蔵王 熊野岳〜御釜とコマクサ

2015年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 02:21
• 距離: 6.2km
• 登り: 347m
• 下り: 333m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:49
• 休憩: 0:32
• 合計: 2:21

距離 6.2km 登り 347m 下り 350m

9:40 蔵王地蔵尊
9:47 9:49 地蔵山
10:01 ワサ小屋跡分岐
10:19 10:26 熊野岳
10:34 10:50 馬の背分岐
11:01 熊野岳避難小屋
11:04 11:08 大高山分岐
11:32 ワサ小屋跡分岐
11:47 11:48 蔵王地蔵尊
11:52 11:54 三宝荒神山
12:01 蔵王地蔵尊

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「7　蔵王」（2012年版）

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

＜1日目＞は別レコで・・・
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-679970.html

＜2日目＞
青根温泉→蔵王ロープウェイ山麓駅　レンタカー　約44km
(RW)蔵王山麓→樹氷高原→地蔵山頂　蔵王ロープウェイ　往復2,600


起点・終点：地蔵山頂駅

(RW)地蔵山頂→樹氷高原→蔵王山麓　蔵王ロープウェイ
蔵王ロープウェイ山麓駅→蔵王刈田岳山頂駐車場　約25km
(観光)刈田岳
蔵王刈田岳山頂駐車場→蔵王不動尊　約13km
(観光)蔵王不動尊と不動の滝
蔵王不動尊→遠刈田温泉観光駐車場　約8km

遠刈田温泉　神の湯

遠刈田温泉観光駐車場→白石城駐車場
(観光)白石城
白石城駐車場→白石蔵王駅　約2km
白石蔵王→東京→新宿　JR東北新幹線・中央本線　12,530（えきねっと割引）
新宿→町田　小田急小田原線　特急ホームウェイ　370+410

コース状況／危険箇所等

★熊野岳と刈田岳を結ぶ馬の背は通行止め。なので、熊野岳から刈田岳へは行けません。
　厳密には、熊野岳避難小屋の下にある三叉路から先が通行止め。御釜は見られます。
・コース全般危険箇所なし。
・道は遊歩道並に整備されている。
・ワサ小屋跡から少し進むと、熊野岳への近道コースがある。岩だらけの道を直登する道だが、危険箇所はない。遊歩道では物足りないと言う人にはこの道がオススメ。
・風が強い。特にワサ小屋跡辺りはもの凄い強風。

その他周辺情報

○温泉　遠刈田温泉　神の湯　310
　少し緑がかった濁り湯。熱めでよくあたたまる。

写真

7/19 6:15

宿の部屋から。
気になる天気は、問題なさそう。

7/19 9:00

宮城側の青根温泉から、蔵王山をぐるっと半周、山形側に回って蔵王ロープウェイ山麓駅へ。

7/19 9:20

蔵王ロープウェイ。
行列なしで乗れた。

7/19 9:35

地蔵山頂駅。
強風で運休にならないか心配していたが、大丈夫だった。
山頂線は箱根と同じタイプのロープウェイ。

7/19 9:36

まずは蔵王地蔵尊にご挨拶。

7/19 9:37

蔵王地蔵尊。
強風で頭巾が・・・

7/19 9:37

これから向かう、地蔵山。

7/19 9:40

まずは地蔵山を直登。

7/19 9:47

ヤマハハコ。

7/19 9:47

10分もしないうちに地蔵山に到着。

7/19 9:47

地蔵山からは大展望。
地蔵山頂駅と隣の三宝荒神山。

7/19 9:48

山形側の眺め。

7/19 9:48

これから向かう熊野岳。

7/19 9:49

写真には写らないけど、かなりの強風。

7/19 9:51

屏風岳ではまだ咲いていなかったけど、ここではもう咲いている。

7/19 9:54

雪が積もって道が見えないときは、この柱に沿って歩けばいいようだ。

7/19 9:58

正面に熊野岳。

7/19 9:59

オトギリソウたくさん。
イワオトギリ？シナノオトギリ？

7/19 10:01

ワサ小屋跡にある、姥神。
通称ヤマンバさま。
長い間石積みに埋もれていた首なしの姥神様。
数年前に頭部を再生したらしい。

7/19 10:02

それにしても、鞍部はものすごい強風。

7/19 10:02

地蔵山と熊野岳の鞍部から、山形側の眺め。
風は山形側から宮城側に通り抜けていく。

7/19 10:08

近道コースを行く。

7/19 10:10

シロバナトウウチソウ、かな？

7/19 10:13

近道コースは岩だらけの道。
○を辿って登っていく。

7/19 10:18

登りきって振り返ると、絶景。

7/19 10:19

熊野岳の山頂にある蔵王山神社。
熊野神社が改名されて蔵王山神社になったらしい。

7/19 10:19

蔵王山神社。

7/19 10:20

蔵王山神社。
周囲を石垣で囲ってあって、風を避けることができる。
背面に避難小屋がある。

7/19 10:22

熊野岳の山頂。
ここも、強風！

7/19 10:22

斎藤茂吉の歌碑。

7/19 10:22

木が全くないので、眺望は抜群。
こっちは山形側。

7/19 10:23

下に地蔵山。

7/19 10:23

あれは、月山。

7/19 10:24

西には、朝日山地。

7/19 10:26

北側。
昨日歩いた屏風岳が少し見える。

7/19 10:26

熊野岳の山頂はものすごく広い。

7/19 10:27

通行止めの案内。
ここで右手に下る。
通行止めはここからではなく、右手を下って御釜の縁に出たところから。

7/19 10:30

馬の背と、刈田岳が見えてきた。

7/19 10:34

振り返って熊野岳。

7/19 10:34

ここが三叉路。
ここから先が通行止め。

7/19 10:36

御釜が見えた！

7/19 10:43

御釜。

7/19 10:44

いや〜絶景！

7/19 10:48

コマクサ発見。

7/19 10:52

残雪と御釜。

7/19 10:54

コマクサは終りかけのものが多い。

7/19 10:55

御釜とコマクサ。

7/19 10:55

御釜とコマクサ。

7/19 10:57

三叉路から十字路の間にはコマクサが大群生している。

7/19 10:58

コマクサの大群生。

7/19 11:01

熊野岳避難小屋。

7/19 11:04

十字路。

7/19 11:06

北蔵王への道。

7/19 11:07

東側。
ロバの耳コースは通行止め。

7/19 11:08

下に釜房湖、遠くに仙台市街と、さらに向こうに海が見える。
仙台塩釜港のあたりだろうか。

7/19 11:12

何か建物の跡のようだが、何だろう。

7/19 11:13

仙台二中遭難者供養碑。
大正7年に仙台二中の修学登山で天気の急変により吹雪になり、近くの石室で生徒7名、教諭2名が亡くなる、という傷ましい事故があったそうです。
先ほどの建物跡がその石室だろうか。

7/19 11:14

熊野岳の丁稜からは御釜は見えない。

7/19 11:15

さて、少し早いが下りにかかる。

7/19 11:18

まだ残っていたイワカガミ。

7/19 11:19

ハクサンチドリ。

7/19 11:19

オノエラン。

7/19 11:23

コウゾリナ、かな？

7/19 11:25

オノエラン。

7/19 11:28

地蔵山。

7/19 11:32

再びヤマンバさま。
不意にこの像に出くわすと怖いかも。

7/19 11:33

帰りは巻き道で。

7/19 11:35

振り返って熊野岳。

7/19 11:36

地蔵山の巻き道にはずっと木道が敷かれている。

7/19 11:43

ウラジロヨウラク。

7/19 11:45

コバイケイソウと三宝荒神山。

7/19 11:47

再び、蔵王地蔵尊。

7/19 11:48

ついでに三宝荒神山にも登っておこう。

7/19 11:52

あっという間に三宝荒神山の山頂。

7/19 11:53

地蔵山と熊野岳。

7/19 11:53

三宝荒神山から、山形側の眺め。

7/19 11:56

地蔵山と地蔵山頂駅。

7/19 11:57

地蔵山への道は、ほんとに直登。

7/19 12:01

地蔵山頂駅。

7/19 12:08

レストハウスでひと休み。

7/19 12:11

食事は、なぜかカツとじ定食。

7/19 12:25

ソフトクリーム。
山形名産のラフランス味。

7/19 12:38

ロープウェイで下り。

7/19 12:52

樹氷高原駅で乗り換え。

7/19 13:08

蔵王山麓駅に到着。

7/19 13:54

昨日は何も見えなかった刈田岳に寄り道。

7/19 13:57

今日は御釜がよく見える。

7/19 13:57

刈田岳。

7/19 13:58

御釜の碧。

7/19 13:59

刈田岳からも絶景。

7/19 14:03

昨日歩いた屏風山。
今日は天気がいいからあっちも最高だろうな〜

7/19 14:04

刈田岳の奥の院。

7/19 14:04

刈田岳山頂。

7/19 14:05

刈田岳は観光地。

7/19 14:05

刈田岳の巨大標柱。

7/19 14:06

これぞ蔵王、という景観。

7/19 14:07

ついつい同じような絵を何枚も・・・

7/19 14:08

刈田岳避難小屋と屏風岳。

7/19 14:09

蔵王エコーライン。

7/19 14:10

刈田岳山頂も広い。

7/19 14:10

向こうに見えるのは、さっきまでいた熊野岳。

7/19 14:16

昨日とは打って変わって駐車場は大混雑。

7/19 14:42

さらに寄り道。
蔵王不動尊。

7/19 14:42

蔵王不動尊。

7/19 14:45

蔵王不動尊の近くに滝見台があり、不動の滝が見える。

7/19 15:01

次は、遠刈田温泉へ。
なぜかコンビニの屋根に巨大な天狗。

7/19 15:28

温泉は、神の湯。
緑がかった濁り湯で、ここも熱めのお湯。

7/19 16:18

さらに寄り道。
せっかく白石に来たのだし、白石城。

7/19 16:23

白石城。

7/19 16:24

片倉小十郎影綱公の碑。

7/19 16:30

白石城の近くにある神明社。

7/19 16:31

神明社。

7/19 16:32

神明社の片隅に、郵便貯金碑。
調べてみると、なかなか面白いエピソードがあった。
書くと長くなるので、是非調べてみてください。

7/19 16:35

神明社の参道。

7/19 16:35

道脇に、ウバユリ。

7/19 17:03

白石蔵王駅。
蔵王の旅はこれで終了。

7/19 17:48

帰りも新幹線。

7/19 17:50

駅で食事でも、と思ったら・・・駅にも周辺にも何もない・・・

7/19 17:56

帰りもやまびこ。

7/19 17:59

電車のおやつは、仙台まころん。

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

WashiTabi

蔵王2日目は、熊野岳と御釜。（1日目の屏風岳は別レコで）

当初の計画は、刈田岳から熊野岳を経て峩々（がが）温泉に下る、というちょっと変則的なコースを考えていた。
が、警戒レベルは引き下げられても、刈田岳から熊野岳への馬の背の道は通行止め！
ということに3日ほど前に気が付いて、慌てて計画を修正。

熊野岳に至るルートは、刈田岳からがダメならば、山形側の蔵王ロープウェイからか、宮城側からなら峩々温泉からピストンするしかない。
峩々温泉からのピストンが面白そうなコースなのだが・・・コースタイムは7時間ほど。
でも電車の時間の制限があるのでちょっと厳しい。
なので、結局一番お手軽な蔵王ロープウェイからにした。

天気は晴れ！
でも風がかなり強いので、ロープウェイが運休にならないか心配していたが、何事もなく普通に運行していた。
猛暑の予報もどこ吹く風。
山頂駅はとても涼しい、どころか、風が強いので防風のソフトシェルを着ておかないと寒いくらい。

山頂駅からだと、登りらしい登りは最初の地蔵山と熊野岳の近道コースくらいで、それも10分20分程度の短いもの。
歩きとしては物足りないが、その代わりに景色は抜群に良かった。
御釜も見られたし、終わりかけではあったがコマクサの大群落も見られてとても満足。

歩き足りない分は観光で。
前日は雲で何も見えなかった刈田岳に行き絶景を楽しむ。
さらに蔵王不動尊に寄り道して、不動の滝を眺める。
そして遠刈田温泉の神の湯で温泉。
で、駅に向かう前にもうひとつ、白石城も見物。

というわけで、2日にわたる蔵王。
なんだか歩いた量は少なくなってしまったけれど、花に絶景に温泉に、十分に楽しめた。
あとは北蔵王とか南蔵王の不忘山とか、積雪期の熊野岳とかも楽しそう。


〜前日：雨の屏風岳〜
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-679970.html

〜2年半前：蔵王で雪山体験（途中撤退）〜
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-247553.html

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/V3o3cPFVmTGHBMuX7