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記録ID: 6681140
全員に公開
ハイキング
北陸

新緑の若丹国境☆権蔵坂〜杉尾坂手前〜五波峠

2024年04月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:46
距離
8.5km
登り
948m
下り
696m

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
0:38
合計
6:47
9:18
85
スタート地点
10:43
10:46
105
P695
12:31
13:01
76
Ca730ピーク
14:17
14:22
6
P695
14:28
14:28
69
15:37
15:37
28
中山谷山分岐
16:05
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
五波峠は広い駐車余地ある。染ヶ谷取付きポイント付近に数ヵ所の駐車余地ある
コース状況/
危険箇所等
■染ヶ谷・355から権蔵坂古道、林道に出合ったら南に進むのが正解
■若丹国境稜線を杉尾坂峠手前まで踏み跡薄い、疎らに道標やマーキングあり
■権蔵坂から中山谷山間はマーキング見当たらないので複雑な地形ではルーファイ必要
※五波峠に自転車をデポ
染ヶ谷林道・355ポイントから作業道を上がる
2024年04月20日 09:21撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 9:21
染ヶ谷林道・355ポイントから作業道を上がる
権蔵坂登山口、私は右手の斜面を強引に取付いたが尾根を回り込むのが正解
2024年04月20日 09:23撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 9:23
権蔵坂登山口、私は右手の斜面を強引に取付いたが尾根を回り込むのが正解
古道は左手から上がってきている。
2024年04月20日 09:35撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 9:35
古道は左手から上がってきている。
大イワカガミが咲き始めている
2024年04月20日 09:41撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 9:41
大イワカガミが咲き始めている
ブナのようだが、落雷したのかな
2024年04月20日 09:49撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 9:49
ブナのようだが、落雷したのかな
新緑が眩しい
2024年04月20日 10:01撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 10:01
新緑が眩しい
林道に出合う。山側は崖となっている。右に南下するのが正解だが今日は左へ
2024年04月20日 10:06撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 10:06
林道に出合う。山側は崖となっている。右に南下するのが正解だが今日は左へ
枝に隠れているが八ヶ峰のようだ。林道にて
2024年04月20日 10:10撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 10:10
枝に隠れているが八ヶ峰のようだ。林道にて
林道を北に回り込むと踏み跡がある。ここから取付いたが獣道だった。
2024年04月20日 10:12撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 10:12
林道を北に回り込むと踏み跡がある。ここから取付いたが獣道だった。
ユズリハの藪を掻き分けながら強く後悔する。古道を探せばよかったな
2024年04月20日 10:17撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 10:17
ユズリハの藪を掻き分けながら強く後悔する。古道を探せばよかったな
15分ほど藪漕ぎすると解放された。
2024年04月20日 10:30撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 10:30
15分ほど藪漕ぎすると解放された。
気持ち良い尾根だ
2024年04月20日 10:33撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 10:33
気持ち良い尾根だ
リョウブの若葉
2024年04月20日 10:40撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 10:40
リョウブの若葉
オオカメノキ
2024年04月20日 10:41撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 10:41
オオカメノキ
P695稜線上に出る。権蔵坂の方向が今来た尾根方向になっている。頑丈に括り付けられていて動かない
2024年04月20日 10:43撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 10:43
P695稜線上に出る。権蔵坂の方向が今来た尾根方向になっている。頑丈に括り付けられていて動かない
胸高3mのブナの巨樹にご挨拶する。
2024年04月20日 10:48撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 10:48
胸高3mのブナの巨樹にご挨拶する。
ニシキゴロモ
2024年04月20日 10:56撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 10:56
ニシキゴロモ
P720(正式標高点ではない)
2024年04月20日 11:01撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 11:01
P720(正式標高点ではない)
P720の南尾根に誘い込まれて引き返す
2024年04月20日 11:09撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 11:09
P720の南尾根に誘い込まれて引き返す
戻って15分のロス
2024年04月20日 11:17撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 11:17
戻って15分のロス
丹波側、ロクロ谷左俣源頭
2024年04月20日 11:24撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 11:24
丹波側、ロクロ谷左俣源頭
緩やかな新緑の尾根を上がる
2024年04月20日 11:26撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 11:26
緩やかな新緑の尾根を上がる
ブナの巨木が点在する
2024年04月20日 11:28撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 11:28
ブナの巨木が点在する
丹波側のロクロ谷源頭
2024年04月20日 11:47撮影 by  SO-01M, Sony
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丹波側のロクロ谷源頭
広い尾根にはカエデやリョウブの疎林
2024年04月20日 11:56撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 11:56
広い尾根にはカエデやリョウブの疎林
苦節ウン十年、厳しい冬を耐えたブナ
2024年04月20日 11:57撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 11:57
苦節ウン十年、厳しい冬を耐えたブナ
杉尾坂から上がって来る林道に出合う
2024年04月20日 12:03撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 12:03
杉尾坂から上がって来る林道に出合う
樹間から杉尾峠
2024年04月20日 12:19撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 12:19
樹間から杉尾峠
Ca730ピークでランチタイム。体力と時間不足のため撤退することにする
2024年04月20日 12:26撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 12:26
Ca730ピークでランチタイム。体力と時間不足のため撤退することにする
ブナの若葉。この後は若丹国境尾根を五波峠に向かう
2024年04月20日 13:13撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 13:13
ブナの若葉。この後は若丹国境尾根を五波峠に向かう
権蔵坂の丹波芦生方面
2024年04月20日 14:24撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 14:24
権蔵坂の丹波芦生方面
カエデのコブ
2024年04月20日 14:26撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 14:26
カエデのコブ
権蔵坂の若狭名田庄方面、朝はこの道を上がってくる予定だった。この下で道が消失しているらしい
2024年04月20日 14:29撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 14:29
権蔵坂の若狭名田庄方面、朝はこの道を上がってくる予定だった。この下で道が消失しているらしい
街道研究家 小畑登氏の道標
「権蔵坂」名田庄の米を芦生に運ぶ馬方の権蔵が開いた峠道
2024年04月20日 14:29撮影 by  SO-01M, Sony
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街道研究家 小畑登氏の道標
「権蔵坂」名田庄の米を芦生に運ぶ馬方の権蔵が開いた峠道
厳しい冬に耐えたきたブナ
2024年04月20日 14:42撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 14:42
厳しい冬に耐えたきたブナ
権蔵坂を過ぎるとマーキングが消えるのでルーファイに忙しい
2024年04月20日 14:57撮影 by  SO-01M, Sony
4/20 14:57
権蔵坂を過ぎるとマーキングが消えるのでルーファイに忙しい
忽然と池が現れる、周囲25mぐらい
2024年04月20日 15:05撮影 by  SO-01M, Sony
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4/20 15:05
忽然と池が現れる、周囲25mぐらい
その傍らに山師の宴の跡
2024年04月20日 15:07撮影 by  SO-01M, Sony
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その傍らに山師の宴の跡
山桜は終盤
2024年04月20日 15:13撮影 by  SO-01M, Sony
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山桜は終盤
胸高3m越え
2024年04月20日 15:39撮影 by  SO-01M, Sony
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胸高3m越え
ナツツバキとホオノキの連樹
2024年04月20日 15:47撮影 by  SO-01M, Sony
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ナツツバキとホオノキの連樹
風雪に耐えたブナ
2024年04月20日 15:54撮影 by  SO-01M, Sony
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風雪に耐えたブナ
ミズナラも芽吹いている
2024年04月20日 15:56撮影 by  SO-01M, Sony
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ミズナラも芽吹いている
五波峠付近の美しいブナ林
2024年04月20日 15:56撮影 by  SO-01M, Sony
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五波峠付近の美しいブナ林
五波峠からチャリで林道を下る
2024年04月20日 16:04撮影 by  SO-01M, Sony
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五波峠からチャリで林道を下る
染ヶ谷家族旅行村の八重桜が見頃を迎えていた
2024年04月20日 16:36撮影 by  SO-01M, Sony
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染ヶ谷家族旅行村の八重桜が見頃を迎えていた
撮影機器:

感想

若狭と丹波を分ける若丹国境尾根は、西は頭巾山から東の三国峠まで長大な尾根である。ほとんど踏破しているのだが、三国峠から杉尾坂までは昨秋に山猫さん達と歩くことができた。残るはあと少し、山深くアクセスが難しい権蔵坂から先の杉尾峠までが残っているのだ。名田庄の染ヶ谷からの古道を辿って権蔵坂峠に上がり、若丹国境を杉尾坂までなら単独でも歩けそうだ。

大飯名田庄の五波峠までは2時間を要する。五波峠に着くと京都側から単独登山者が上がって来られた。林道は全線が舗装路で掃除も綺麗にされている。チャリをデポしてから染ヶ谷の古道の取付きポイントの余地に車を停めた。

古道が分からないので尾根を直登すると堀割れた古道に出合うことができた。新緑の尾根をジグを切って上がって行くと林道と交差して山側が崖になっている。古道は南にトラバースすればよいはずだが、尾根を辿りたくなって取付きポイントを探す。尾根に道はなくユズリハの濃い藪が続いている。かき分けながら15分ほど進むと藪を抜ける。眼前にブナ疎林の綺麗な尾根が現れる。尾根を上がると国境尾根のP695ピークに出ることができた。

さてここからは楽しい稜線歩きが始まると思っていたら大間違い。ブナやカエデ、リョウブ等の自然林が美しい尾根なのだが30〜50mのアップダウンが幾度となく現れ体力を削がれて時間が過ぎていく。杉尾坂峠の杉林が見えるピーク(Ca730)まで上がって取り敢えずランチ休憩をする。時刻は13時、杉尾坂まで往復1時間以上かかる。ここは無理をせず引き返すことにした。

復路になると精神的に楽になる。同じようにアップダウンがあるのに自然と足が前に出る。ここまでマーキングが疎らに見受けられたが、権蔵坂からは中山谷山までは全く見当たらない。4年前に往復歩いているが広い尾根や複雑な地形が数ヶ所あってルーファイに忙しい。曲がりくねった変形ブナに何本も出会い印象的だった。何十年もの間、風雪に耐えた証なのだろう

若丹国境が花に恵まれないのは増えすぎた鹿の食害なのだろうか。ブナやミズナラ、カエデの見事な紅葉の時期にまたチャレンジしてみたいものだ。体力が衰えていなければの話である。

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