明神峠〜不老山〜駿河小山


- GPS
- 06:31
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 521m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
明神峠行きのバスは11月29日までの土日祝日のみ、駅前8:45発の一本のみ。逆方向もありません。550円。 |
写真
感想
丹沢でまだ行ったことのない明神峠から不老山を、歩いてきました。
先週と同様、バスも利用しての山行ですが、行きにバスに乗って、歩いて車まで戻るのは時間に縛られないので、気が楽です。
ずっと、このあたりは展望もあまりなかったというどこかで見た書き込みが頭にあって、標高も低いし、数少ないバスに乗らないと長距離だし、林道多いし、なかなか行く気にならなかったのですが。。。いざ行ってみたら、想像以上によかったです。
白クラノ頭から下ると、稜線北側すぐにずっと廃林道が並行して走っていて、そのため割と北側の展望もききます。南側がちょっと草原状なところもあって、気持ちいいです。
樹下の二人は、眺めはすばらしいし(塔ノ岳、蛭ヶ岳から、西丹沢は全部)、すごくいい場所。西丹沢(中川川の西側という意味)で、一番眺めのいい場所かも?
蘇峰台ともいうらしいです。新しい道標には「サンショウバラの丘」と書かれていました。これはなんかいかにも親しみを感じさせるためにとかいってお役所がつけたっぽい名前ですね(^^;
不老山の頂上は展望は全然ないけど、なんとなく居心地はいい場所でした。
不老山から駿河小山への下りは、金時公園方面の道を進んでみました(地形図には歩道も林道も書かれてないけど)。すぐに林道が現れて、その脇の登山道を歩いたりとか、林道に降りたりとか、その林道もよく分からない分岐が山のようにあるし、最初の鉄塔を越えるところなどは道はなく、向こうに古い道標(ハイキングコースと書いてあった)があるだけだったり、踏み跡薄い尾根を下ってみたり、何だかもう訳分かりませんでした(^^; 初めて来たのが下りだと、なかなか迷路のようです。
金時公園には行かず、音淵に直接下りる尾根を歩きました。岩田さん道標には「新コース」と書いてあったけど、途中まではまあ東電の鉄塔巡視路ですね(^^;(いつものプラスチックの階段もありました)
この道はあまり歩かれていないみたいで(下りてみたら、登り口がものすごく分かりにくかったw)、かなりヤブっぽく、無数のクモの巣を破壊してきました。ちなみにこの道は、岩田さん道標の数がすごいおかげで、飽きませんでした(^^;
稜線はとてもよかったので、今度は世附側から登ってみたいですね。
岩田さんの道標は、筆舌に尽くし難い素晴らしい道標です。
美しい文字でつづられる独特の文章、秀逸な絵は時折立体的になったりもします。
道標の形も様々で、なんともいえぬ味があって、ユーモアとセンスがあって、愛情がこもっています。
道標から愛情が溢れ出て零れ落ちている、という感じ。
小さなものから大きく立派なものまで、一枚一枚、じっくり味わいました。笑わせられ、考えさせられ、しみじみと感じさせられました。
今考えると、道標を付ける木も、朽木を使ってあったり、角を丸めて登山者を傷つけないよう配慮してあったなぁ・・・・。
岩田さんが自信を持ってお薦めする新コースを通って、クイズに答えながらの下山は、時間を忘れるほど楽しかった!!
鳥の声、階段の段数、和歌、諺、英語・・・足だけでなく頭もフル回転!本当〜〜〜に楽しい道!!でした。
一方、古くなって読めなくなってしまった道標もあり、どうやって保存していったらいいのか、考え込んでしまいました。
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