登山口はるか手前で撤退って恥ずかし・・・ また来ます富士山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 264m
- 下り
- 256m
コースタイム
- 山行
- 0:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:30
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:55
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは見つけられませんでした。 |
その他周辺情報 | JR興津駅近くの温泉施設、「駿河健康ランド」 入館料2,050円は少々高めですが、24時間オープンで施設も充実。 興津駅、清水駅への送迎あり。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25000地形図(1)
ガイド地図(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
タオル(1)
スマホ(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
ストック(1)
時計(1)
行動食
非常食(1)
カメラ(1)
ツェルト(1)
ファーストエイドキット(1)
登山靴(1)
平地用靴(1)
替え下着(1)
|
---|---|
備考 | 汗も、股ずれの対処にワセリンが必要 |
感想
撤退するときはいつもあっけないものです。
ソロで歩いていると、ここまでと決めるのは自分しかいないので、判断は一瞬です。
むしろ葛藤は引き返す途中で起こります。
原因はどうあれ、対処できない自分自身への信頼が揺らぎます(あ、それはいつもか・・・)
田子の浦から富士山駅、二日間で富士山縦断。
当然の体力勝負プランに不安を抱えつつも迎えた当日、夕暮れのJR吉原駅を出た私が向かったのが登山地図を(通販で)購入した店でした。
ネットで注文した私に店長の西川さんが連絡をくれて、コースのアドバイスをしたいからスタート前にぜひ寄ってくれとのこと。
岳南鉄道に乗り換えて2駅なんですが、乗り継ぎが合わずにやむなくタクシーで商店街に向かい、無事にお会いすることができました。
実際にこのコースをガイドもされている西川さんは、この最古の登山道の復活と活性化に尽力されている方です。
短い時間でしたが、広げた地図を前に現在の整備状況やテープの有無、分岐の様子などご自身で整備に歩いている立場から詳しい説明をしていただけました。
この道を歩く人はまだ少ないけれど、だれもが無事に歩いてもらいたいとの気持ちが伝わる説明でした。
(翌日の報告に残念がる様子が申し訳なくて・・・)
帰りのタクシーで吉原駅に向かえばいいところ、思い付きでスタート地点の海岸まで行ったのが最初の小さな予定変更。
車を降りるとテトラポットの並ぶ堤防を通り過ぎ、砂浜が現れたところで波打ち際に近づいてみます。
ちょうど潮が満ちで来るタイミングだったようで、打ち寄せる波の迫力に気を呑まれてしまって後ずさりしながら海岸を後にしました。
この海岸にある富士塚を起点に昔の富士登山道があったそうです。
地図に載っているそのポイントに向かいますが、ここでさっきの「小さな予定変更」が影を落とします。
この辺りは住宅地の中の細い道、そのルートを最初に下見しながら来るはずだったのにタクシーで素通りしてしまった!
幸い海に突き出た狭い範囲だったのでうろうろしながらも塚を見つけることができました。
いらぬ回り道と焦った挙句の急ぎ足はこの後も続きます。
3776mの登山道、ここが起点! なんて食指の動く表示があって、あらためてスタート!
北に向かって線路を渡って街中に入っていきます。
ここで交差点の曲がり方をなぜか間違え、確認のきっかけがないまま歩き続けました。
西川さんの店がある商店街に戻ってくるルートでしたが、その商店街に着かないのを不審に思ってコンビニで尋ね、はじめてルートロスに気づいた次第・・・
そこからは方向だけを頼りに先でルートに復帰しようとひたすら歩きました。
(GPSは表示の不具合で使用できず)
街中だから遭難とは無縁ですが、目印も道標もない分岐が無数にある市街地の道路。
案内標識を見上げても出てくる地名に見覚えはなし。
2時間後に予定のルート復帰を確認できて一息つけたのはよかったけれど、その間はずっと焦る気分のままに急ぎ足が続いていました。
この夜の暑さと湿度はとんでもないものでしたが、別の疲れがじわじわと・・・
このルートではスタートして6時間後の村山浅間神社が登山口になります。
それまでは標高がほとんど上がらないので、登山靴だと足に負担が大きいだろうと想像し、普段の靴を履いていました。
当然ホールドも弱く、靴下が擦れて小指に痛みが出てきました。
あと、恥ずかしい話ですが股関節が汗と摩擦でヒリヒリと・・・
(かいた汗で下着が濡れ、ズボンが下着の形に染みになっていました)
いったん止まって対処してみましたが、歩き続けることが困難になっていたので選択肢は残りませんでした。
ここから最寄りの駅まで2時間半歩く必要がありましたが、そのついでに明るくなった街中で、ルートロスのポイントを確認しながら次回の下見のつもりでちゃんと歩いてみました。
だから再訪時にはクリアできるつもりです♪
散々気持ちを盛り上げておいて、登山口までたどり着けない情けなさはちょっとショックでした。
わざわざ来たんだから、ちょっとくらい天気が悪くても・・・と無理をする気持ち、今回はあったと思います。
海抜0mから登るってことは、体力ももちろんですが、スタート時の暑さも大きなハードルだってこと、今更実感したことです。
次回はもう少し「山の話」ができるように。
コメント
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GPSログ見て距離見て、えー!
いろいろ想定外はありますよね。
ムッシュさん、
マラソンされるんだし
ウォーキングシューズじゃなくてトレランシューズはどうですか?
低山までなら全然使えますよ
私なら高山でも使いますが
富士山を村山古道で縦断
次回の挑戦、めっちゃ楽しみにしています。
nityさん、こんにちは!
普段はアプローチでも靴を替えるなんてことはなかったのですが、登山口まで6時間歩く予定だったので替えてみたんです。
結果、登山靴を出すことなく終わってしまいました
ウォーキングシューズだとソールの柔らかさが気になったのと、やはり中で足が動いてしまうのが問題でした。
さて、この情報を生かすためにも早く機会を作らないと・・・
トレランシューズは宝の持ち腐れになるかも〜
monsieurさん、こんにちわ。
ゼロ富士挑戦、残念でしたね。私も先日ゼロ富士挑戦しましたが、街中の夜間行軍や村山古道は敢えて避けました、方向音痴だからです(爆) なので多少距離は延びても道迷いしにくいルートを選びました。
私の場合はルートの下調べ以外に、暑さ慣れのために舗装路を歩いたりして体の準備もしていました。ゼロ富士は登山口までが大変ですね。。。
chonyさん、コメントありがとうございます!
レコを先に拝見しました。
天候にも負けずに見事踏破されたんですね!
見習わなければ・・・
張り切るくせにあきらめの早い性格で、登山に向いているのか疑問に思う私です。
失敗は珍しくもありませんが、そのかわり何度でも懲りずに歩いてみます。
(山と戦うわけではないので「挑戦」「征服」「リベンジ」とは言いません)
今回の反省をプランに生かして早く次の機会を作ってみます。
改めてレコを参考にさせてくださいな
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