御嶽山(日和田口~継子岳~五の池小屋)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,437m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道入口に登山ポストあり。登山ポストに用紙と登山届届出済証が入ってます。届けを出したら届出済証を持って登山しましょう。コース状況は最悪でした。噴火してから人が入ってないせいか、最初から笹藪の藪こぎです。はっきり言ってどこが登山道か分かりません。笹藪は自分の背丈より高いし、足元は笹なので滑りやすいし、笹のないところも一面苔だらけで気が抜けません。枝に巻き付けてある赤いテープとわずかに笹藪が低くなっているのを確認しながら、あとは野生の勘ですね。獣道を進むような感じです。林道の合流点まではそんな感じです。林道から継子岳の登山道入口も分かり難かったです。自分は入口を見落し15分くらいロスしました。継子岳登山道も前半は笹藪の藪こぎです。笹藪の高さが背丈の半分くらいなので最初の藪こぎよりは楽です。とにかくかなりコースは荒れているので、藪こぎ大好き人間か上級者しか登らないほううがいいと思います。 |
写真
感想
今回の山行きは来週末の白馬岳登山に備えて、自分の現在の体力の確認とトレーニングを兼ねて3000m級の山に登ろうと思い継子岳を選びました。もう1つの理由は去年山頂で噴火に遇い奇跡的に生還してから、御嶽山は今どうなっているのか自分の目で確かめたかったからです。さらにもう1つの理由が継子岳周辺に咲くコマクサの存在でした。こんなに近くでコマクサを見ることができる場所を知らなかったので、今回どうしてもコマクサの花を見たくて選びました。
夜0:30に出発、コマクサを見るために日和田口を選んだのですが初めてのルートで登山口を通り過ぎてしまい、チャオ御岳スノーリゾートまで行ってしまい引き返すことに。ようやく登山口を見つけ5:00に登山開始。と思ったら登山道が見つからない。地図とにらめっこしながら川を渡り笹藪の中へ。まさかと思ったけど、どう考えても噴火の後誰もこのルートを登ってないとしか思えない状況。自分の背丈より高い笹藪の藪こぎをする事1時間、ようやく林道との合流点に出る。その先も林道から継子岳登山道への分岐を見落し約20分のロス。更に継子岳登山道の前半も最初よりましだけど笹藪の藪こぎが続く。その後も全体的にコースは荒れていて予想以上に体力を消耗。なんとか継子岳の山頂付近までたどり着いた時、砂礫地に咲くピンクの花が目に飛び込んできた。コマクサの花だ!可憐でかわいらしい花、最悪の登山道だったけど最高のご褒美。やっぱり山はいいですね。写真を何枚か撮り山頂へ。山頂に着くと目の前に去年噴火に遇った剣ヶ峰が。夏の青空と流れる白い雲、そして剣ヶ峰の後方から上がる白い噴煙。剣ヶ峰の手前の山肌には火山灰が降り積もった後がまだら模様に見える。今山はこんなに静かなのに、何かとても感慨深いものがありました。しばらく山頂で休憩し五ノ池小屋へ。五ノ池小屋で昼食をとりピストンして下山することに。しかし、あの藪こぎはもうごめんだったのでスキー場のゴンドラ山頂駅経由で下山。スキー場からは県道を歩くこと約1時間、ようやく日和田口に到着。今回の山行きは予定外のことばかりで体力的にはかなりきつかったです。後半は暑さでかなりバテました。捜索活動でヘリがずっと飛んでいましたが、残りの行方不明者が早く見つかることを祈るばかりです。
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