ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6821237
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

三界山(敗退) 残雪ゼロで取り付く島も無し…

2024年05月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
10.5km
登り
438m
下り
443m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:15
休憩
0:08
合計
5:23
7:52
7:52
5
7:57
7:57
73
9:10
9:18
50
10:08
10:08
87
11:35
すずこやの森登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
すずこやの森登山口には10台程度の駐車場あり。トイレ等はない。
登山道はすずこやの森とは違う入口のため要注意。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は特にありません。
その他周辺情報 下山後にクアパークひめかゆに立ち寄り湯しました。700円。
mont-bell会員証提示で100円引きになります。
すずこやの森登山口を出発!
ツ「行ってきます!」
2
すずこやの森登山口を出発!
ツ「行ってきます!」

なんだか道があらぬ方角へむかっているような…。
1

なんだか道があらぬ方角へむかっているような…。
ぐるっと一周して国道に出てしまった!
ツ「登山道はこっちだっぺ」
茶「紛らわしい!」
4
ぐるっと一周して国道に出てしまった!
ツ「登山道はこっちだっぺ」
茶「紛らわしい!」
道間違いで10分ロス。
ペースを上げて県境尾根に登っていく。
1
道間違いで10分ロス。
ペースを上げて県境尾根に登っていく。
県境尾根に出た。
笹薮の中を切り開いた道の真ん中に熊の糞発見。
緊張が走る。
3
県境尾根に出た。
笹薮の中を切り開いた道の真ん中に熊の糞発見。
緊張が走る。
一箇所、笹薮が窓のように開いている展望台がある。これから行く方向を眺めてみるが…雪、無くね?
残雪期限定ルートを歩く予定なのだが…。
5
一箇所、笹薮が窓のように開いている展望台がある。これから行く方向を眺めてみるが…雪、無くね?
残雪期限定ルートを歩く予定なのだが…。
遠目にはまったく雪が残っていないように見えたが、残るところには残っている。ちょっとだけ希望が繋がった。
2
遠目にはまったく雪が残っていないように見えたが、残るところには残っている。ちょっとだけ希望が繋がった。
雪に潰されて起き上がっていない木々が登山道を塞いでいる。こういう場所を通るのは非常に難儀だ。
2
雪に潰されて起き上がっていない木々が登山道を塞いでいる。こういう場所を通るのは非常に難儀だ。
三合目駐車場からのコースと合流した。
ここから先は一度歩いたことのあるコースとなる。
1
三合目駐車場からのコースと合流した。
ここから先は一度歩いたことのあるコースとなる。
大森山の山腹で四合目。
2
大森山の山腹で四合目。
雪解け後すぐのためか倒木が多い。
7
雪解け後すぐのためか倒木が多い。
このあたりで一人の男性とすれ違った。焼石を目指したが途中で帰ってきたという。嫌な予感がする…。
2
このあたりで一人の男性とすれ違った。焼石を目指したが途中で帰ってきたという。嫌な予感がする…。
釈迦懺悔と回り道の分岐。
回り道を選ぶ。
1
釈迦懺悔と回り道の分岐。
回り道を選ぶ。
釈迦懺悔からの道と再度合流。
いよいよ三階山へ向け夏道を外れる場所が近づいた。
良かった、まだ雪が残っている!
2
釈迦懺悔からの道と再度合流。
いよいよ三階山へ向け夏道を外れる場所が近づいた。
良かった、まだ雪が残っている!
…と思ったのもつかの間。
雪が残っていたのはほんの少しだけで、あとはご覧の通り。
1
…と思ったのもつかの間。
雪が残っていたのはほんの少しだけで、あとはご覧の通り。
雪が残っている場所はないかと夏道を進むが、胆沢川の渡渉点まで来てしまった。ここを渡ると三階山に取り付くのは難しくなる。
3
雪が残っている場所はないかと夏道を進むが、胆沢川の渡渉点まで来てしまった。ここを渡ると三階山に取り付くのは難しくなる。
気持ちを切り替えて焼石に向かう選択肢もあったが心が折れてしまった。撤退を決意。
2
気持ちを切り替えて焼石に向かう選択肢もあったが心が折れてしまった。撤退を決意。
帰りは釈迦懺悔を経由。
ツ「意気消沈具合が半端ないっぺ!」
6
帰りは釈迦懺悔を経由。
ツ「意気消沈具合が半端ないっぺ!」
やっぱ雪は残っていなかった。
薄々考えていたことではあったが、現実を突きつけられた。
2
やっぱ雪は残っていなかった。
薄々考えていたことではあったが、現実を突きつけられた。
失意の下山。
ツ「お疲れさまでした〜」
5
失意の下山。
ツ「お疲れさまでした〜」

感想

岩手の山150・岩手百名山にエントリーされている三界山。
登山道の無い山なので藪漕ぎを覚悟で挑むか、雪の上を行くかしかない山です。我々の場合、藪漕ぎは最初から選択肢に入らないですし、雪の上といっても厳冬期は無理。必然的に残雪期に挑むしかありません。さらにアプローチ道路の冬季閉鎖という問題もあり、アタックできる日がかなり限られる山です。
今年は記録的な少雪と春の高温で雪解けが早いのはわかっていましたが、一縷の望みにかけて道の冬季閉鎖が解除された翌々日に登ってみることにしました。
結果としては大惨敗。日陰や谷底以外に雪の姿はなく、背丈を超える高さの笹薮が我々の入山を拒んでいました。山中で出会った方から聞いた話だと、今年は例年に比べ2〜3週間ほど季節が早いとのこと。なるほど、そりゃ雪なんて残ってないですよね。ハクサンイチゲが咲くわけだわ。
もし来年以降もこの状態が続くとすると、冬季通行止め解除が大幅に早まってくれない限りこのコースからのアタックは絶望的。通行止めゲート前から歩く手もありますが、そうなると距離的に山中ビバーク必至。
他には蟻の巣山から県境尾根沿いに南下するパターン。岩手県側から南本内岳から伸びる尾根沿いに西進するパターンなどが考えられます。しかし前者は地形の難易度的に厳しそうだし、後者は山中泊必至。どちらも我々には荷が重そうです。
いずれにしろ登頂は一年持ち越し確定です。岩手の山150山でもっとも難敵とは思っていましたが、まさか挑戦すらさせてもらえないとは。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:138人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら