記録ID: 6641432
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山
東北の秀峰 鳥海山へ
1983年08月13日(土) 〜
1983年08月14日(日)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,775m
- 下り
- 1,285m
コースタイム
1日目:湯ノ台鉱泉−西物見−滝ノ小屋−八丁坂−河原宿小屋(泊)
2日目:河原宿小屋−心字雪渓−伏拝岳−七高山−鳥海山(新山)−御浜−鉾立
2日目:河原宿小屋−心字雪渓−伏拝岳−七高山−鳥海山(新山)−御浜−鉾立
天候 | 13日:晴れ 14日:快晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復:鉾立−酒田−鶴岡−新潟−京都 |
写真
感想
関東以西の山とは一線を画するたおやかな山容の東北の山は以前から憧れの的だった。しかし距離的な問題もあり、この時点までに実現出来たのは北部の八甲田山と南部の朝日・飯豊連峰のみだった。と言うことで、この年はお盆の長期休暇を利用して鳥海山と月山に登る計画を立てた。
前日、上野から満員の夜行列車“津軽”で新庄まで行き、そこで乗り換えて酒田に着く。酒田からバスで登山口の湯ノ台鉱泉に着いたのは午前10時を大きく回っていた。かなり暑い日だった。湯ノ台から横堂、西物見と登って行ったが、既に標高千メートルそこそこの西物見あたりで樹林帯を抜けていた。さすがは東北の山だと感心する。滝ノ小屋を過ぎ、八丁坂を登って河原宿に着いたのは午後の4時頃だった。
翌日はすっきりと晴れた素晴らしい天気だった。小屋のまわりは雪解け水が流れニッコウキスゲなどが咲き乱れる別天地で、その中を伏拝岳目指して登る。心字雪渓のまわりにはチングルマが咲き、目を遠くにやると庄内平野の彼方に月山が悠然と横たわっている。そんな景色を眺めながら伏拝岳を越えて七高山から新山に至る。岩手山、秋田駒ヶ岳、早池峰、焼石連峰など東北北部の山々を眺めて遙々とやってきたんだなぁと感慨深かった。帰りは御浜経由で鉾立まで下り、鉾立からバスで酒田に戻って1泊した。
翌日は天気が思わしくなく、月山も雲の中に隠れてしまっていた。そこで残念ながら月山は次の機会に期し、今回はこれで帰途につくことにした。鶴岡から新潟まで行き、“雷鳥”で京都に向かった。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:26人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する