【過去の記録】 高尾山 木の根をひたすらに撮影した記憶
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 494m
- 下り
- 480m
コースタイム
天候 | 曇っていたようだ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1号路なので、基本的にアスファルト。 木の根の大きさに驚いた。 |
その他周辺情報 | 下山後にそばを食べたのは覚えているが・・・。 |
写真
感想
北海道より2006年春に移住してきた。それまで、北海道の山や本州の山に少々登ることがあった。立山、富士山、十勝岳、斜里岳、開聞岳、雲仙妙見岳、樽前山・・・・。私は根っからの火山好きなのか、どうも登ったのは火山ばっかりである。
それまでに登った火山は、岩や砂や火山灰を登ることが多く、木という要素はほとんどなかった。また、私は当時植物にはあまり興味がなく、山容や宗教的な建物の方に興味があった。
そんな関東初年の冬に高尾山に行くことになる。なぜ高尾山に登ろうと思ったのかは今となってははっきりしない。何かのテレビ番組を見たのか、誰かに勧められたのか・・・。ただ、関東という新しいホームグラウンドにやってきて、休日となるとさまざまなところに行っていたのである。それは博物館であったり観光地であったりした。
そして、まだこの時代、登山ブームは来ておらずたいそう山は静かであったと記憶している。
当時、山用具は持っていたがそれは使わず(使うという考えすらなかった)、ナイキのズック靴とGパン、トレーナー、軽いジャンパーというような恰好。まあ、高尾山だから・・・。似たような人たちもたくさんいたし、ほぼ観光地であった。
しかし、気合は入っていたようだ。高尾山口で撮影した写真の時間が8:33ということは、少なくても5時台には家を出ている、時間が惜しいといっても、休日に5時台に家を出るのだから・・・。
それにしても、木に驚いている。今まで登った山の中にこんな根がむき出しになっている山はなかった。なぜか、木の根を執拗に撮影している。そして、この時はまだデジカメの撮り方が甘かったようで、本当に風景しか撮れていない。看板や、時間や場所を表すもの、小ネタものが撮られていないのだ。
今は、最終的にレポートを書くことを前提に撮影しているので、使えそうなものはすべて撮影しているが、この時は本当に風景だけだ。吊り橋が撮影されているので「帰りは4号路を行ったのだな」くらいしかわからない。
気温が低かったのか、そんなに汗をかいた記憶もない。辛かったという記憶もない。時間を見るとほぼコースタイム通りで山頂に到着している。
それにしても、山頂である。当時の山頂標識はこんな感じであったのである。現在は立派な山頂標識ができているが、それも10年という時間のなせる業、そして登山ブームがなせる業であると思う。なにせ、登山者の数が違うのである。
私は、2013年に高尾山から陣馬山までを歩いた。2015年は南高尾山稜から高尾山に至った。いずれもものすごい人であった。10年前は、山頂でも気軽に写真を撮影できたし、どちらかというと「通が行くところ」という感じであったろうか。
しかし、私は午前中に高尾山を去ってしまうのである。なぜかというと、登って下ることしか知らなかったからだ。陣馬山までの縦走路を知らなかったのである。他の所に降りることも知らなかったのである。
ただ、山麓でそばを食べたこと、その後午後はどこかに行ったことは確かなようだ。そばはおいしかったが高かったという記憶がある。
私が、登山ブームに出会うまでは、ここから6年の歳月を経ることになる。
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