記録ID: 6856473
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒
乳頭山(孫六コースから田代平湿原、蟹場温泉方面へ周回)
2024年05月26日(日) [日帰り]
matsuzato
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:05
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 743m
- 下り
- 738m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:06
天候 | 晴れ。山頂で気温15〜20℃くらい、風速1〜4m/sくらい。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水場はない。孫六コースの入口に沢水が引いてあったが工事のせいかなくなっていた。同じような沢水は黒湯の入口にもある。湧き水は県道194号線途中で分岐する鶴の湯林道に入ってすぐのところに「勘助清水」。自販機は温泉街にある。コンビニは県道に入る手前のヤマザキとローソンが最後。ヤマザキデイリーはパンが美味しい(カロリーも高い)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一本松コース(黒湯コース)の最序盤にある橋が落ちたということで、通行止めになっている。無理すれば徒渉できなくもないと思うが、水量によっては危険とも思われ、事実上、少なくとも当面の間は使えないものと考えた方が良いようだ。黒湯と孫六の間は通れるようだが、駐車する場所は黒湯しかない。温泉客に気兼ねするので、大釜温泉の脇から入ることにした。 旧乳頭スキー場の駐車場から大釜温泉までロード。ロード沿いに遊歩道もあるので、自然の中を歩きたい方はそちらへどうぞ。ただし散策路が錯綜しているため、明後日の方向に行かないよう注意は必要。 大釜温泉の脇に蟹場/田代平方向への登山道と、孫六温泉へ向かう散策路/作業道がある。今日の登りは散策路/作業道へ入る。前者は下ってきた道となる。散策路/作業道の方に危険箇所はない。ロードと合わせて20分程度も歩けば孫六温泉へ着く。そこから登山道へ。このルート取りは黒湯が開く前の残雪期でも使うため、覚えておいても損はない。 最初のピークがいきなり急登。おおむね木段や木道で整備されており歩きやすい。ピークにはベンチがある。そこから1,000mを越えてシラビソが現れるあたりまで、ダラダラ登る。ところどころ滑るので注意。シラビソが目立つようになったあたりから、ひどい洗掘で歩きづらい道になる。ここからは「ところどころ」というレベルではなく滑る。登りはまだ良いが下る際は特に注意。雨後は水も溜まっており、ドロドロになる。田代平山荘の手前からは木道と大きめのガレ場で歩きやすい。先週まで刈り払いが入っておらず、一部下草がうるさかったが、今日は刈られていた。感謝。田代平山荘から山頂直下の分岐手前あたりまで、一部細尾根がある。転落注意。また、山頂は断崖。 登山道上に雪はもうない。 下りの田代平山荘〜田代平湿原は木道。湿原最終盤あたりからところどころ藪でしんどい印象だったが、こちらも刈り払いされていた。非常に歩きやすい。感謝。湿原を過ぎると急坂。足の置き場は多く、ところどころ木段なども整備されており歩きやすいが、直向き進む形となり登りは苦行。急坂を終えると平坦な道がダラダラ続くが、ここはところどころ泥濘。長靴やスパッツを推奨する。蟹場分岐からも急坂とダラダラとした泥濘が交互に現れる。クマには注意。 トイレは田代平山荘にある。 |
その他周辺情報 | 温泉、宿泊、食事は乳頭温泉郷、田沢湖高原温泉郷、水沢温泉郷などがあるので選び放題。是非比べてみて欲しい。モダンで万人向けなのは「妙の湯」。休暇村も安牌と言える。乳頭温泉郷のほかのところはやや秘湯感がある。それが良いのだという方にはオススメできる。 敷居の低いところでは「アルパこまくさ」でも食事や入浴が可能。昔ながらのソフトアイス(「ソフトクリーム」にあらず)がジャンクで美味しい。mont-bellのオリジナルTシャツも販売している。田沢湖スキー場に出現するババヘラ、田沢湖方面に進んで間もなくにある「山のはちみつ屋」のソフトクリームなども美味しい。 また国道341号線を八幡平方面に少し進むと「茶たての清水」と呼ばれている湧き水スポットがある。ここは常に豊富な湧き水が出ているのみならず、トイレや広い駐車場もあり、遠方から来た場合は拠点にできるかもしれない。 |
写真
感想
【水・食料】
凡例:消費量/持参量+現地調達量
水・スポドリ:1.75L/3.00L
行動食・非常食:おにぎり1/1個、ゼリー飲料3/4袋、小型羊羹0/2個
食事:おにぎり2/2個
【以下日記】
昨日はワラビ採り、今日はタケノコ採りの想定だったが、土曜日はまたも葬式だった。日曜日の今日は、行ったことのない中岳・四角岳か、田代岳や大白森と迷ったものの、定点観測とあまり人がいなくて静かそうな乳頭山とした。
下りは田代平湿原を経由して蟹場方面へ下りている。このルートは藪、急坂、泥濘の三重奏という記憶だったが、刈り払いされ、泥濘も比較的乾いており、まあまあ楽しく歩けたので拍子抜け。この調子であれば孫六コースを下るより良い。ただ急坂は登りに使うには相変わらず苦行と感じたので、逆回りはないだろう。そもそも孫六コースの下りがツラいという話なので、いずれにせよない選択肢なのだが。
コースタイムはお察しであるが、これは想定内だったから、朝は早く出た。まったく早朝の空気は気持ち良いし、時間に余裕があれば気持ちは楽だしで、まさに早起きは三文の徳である。翌日に疲れをなるべく残さないため、日焼け止めを入念に塗る。
今日は本当に素晴らしい天気だった。山頂から太平山、鳥海山、栗駒山、早池峰山、岩木山まで見えた。岩手山や秋田駒ヶ岳は当然見えるし、森吉山や八幡平はだいたい見えるが、ここまですべて見えるのは珍しい。先週に続いて爽快な山頂となった。しかし今週も収穫はイマイチ。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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蟹場分岐ルート、未踏なので大変参考になりました、いつか是非歩いてみたいと思います。
いつもアクセス・ルート状況・周辺情報の詳細なレポ、感心して読ませて頂いてます。
どこかの山でお会いしたら、是非お声かけください!
またすぐササが伸びそうな気がするので、歩いてみるなら今年は狙い目かもしれません。
秋も綺麗なコースです(泥濘が乾かないので対策必須ですが)。
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