記録ID: 668094
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒
八幡平、残雪と花が織りなす天空の湿原
2015年06月21日(日) [日帰り]
hina1048
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:20
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 289m
- 下り
- 285m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・トイレは頂上レストハウスがある有料駐車場に24時間利用可能なものがある。 ・有料駐車場は朝8時30分から夕方5時まで管理人がいる。時間外も入場可能。 ・24時間利用可能なトイレ近くで車中泊し、早朝ハイキング開始前に無料駐車場に移動した。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・良く整備されており、観光客が歩く部分は完全に石畳となっていて傾斜も緩い。 ・しかし、ハイキングコース（散策路）に入ると、この時期はまだ残雪箇所があり、ハイキングシューズ以上の装備でないと歩くのが大変です。 ・湿原内の散策路は基本的に木道です。 ・後半歩いた草ノ湯登山口に向かう道も、利用者が少ない分、若干ワイルドな部分もありますが、湿地帯は木道が整備されており、案内標識もしっかりしています。 |
| その他周辺情報 | 【東北遠征・花の旅】５日目：八幡平（次は秋田駒ヶ岳） ・岩手県側も秋田県側も、共に温泉が豊富で、温泉巡りが出来る程です。 ・次の山が秋田駒ヶ岳で、かつ八幡平下山後の午後にシャトルバスで八合目まで行って、そこから阿弥陀池避難小屋まで歩く予定だったので、短時間で入れる大深温泉に入りました。 ・途中には他にも蒸ノ湯温泉や後生掛温泉があります。 |
写真
これは前日夕方に到着した際に下見した八幡平頂上レストハウス駐車場の前景です。車道とは反対側の最奥にある展望台から撮影したもので、かなり大きな駐車場で、大型バス駐車場はこことは別にありますが最盛期は混むんでしょうね。日中は有料です。
拍手6/20 18:23
これは前日夕方に到着した際に下見した八幡平頂上レストハウス駐車場の前景です。車道とは反対側の最奥にある展望台から撮影したもので、かなり大きな駐車場で、大型バス駐車場はこことは別にありますが最盛期は混むんでしょうね。日中は有料です。
先の展望台から戻る途中、右手（東側）の谷を覗くと雪堤の下に白い花の群落が目立って見えました。
何の花かと思ってズームアップして撮影すると、ミズバショウでした。歩道がないのでそばに近づくことは出来ませんが、かなり規模の大きいミズバショウ群落です。
6/20 18:24
何の花かと思ってズームアップして撮影すると、ミズバショウでした。歩道がないのでそばに近づくことは出来ませんが、かなり規模の大きいミズバショウ群落です。
この頂上レストハウス駐車場は日中（朝8時半〜夕方5時）は管理人がいて有料（500円）ですが、時間外も出入りができるようになっており、24時間トイレはここにしかないので、車中泊はこの駐車場を利用しました。
6/20 18:26
この頂上レストハウス駐車場は日中（朝8時半〜夕方5時）は管理人がいて有料（500円）ですが、時間外も出入りができるようになっており、24時間トイレはここにしかないので、車中泊はこの駐車場を利用しました。
これがその24時間トイレです。八幡平見返峠さわやかトイレと表示されています。大きくないので日中は営業しているレストハウス内のトイレを利用するよう書かれています。
6/20 18:27
これがその24時間トイレです。八幡平見返峠さわやかトイレと表示されています。大きくないので日中は営業しているレストハウス内のトイレを利用するよう書かれています。
さて一夜明けて、天気予報とは裏腹に快晴となりました。慌てて仕度して車を道路沿いに少し岩手県側に下った無料駐車場に移動してから出発です。写真は無料駐車場とその向こうに岩手山です。
6/21 6:19
さて一夜明けて、天気予報とは裏腹に快晴となりました。慌てて仕度して車を道路沿いに少し岩手県側に下った無料駐車場に移動してから出発です。写真は無料駐車場とその向こうに岩手山です。
無料駐車場から近い登山口を行きます。利用者が多いらしく、ちゃんと横断歩道が用意されています。
石畳の遊歩道を進むと鏡沼へ向かう遊歩道との分岐点に来ました。今日は最後にここに戻って来るルートを歩く予定です。
観光客も歩けるよう石畳の遊歩道が整備されています。少し登り気味です。
さらに右側に目を転ずると畚岳（もっこだけ）が優美な姿で望まれます。畚岳の左肩遠景は秋田駒ヶ岳です。
やがて立派な建物がある分岐点に着きました。この建物はトイレです。
ここが見返峠です。今日はこの分岐を右に行き、湿原に出て源太森に向かいます。
整備された石畳の遊歩道が未だ続いており、正面には岩手山が大きくなって見えます。
八幡沼のほとりに出ました。対岸には陵雲荘が建っているのが見えます。
案内図によるとここは「源太分れ」だそうです。案内図の下側にある登山口から右下に沿って�，�ら��まで来ました。散策路を左回りに歩く予定です。
6/21 6:54
案内図によるとここは「源太分れ」だそうです。案内図の下側にある登山口から右下に沿って�，�ら��まで来ました。散策路を左回りに歩く予定です。
源太森まで足を伸ばしました。八幡平の三大展望地の1つと案内図に書かれていましたが、・・・
確かにこの八幡沼方面の広大な展望は絵になります。右端に陵雲荘が見えます。
源太森に寄り道したおかげで、木道脇のヒナザクラの群生を見ることが出来ました。
左手に池が見え。その手前に絨毯のように真っ白に咲くチングルマの群落がありましたが、木道がないので近づけません。
陵雲荘の内部です。とてもきれいです。源太森の帰り道ですれ違った3人パーティーが昨晩泊まったと言ってました。
やぐらの上には深田久弥の日本百名山から八幡平の一節が記念碑として置かれていました。
西側に残雪を抱いた山が遠くに見えたのでズームアップして撮りました。森吉山のようです。
八幡平頂上からは一般散策路から外れて草ノ湯登山口に向かう道を行きます。
八幡平頂上からは今から行く草ノ湯に向かう道以外に、今日歩いて来た八幡沼湿原に向かう道、見返峠駐車場に向かう道があると標識に書かれています。
6/21 7:57
八幡平頂上からは今から行く草ノ湯に向かう道以外に、今日歩いて来た八幡沼湿原に向かう道、見返峠駐車場に向かう道があると標識に書かれています。
ショウジョウバカマ。草ノ湯に向かう道でもいろいろな花が咲いていました。
草ノ湯に向かう道にも残雪があり、夏道が消えていますが、ピンクテープがあるので迷う心配はありません。
分岐から700mで田代沼に着きました。ここから八幡平頂上方面に戻ります。
めがね沼経由駐車場へ向かいます。今来た道は蒸ノ湯登山口に通じています。
左右に沼があってメガネのように見えます（前日夕方に下見した時の写真です）。
こんな凹地があり、看板をみると雪解けのあとにキヌガサソウが咲くそうです。2人連れのハイカーが未だ雪が残っていてキヌガワソウは未だだねとつぶやいていました。
6/21 9:27
こんな凹地があり、看板をみると雪解けのあとにキヌガサソウが咲くそうです。2人連れのハイカーが未だ雪が残っていてキヌガワソウは未だだねとつぶやいていました。
撮影機器：
感想
前日（6/20）に岩木山を登り終えて、国道経由で八幡平に向かって車を走らせました。途中で雨に遭ったりして、ラジオの天気予報を聞くと、岩手県全域に豪雨や雷、時には竜巻の注意報が出ていて、6/21の天気は雨ではないかと思いながら運転していました。八幡平に近い車中泊のための道の駅がないため、経路途中唯一の都市である鹿角市の大型スーパー（ITOKU）で夕朝食の買出しを済ませて、車中泊予定地の八幡平・頂上レストハウス駐車場に着いたのは17時15分過ぎ。未だ明るいので翌日の雨天を想定して八幡平頂上を周回遊歩道を歩いて下見で登っておきました（翌日登れなくても良いように）。
翌朝雨だったら温泉巡りでもしようと、のんびり車中泊して朝起きたら、何と快晴ではありませんか。慌てて仕度して出発しました。早朝で人も少なく、存分に写真を撮りながら八幡平湿原を歩くことができました。予想以上の花の多さと、残雪を絡めた景観の美しさに感激しながら花の八幡平を満喫しました。
百名山となっていますが1時間も歩かず山頂に立てるし、山自体の姿はないようなものなので、八幡平は山としては半人前扱いにしていましたが、その懐は広く、立派な自然を抱いた良い所であることを認識しました。
手軽ではありますが、じっくりと時間をかけて混雑しない朝早い時間帯に散策するのがお勧めで、いつかは紅葉の時期にも訪れてみたいと思います。
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ikerina さん
こんにちわhina1048さん
６日後の雨の中、八幡平を歩いたluneacielと申します。
晴れていたら、このような風景であったのだと思い拝見しました。
ルートも若干異なりますが、私たちは沢登のようなサバイバルな山行で雨とガスの中を歩き、また違う印象の八幡平を味わいました。
雨に濡れた花たちもそれなりに風情がありましたが、シラネアオイは花を閉じていました。
hina1048さんの花の写真はきれいで、気になっていた花の名前ミツガシワが思い出せて、このレコに訪問して良かったです。
八幡平は登る山ではなく、逍遥する高原 ですね
luneacielさん、こんばんは
ご訪問ありがとうございます。10年以上前に訪れた北東北の花の山々を6月中旬に1週間かけて再訪して来ました。梅雨時なので天気は期待していませんでしたが、連日雨に遭わずに７日連続の登山となってしまいました。天気予報を見ながら登る順番を考えて、6月21日は雨覚悟で八幡平にしたのですが、快晴となってしまい、素晴らしい景観に感謝しています。やはり、景色も花も青空の下が一番です。数多く登っていれば、こんな偶然晴れる日もあるものです。でも、この日は午後に秋田駒に移動して阿弥陀池避難小屋に泊まったのですが、夕刻に土砂降りとなりました。行動中でなくて良かったです。 luneacielさんも楽しい花旅を続けて下さい。
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