国府を通らないが、どうせなら後期の推定地も歩きたい

ということで、前期・後期の相模国府推定地に立ち寄れる今回のルートを歩くことにしました

途中の高麗山の山型がとてもきれいで、高麗山を目指す形で歩くのが楽しかったです