行道山:北斎山岳展を見て


- GPS
- 06:51
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 781m
- 下り
- 837m
コースタイム
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 6:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
去年墨田区の美術館で北斎山岳展へ行き、行道山の版画を見て、絶対行くと心に決めていたコースです。分県登山ガイドに載っています。朝一のバスで行道山バス停へ。そこから浄因寺まで道路を30分くらい歩きます。途中にきれいな水洗トイレがありました。シャガの群生が壮観でした
浮世絵で見た精心亭は老朽化で登れないようでしたが、この景色は、北斎の構図の通り遠くから眺めるのが良いです。来たかいがありました。その後、木段を上ったり下ったりしながら、寝釈迦像を目指します。無いな?と思ったら、岩山の上のとても見晴の良いところに。近くにきれいなベンチとテーブルがあって、景色を見ながら休めます。更にアップダウンしながら、行道山到着。360度の展望で、赤城山や男体山が見えました。気温は25度で暑かったですが、日陰になる四阿もありました。またアップダウンしながら、大岩展望台到着。まるで外国の高級リゾート地に来たかのような、すばらしい眺めとゴージャスなテラスがあります。水洗ではないですが、トイレもあります。そして大岩毘沙門天を見てから、長いアップダウンの山道が続きます。集中力が途切れてきて、暑いし、ばてて早く歩けないのでトイレも心配でしたが、何とか心を落ち着けて一歩一歩進みました。やっと到着した両崖山はすばらしい眺めでした。でも、この辺りから足利の山らしい岩の道が増えて、疲れがピークに。道ばたの岩に座って2回目のお昼ご飯を食べたら半分くらい回復。織姫公園の駐車場でトイレと自販機を見つけた時は、ほっとしました。
コースの感想と反省点
コースは全体的にとてもよく整備されていて、人々の信仰心の強さを感じました。足利アルプスと呼ばれているようで、アップダウンの連続がこたえました。分県登山ガイドのコース定数は13でしたが、自分的にはもっと高く感じられました。水は大体いつも1000ccを飲みきれないのですが、足りないかも?という状況を初めて経験しました。最後の方は残り200ccの水と一本のバナナが心の支えでした。大岩展望台の水は飲用ではありませんでしたが、自販機があったと思うので、次は買い足したいと思います。ロングコースなので、日没時間が遅くなるのを待って挑戦したので、夏日でした。4月頃なら涼しく楽に歩けて、ツツジも楽しめて、日没も午後6時頃で良いかもしれません。ランチは大体2回分持って行くのですが、全部食べたのは初めてでした。お菓子では力が出ないタイプなので、食事とフルーツは多めに用意して丁度だと思いました。トイレも大岩展望台で休憩前後に済ませるくらいの念入りさが必要だったと思いました。
地元のハイカーさんに何度か声をかけて頂き、まるで英語圏の国に来たような安心感がありました。こうやって情報交換をしながら、みんなで安全な山にしているのでしょう。反省点も多いですが、歩き通せた自分の健康とフレンドリーな山の雰囲気に感謝したいです。
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