丹沢全山縦走 2年ぶり4度目の挑戦で初完走


- GPS
- 36:48
- 距離
- 95.6km
- 登り
- 6,950m
- 下り
- 6,712m
コースタイム
- 山行
- 29:18
- 休憩
- 7:25
- 合計
- 36:43
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
過去最高にキツイ登山だった
森の中で木の根を踏んで進む低山から木段の連続
岩場、鎖場がランダムに現れ、富士に近づくと火山灰の足元で
連続変化の足裏への乱れうち攻撃
あと、単純に距離が長いのもあり足裏の痛みが限界突破
終わった日から2日は足裏のピリピリ感で何度も目を覚ましてそのたびに水風呂に足を浸した
過去3度の失敗原因が食料不足、水不足、熱中症、下痢、睡眠不足等々
今回はスタート地点で前泊 睡眠薬と上下2万のリラックスウェアを着て仮眠
駅が近すぎるせいで踏切音と電車の音が気になるが耳栓で対応
雷と強風、大雨で煩かったが深夜は晴れる予報だった
余分な荷物は宿に預けて帰りに回収
0時半スタートでまずは大山で御来光
ちょっと睡眠薬効きすぎか頭がボーっとして少し遅れ気味に
ヤビツで軽く食事してその先の護摩屋敷で水をフル補給で6リットル
出発しようとしたら熊鈴を落してることに気付く
基本壊れなく買換え需要がないので折角だからと8000円の熊鈴を買った
流石にすんなり諦めきれなく一旦リュックを置いたヤビツまで戻るも結局なかった
往復3キロの無駄な消耗と8000円の損失がこの先ずっとコンディションに悪影響
荷物が一気に6kg追加で消耗が激しくペースダウン
登り始めの人にどんどん抜かされる
連休初日の塔ノ岳は混雑が予想されるので手前の木ノ又小屋で休憩
日照りがきつく発汗が多いので小屋ごとにコーラやポカリを積極的に購入
小屋があるうちに補給をしっかりとする
水の重さか前回よりも2時間遅れで最後の補給場所、青ヶ岳山荘に到着
ここからゴールまで約20時間補給ナシとなる
まだ手持ち3リットルあるが念のため1リットル水分追加
2日目の夜、地味にアップダウンある西丹沢、エスケープルート豊富で何時でも終了できる誘惑
案内板の距離も一気に増えて心を摘んでくる
今までは大体次の場所まで3〜4kmの表示だが菰釣山まで6.9kmや高差山まで11.4kmなどの表示が出てくる
ここからは精神との闘い
夜は強風とガス、少し雨も混じってだいぶ気温が下がる
コース上所々にベンチがあり横になって休んだりできるが強風と雨で横になれない
休憩できなく2撤目の夜で大分疲れてきたところで真っ暗な中に明かりが動いていた
登山者だ すれ違うのを楽しみにしながらテンション回復
すれ違ったのは2時過ぎぐらいだったと思う
ほぼ同じ丹沢全山縦走を逆ルートでやってる人だった 丹沢で夜間人と会ったの初めて
山伏峠あたりで夜明け
下ればすぐに自販機やコンビニがある
でも一回降りて補給すると登り返す気力は絶対になくなる
この罠は経験済みだ
三国峠から最後の富士箱根トレイルに突入
トレランの練習場所としてよく使っていて勝手知ったる道
あとちょっとと思ったがトレランでいつも軽快に小走りでしか通ったことのない道
30時間歩いた後で走れるはずもなく異様に長く感じた
途中で足裏が限界だったので痛み止め投入もダメージ負い過ぎたためか効果なし
それでも何とか最後に不老山を回収して下山開始
トレランなら約一時間で歩かずにノンストップで走れる道
最後の気力を振り絞り軽く走る
途中、林道工事で違う場所に行きそうになる
作業用モノレールを横断しなければ道に入れない
携帯に地図入れてなかったら危なかった
駅に行く前にコンビニで補給して駅で終了
本来は最後に金時山登って御殿場ゴールだったが気力がなくリタイア
時間的には余裕があったが無理だった
鶴巻温泉に戻り荷物を回収して温泉と思ったが連休中の混雑で20人くらい順番待ち
諦めて帰宅した
途中の山北駅でさくらの湯に入ればよかった
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