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Yamareco

記録ID: 6764018
全員に公開
ハイキング
近畿

GW南紀廃集落3 田辺市大塔 中ノ俣の吊り橋

2024年05月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:11
距離
5.0km
登り
332m
下り
324m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:18
休憩
0:00
合計
3:18
6:48
198
スタート地点
10:06
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自転車
コース状況/
危険箇所等
トラバースが怖い箇所がある。
その他周辺情報 トイレは合川ダムのところにある。温泉は近くには無い。(※富里温泉は2024年5月現在休業中。)
南紀廃集落ツアー、3つ目は田辺市大塔の合川ダム湖畔の中の俣集落です。
最初の4枚は撤退したルートの紹介になります。
はじめ、犬手谷ちかくのこの吊り橋から対岸に渡ったあと、地形図の点線を参考に斜面をトラバースするルートを考えていました。
2024年05月04日 06:49撮影
5/4 6:49
南紀廃集落ツアー、3つ目は田辺市大塔の合川ダム湖畔の中の俣集落です。
最初の4枚は撤退したルートの紹介になります。
はじめ、犬手谷ちかくのこの吊り橋から対岸に渡ったあと、地形図の点線を参考に斜面をトラバースするルートを考えていました。
橋を渡ってすぐはこんな感じの穏やかな岸です
2024年05月04日 06:53撮影
5/4 6:53
橋を渡ってすぐはこんな感じの穏やかな岸です
少し行くと高度が上がってきて
2024年05月04日 06:57撮影
5/4 6:57
少し行くと高度が上がってきて
ここで危険と判断して引き返しました。引き返そうとしたら足元が崩れてきて崖下に転落するかと思われましたが、運良くこらえました。ちょうど画像真ん中の石がゴロゴロしているところです。
2024年05月04日 06:59撮影
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5/4 6:59
ここで危険と判断して引き返しました。引き返そうとしたら足元が崩れてきて崖下に転落するかと思われましたが、運良くこらえました。ちょうど画像真ん中の石がゴロゴロしているところです。
そもそもこのルートは地形図で分かるように危険なトラバースが予想出来たので、予め別のルートも考えていました。結果的にはそちらが正解でした。
今度は谷野口のちかくにかかるこの吊り橋で対岸に行きます。(地形図に橋の表記はありません)
2024年05月04日 07:20撮影
5/4 7:20
そもそもこのルートは地形図で分かるように危険なトラバースが予想出来たので、予め別のルートも考えていました。結果的にはそちらが正解でした。
今度は谷野口のちかくにかかるこの吊り橋で対岸に行きます。(地形図に橋の表記はありません)
橋を渡ると明瞭な道があります
2024年05月04日 07:21撮影
5/4 7:21
橋を渡ると明瞭な道があります
頻繁に使われているのかもしれません。
2024年05月04日 07:22撮影
5/4 7:22
頻繁に使われているのかもしれません。
途中で岩の尾根になってどうしようかと悩むのですが
2024年05月04日 07:26撮影
5/4 7:26
途中で岩の尾根になってどうしようかと悩むのですが
左にトラバースの道があるのでこちらに進みます
2024年05月04日 07:26撮影
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5/4 7:26
左にトラバースの道があるのでこちらに進みます
尾根にショートカットしました
2024年05月04日 07:29撮影
5/4 7:29
尾根にショートカットしました
下山時は分岐が分かりにくいのですがテープが目印になっています
2024年05月04日 09:50撮影
5/4 9:50
下山時は分岐が分かりにくいのですがテープが目印になっています
谷を下っていきます
2024年05月04日 07:33撮影
5/4 7:33
谷を下っていきます
しばらく道が薄くなりますが電柱が目印になります
2024年05月04日 07:36撮影
5/4 7:36
しばらく道が薄くなりますが電柱が目印になります
歩きやすい道になりました
2024年05月04日 07:40撮影
5/4 7:40
歩きやすい道になりました
祠のようなものがあります
2024年05月04日 07:44撮影
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5/4 7:44
祠のようなものがあります
ここで地形図を加工したものを載せます。赤線は航空写真から古道がありそうなところを記したもの。青線はエスケープ路、赤い四角は旧版地形図からおおよその屋敷跡を記入したものです
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ここで地形図を加工したものを載せます。赤線は航空写真から古道がありそうなところを記したもの。青線はエスケープ路、赤い四角は旧版地形図からおおよその屋敷跡を記入したものです
こちらは1948年の航空写真で前の写真と同じ範囲を切り取っています。ピンク線が中の俣の吊り橋、緑の円が農地です。
2024年05月05日 18:49撮影
5/5 18:49
こちらは1948年の航空写真で前の写真と同じ範囲を切り取っています。ピンク線が中の俣の吊り橋、緑の円が農地です。
まずは前の写真に記した、北側の農地を見に行きます。途中で逆向きにこの分岐があるのでこちらに行ってみます
2024年05月04日 08:11撮影
5/4 8:11
まずは前の写真に記した、北側の農地を見に行きます。途中で逆向きにこの分岐があるのでこちらに行ってみます
少し歩くと件の農地に至ります。墓石があります
2024年05月04日 07:57撮影
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5/4 7:57
少し歩くと件の農地に至ります。墓石があります
1の屋敷跡がどこか探してみましたが結局分かりませんでした。
2024年05月04日 07:58撮影
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5/4 7:58
1の屋敷跡がどこか探してみましたが結局分かりませんでした。
電柱があります。鋼管パーツを繋げた構造のようです
2024年05月04日 08:02撮影
5/4 8:02
電柱があります。鋼管パーツを繋げた構造のようです
別のところに墓石がたくさん
2024年05月04日 08:06撮影
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5/4 8:06
別のところに墓石がたくさん
マムシがいました
2024年05月04日 08:09撮影
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5/4 8:09
マムシがいました
次は南側の農地に行ってみます。一部このように不安定なトラバース区間がありました
2024年05月04日 08:16撮影
5/4 8:16
次は南側の農地に行ってみます。一部このように不安定なトラバース区間がありました
途中でトラバース道を外れて斜面をくだると廃屋や石垣が見えてきます。
2024年05月04日 08:51撮影
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5/4 8:51
途中でトラバース道を外れて斜面をくだると廃屋や石垣が見えてきます。
ついに着きました。倒壊した家屋がいくつかありました。これが2の屋敷跡に対応します
2024年05月04日 08:28撮影
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5/4 8:28
ついに着きました。倒壊した家屋がいくつかありました。これが2の屋敷跡に対応します
すぐ近くに浴室
2024年05月04日 08:30撮影
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5/4 8:30
すぐ近くに浴室
L字の配置でこちらにも崩れた家屋があります
2024年05月04日 08:32撮影
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5/4 8:32
L字の配置でこちらにも崩れた家屋があります
前の建物の内側です。乾いた木の匂いがしていました
2024年05月04日 08:33撮影
5/4 8:33
前の建物の内側です。乾いた木の匂いがしていました
そしてお目当ての「中の俣の吊り橋」です!事前に航空写真で見ていましたが床板がズレていて廃橋だろうと予想していました
2024年05月04日 08:39撮影
5/4 8:39
そしてお目当ての「中の俣の吊り橋」です!事前に航空写真で見ていましたが床板がズレていて廃橋だろうと予想していました
銘板や文字はありません。国道371号線からアプローチするとだいぶ大変ですが、ダム湖をボートで移動すれば簡単に来られるところです。ゴールデンウィークだったので実際にボートの音がしていました
2024年05月04日 08:39撮影
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5/4 8:39
銘板や文字はありません。国道371号線からアプローチするとだいぶ大変ですが、ダム湖をボートで移動すれば簡単に来られるところです。ゴールデンウィークだったので実際にボートの音がしていました
下からも撮影
2024年05月04日 09:16撮影
5/4 9:16
下からも撮影
次は3の屋敷跡です
2024年05月04日 08:47撮影
5/4 8:47
次は3の屋敷跡です
こちらは建物の残骸は残っていませんが、コンクリートの基礎があるのでそれと分かります
2024年05月04日 08:48撮影
5/4 8:48
こちらは建物の残骸は残っていませんが、コンクリートの基礎があるのでそれと分かります
次にもっと上流の方に行くと4の屋敷跡があります。
2024年05月04日 08:57撮影
5/4 8:57
次にもっと上流の方に行くと4の屋敷跡があります。
近くに炭焼き跡
2024年05月04日 09:00撮影
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5/4 9:00
近くに炭焼き跡
さらに上流の方向に道が続いていたので行ってみました。どこに続いているのか分からない電柱があります
2024年05月04日 09:00撮影
5/4 9:00
さらに上流の方向に道が続いていたので行ってみました。どこに続いているのか分からない電柱があります
電柱の拡大写真ですがどういう意味なのか分かりません。さらに上流の上露(こうずい)地区まで続いているのでしょうか
2024年05月04日 09:06撮影
5/4 9:06
電柱の拡大写真ですがどういう意味なのか分かりません。さらに上流の上露(こうずい)地区まで続いているのでしょうか
道はここで終わりです
2024年05月04日 09:02撮影
5/4 9:02
道はここで終わりです
レコードプレイヤー?これで中の俣集落の探索を終えました。はじめの足元が崩れた件があって京都に帰りたい気持ちが湧いてしまったのですが、結果的に沢山の発見があって良い探索でした
2024年05月04日 09:13撮影
5/4 9:13
レコードプレイヤー?これで中の俣集落の探索を終えました。はじめの足元が崩れた件があって京都に帰りたい気持ちが湧いてしまったのですが、結果的に沢山の発見があって良い探索でした
最後、国道に渡る吊り橋のところで気づいたのですが、吊り橋のワイヤーが木に巻かれていて「これ強度大丈夫なの?」と思いましたが…
2024年05月04日 09:58撮影
5/4 9:58
最後、国道に渡る吊り橋のところで気づいたのですが、吊り橋のワイヤーが木に巻かれていて「これ強度大丈夫なの?」と思いましたが…
木に巻かれているのは補助のワイヤー?で、肝心の重さを支えているワイヤーは地面にしっかり固定されていました(吊り橋の構造は分からないのでなにも言えません)
2024年05月04日 10:02撮影
5/4 10:02
木に巻かれているのは補助のワイヤー?で、肝心の重さを支えているワイヤーは地面にしっかり固定されていました(吊り橋の構造は分からないのでなにも言えません)

感想

ゴールデンウィークに南紀廃集落を探索しに遠征しに来て、3つ目の廃集落です。こちらはもともと吊り橋の方が気になっていて、ついでに廃集落を探索するかという感じでしたが、結局廃集落のほうがウェイトが高くなっていました。
中の俣集落はネット上に7〜17年前の記録があります(※)。このときは廃屋がまだ倒壊していなかったようです(杉の木が倒れてきたせいで倒壊したのかもしれません、そう考えると遅いも早いもないですね)
http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/30.Wakayama/Oto_Nakanomata.html
また、北側の農地は廃集落サイト「村影弥太郎の集落紀行」では「佐田」として紹介されています(※※)
※※http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/30.Wakayama/Oto_Sada.html

中の俣の吊り橋について、三川村郷土誌の54ページに三川村内の橋のデータがあり、中の俣の鉄線橋は大正11年2月架橋とあります。

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