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記録ID: 669027
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ハイキング
北陸

医王山(白兀山)896m

2015年06月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:19
距離
11.3km
登り
837m
下り
832m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:55
休憩
1:19
合計
6:14
8:41
8:49
41
9:30
9:34
55
10:29
10:58
116
12:54
13:12
7
13:19
13:36
19
13:59
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
医王山ビジターセンター(月曜休館日)の駐車場を利用。
正確な台数は不明ですが、40台以上停められると思います。
ただし、ここまでのアクセスルートが非常に狭く、曲がりくねった長い山道ですので、対向車が来たらすぐに後退して道を譲れるようなココロの余裕が必要です。
コース状況/
危険箇所等
大沼(おおいけ)までは林道状の道を歩きますので、危険はありません(途中、落石の多い場所はあります)。

大沼から白兀山までは、人が一人通れる幅の登山道を延々と登ります。
梅雨シーズンのためか、ぬかるみや水たまり、果ては道が川となっている場所もあり、スニーカーではキツイです。

鳶岩のあたりは、岩壁を上り下りした経験がないのであれば避けるべきです。
鎖場は難度が高く、手や足を滑らせたら、摩り下ろされます。
その他周辺情報 下山後、南砺市のぬく森の湯へ行きました。
平日は大人500円。
シャンプー、ボディーソープあり。
内風呂1、露天風呂1。
露天風呂はすぐ近くの農園から丸見えですが、あたりの山は見渡せます。
【医王山ビジターセンター】
ここまでの道路状況を考えると、他にアクセスルートがあるのではないか、と思うほど立派な建物。
月曜休館日。
トイレは毎日解放されている。ちゃんと、水も出る。

なお、駐車場内には一方通行の案内が出ているが、駐車場から伸びる2本の道のうち、一本が通行止めになっているため気にする必要は無いようだ。
2015年06月29日 07:43撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 7:43
【医王山ビジターセンター】
ここまでの道路状況を考えると、他にアクセスルートがあるのではないか、と思うほど立派な建物。
月曜休館日。
トイレは毎日解放されている。ちゃんと、水も出る。

なお、駐車場内には一方通行の案内が出ているが、駐車場から伸びる2本の道のうち、一本が通行止めになっているため気にする必要は無いようだ。
駐車場からは2本の登山道が延びており、1本は地蔵峠方面へ。
私が選択したのは、大沼方面への道。
作業用の未舗装路のため、大沼までは単調でつまらないが安全なルート。
ちなみに、大沼とかいてオオイケと読む。
2015年06月29日 07:48撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 7:48
駐車場からは2本の登山道が延びており、1本は地蔵峠方面へ。
私が選択したのは、大沼方面への道。
作業用の未舗装路のため、大沼までは単調でつまらないが安全なルート。
ちなみに、大沼とかいてオオイケと読む。
作業用道路の危険区間。
時折落石が発生するらしい。
その証拠に、道の両脇には剥がれ落ちた岩が積み上げられている区間があった。
2015年06月29日 07:53撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 7:53
作業用道路の危険区間。
時折落石が発生するらしい。
その証拠に、道の両脇には剥がれ落ちた岩が積み上げられている区間があった。
道に点在する地蔵。
元はこの作業用道路も、登山道だったのだろう。
2015年06月29日 07:53撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 7:53
道に点在する地蔵。
元はこの作業用道路も、登山道だったのだろう。
作業用道路の脇には、花が見受けられた。
2015年06月29日 07:54撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 7:54
作業用道路の脇には、花が見受けられた。
こんな花も。
鈴なりのラッキョウのようにも見える?
2015年06月29日 07:56撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
2
6/29 7:56
こんな花も。
鈴なりのラッキョウのようにも見える?
ドクダミ群生地帯。
医王山という名称は、薬草が多く採れることから来ているらしい。
2015年06月29日 08:03撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
1
6/29 8:03
ドクダミ群生地帯。
医王山という名称は、薬草が多く採れることから来ているらしい。
轍の部分だけ、綺麗に草が生えていない。
これは、オオバコ・・・だったっけ?
2015年06月29日 08:10撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 8:10
轍の部分だけ、綺麗に草が生えていない。
これは、オオバコ・・・だったっけ?
作業用道路から探勝路へ。
水が道に溢れ、大変なことに。
2015年06月29日 08:14撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 8:14
作業用道路から探勝路へ。
水が道に溢れ、大変なことに。
水が多い場所でした。
その水は透明度が高く、綺麗です。
池の表面を藻が覆っている様子さえ美しいです。
2015年06月29日 08:18撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 8:18
水が多い場所でした。
その水は透明度が高く、綺麗です。
池の表面を藻が覆っている様子さえ美しいです。
苔むした木製の橋。
滑りやすいですが、味があります。
あまりの気持ちよさに、深呼吸する回数が増えます。
2015年06月29日 08:22撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 8:22
苔むした木製の橋。
滑りやすいですが、味があります。
あまりの気持ちよさに、深呼吸する回数が増えます。
樹木さえも苔むしていました。
梅雨時だから道に水があふれているものと思いましたが、これを見ると、もともと水の多い山のようですね。
2015年06月29日 08:24撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 8:24
樹木さえも苔むしていました。
梅雨時だから道に水があふれているものと思いましたが、これを見ると、もともと水の多い山のようですね。
大沼到着。
池にはいくつも、カエルの卵らしき物体がぶら下がっていました。
木からぶら下がっているのは、初めて見ました!
2015年06月29日 08:38撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
1
6/29 8:38
大沼到着。
池にはいくつも、カエルの卵らしき物体がぶら下がっていました。
木からぶら下がっているのは、初めて見ました!
大沼。
風が出ているため水面はブレていますが、無風だったらさらに綺麗なんでしょうね。
2015年06月29日 08:41撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 8:41
大沼。
風が出ているため水面はブレていますが、無風だったらさらに綺麗なんでしょうね。
雲頂が平らに。
上空には暖かい空気が居座っているようです。
2015年06月29日 08:55撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 8:55
雲頂が平らに。
上空には暖かい空気が居座っているようです。
日が出てきて、夏山らしい写真になりました。
それにしても、この登山道は藪が多い・・・
2015年06月29日 08:58撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 8:58
日が出てきて、夏山らしい写真になりました。
それにしても、この登山道は藪が多い・・・
ザックを下ろさずには通れませんでした。
長いことこの状態のようです。
2015年06月29日 09:13撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 9:13
ザックを下ろさずには通れませんでした。
長いことこの状態のようです。
尾根に上がると、東屋が見えてきました。
トイレはありません。
雪に耐えるためなのでしょうか、立派な東屋でした。
2015年06月29日 09:31撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 9:31
尾根に上がると、東屋が見えてきました。
トイレはありません。
雪に耐えるためなのでしょうか、立派な東屋でした。
雲が増えてきましたが、遠くまで見渡せて爽快です。
2015年06月29日 09:31撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 9:31
雲が増えてきましたが、遠くまで見渡せて爽快です。
泡状の卵らしきもの。
あちこちの草に付けられていました。
これもカエルのものでしょうか?
2015年06月29日 09:41撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 9:41
泡状の卵らしきもの。
あちこちの草に付けられていました。
これもカエルのものでしょうか?
あちこちで、ササユリが咲いているのですが、花は終わりかけでした。
なかでも、一番元気なものを一枚掲載しました。
2015年06月29日 09:48撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
3
6/29 9:48
あちこちで、ササユリが咲いているのですが、花は終わりかけでした。
なかでも、一番元気なものを一枚掲載しました。
登山者泣かせの階段。
山での階段登りは、ほんと辛い。
2015年06月29日 09:50撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 9:50
登山者泣かせの階段。
山での階段登りは、ほんと辛い。
土止めの木の部分にいたカエル。
危うく踏みそうになりました。
モソモソと動くさまはかわいげがあります。
2015年06月29日 10:01撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 10:01
土止めの木の部分にいたカエル。
危うく踏みそうになりました。
モソモソと動くさまはかわいげがあります。
白兀山到着。
2015年06月29日 10:20撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
3
6/29 10:20
白兀山到着。
この日は晴れていますが、翌日からはまた雨の予報です。
2015年06月29日 10:22撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 10:22
この日は晴れていますが、翌日からはまた雨の予報です。
ブレていますが、綺麗な蝶を見つけました。
せっせと花を飛び回っていました。
2015年06月29日 10:27撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 10:27
ブレていますが、綺麗な蝶を見つけました。
せっせと花を飛び回っていました。
白兀山山頂。
山頂はこんな状態で、全く見通しが効きません。
山頂手前の、岩がむき出しになっている場所(恐らく、白兀の由来となった場所)からの眺めが良いです。
2015年06月29日 10:27撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
1
6/29 10:27
白兀山山頂。
山頂はこんな状態で、全く見通しが効きません。
山頂手前の、岩がむき出しになっている場所(恐らく、白兀の由来となった場所)からの眺めが良いです。
山頂での休憩後、別ルートから下山します。
ナカオ新道→鳶岩→三蛇ヶ滝→医王山ビジターセンター
2015年06月29日 11:01撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 11:01
山頂での休憩後、別ルートから下山します。
ナカオ新道→鳶岩→三蛇ヶ滝→医王山ビジターセンター
ナカオ新道は「初心者お断り!」という案内の通り、細く、急で歩きにくい道です。
そして、こんな川を渡ります。
足場になりそうな岩が少なく、ストックを川底に突き立ててバランスを取らないと濡れます。
雨の日は増水して危険だと思います。
このルートは避けた方がよさそうです。
2015年06月29日 11:39撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 11:39
ナカオ新道は「初心者お断り!」という案内の通り、細く、急で歩きにくい道です。
そして、こんな川を渡ります。
足場になりそうな岩が少なく、ストックを川底に突き立ててバランスを取らないと濡れます。
雨の日は増水して危険だと思います。
このルートは避けた方がよさそうです。
ナカオ新道を抜け、鳶岩へ。
2015年06月29日 11:57撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 11:57
ナカオ新道を抜け、鳶岩へ。
鳶岩周辺は、岩だらけ。
2015年06月29日 12:07撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 12:07
鳶岩周辺は、岩だらけ。
大沼を見下ろせました。
2015年06月29日 12:08撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 12:08
大沼を見下ろせました。
これが鳶岩。
あとで大沼へ下りて見上げたところ、この上に人が立ってました・・・
よくやるなぁ。
2015年06月29日 12:14撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
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6/29 12:14
これが鳶岩。
あとで大沼へ下りて見上げたところ、この上に人が立ってました・・・
よくやるなぁ。
ゴツゴツとした、見るからに痛そうな岩。
2015年06月29日 12:14撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 12:14
ゴツゴツとした、見るからに痛そうな岩。
鳶岩コースには、鎖場があります。
100mほどの高さを移動します。
ちなみに、登りの方がラクだそうです。
2015年06月29日 12:20撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 12:20
鳶岩コースには、鎖場があります。
100mほどの高さを移動します。
ちなみに、登りの方がラクだそうです。
前日の雨でぬれている部分もあり、滑りそうで怖い場所でした。
2015年06月29日 12:22撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 12:22
前日の雨でぬれている部分もあり、滑りそうで怖い場所でした。
まだ続きがある…と、うんざりしながらおりました。
楽しさはゼロ。
2015年06月29日 12:40撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 12:40
まだ続きがある…と、うんざりしながらおりました。
楽しさはゼロ。
振り返ってみました。
うーん、登りの方が楽らしいですが、これを見ても全く楽しそうには見えませんね(^_^;)
2015年06月29日 12:49撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 12:49
振り返ってみました。
うーん、登りの方が楽らしいですが、これを見ても全く楽しそうには見えませんね(^_^;)
三蛇ヶ滝。
水量と高さがあり、かなりの迫力と轟音でした。
汗ばんだ体が冷やされ、代わりに水しぶきで湿っぽくなりました。
2015年06月29日 13:00撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 13:00
三蛇ヶ滝。
水量と高さがあり、かなりの迫力と轟音でした。
汗ばんだ体が冷やされ、代わりに水しぶきで湿っぽくなりました。
大沼では、白兀山の山頂でお話ししたグループと再会。
しばらくおしゃべりをした後、駐車場まで戻りました。
雨こそ降りませんでしたが、午前中よりも雲が増えて、梅雨らしい最後でした。
2015年06月29日 13:55撮影 by  DMC-FT5, Panasonic
6/29 13:55
大沼では、白兀山の山頂でお話ししたグループと再会。
しばらくおしゃべりをした後、駐車場まで戻りました。
雨こそ降りませんでしたが、午前中よりも雲が増えて、梅雨らしい最後でした。

装備

備考 ビジターセンターからの登山者は少ないらしく、大沼を見ないのであれば、もっと白兀山に近い夕霧峠あたりから登るのが良いと思われる。
そこを基点にすれば、奥医王も合わせて登ることができそう。

感想

900m弱の山、と侮ってました。
医王山ビジターセンターからスタートすると、しっかりと登山できます。
人気のある山と聞いていたので、軽装でも歩ける山だと思っていたのですが、予想以上に藪が深く、夏でも長そでは必須です。
登山経験が無い人に紹介しようと思っていましたが、今回のルートを案内するのはやめようと思います。

登山道がいくつもあるようなので、次回は夕霧峠から登ってみようと思いました。

なお、医王山周辺地図(登山道と林道)についてはこちらからPDFでダウンロード可能ですので、紹介しておきます。

医王山ビジターセンター
http://www.ishikawaweb.jp/kankyou/modules/bulletin/?page=article&storyid=73

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