コケと針葉樹と池巡り 双子池から大岳、北横岳を経て亀甲池をぐるっと

2024年07月18日(木) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 10.8km
• 登り: 846m
• 下り: 838m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:00
• 休憩: 1:43
• 合計: 5:43

距離 10.8km 登り 846m 下り 838m

8:12 大河原ヒュッテ
8:34 8:40 双子山
9:06 9:08 双子池
9:09 9:18 双子池ヒュッテ
9:41 9:57 天狗の露地
10:21 10:28 大岳分岐
10:31 11:00 大岳
11:04 11:05 大岳分岐
11:44 12:02 北横岳
12:48 13:03 亀甲池
13:19 天祥寺原
13:54 大河原ヒュッテ
13:55 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大河原峠の駐車場利用、週末には蓼科山への登山者で一杯になるらしいけど当日は八割の利用でした

コース状況／危険箇所等

大河原峠-双子池　
普通の登山道、双子山から池への下りでは北八が岳特有の苔＆針葉樹林帯になる

双子池-大岳
八ヶ岳で一番の悪路。岩＆苔と大岩の岩稜帯が繰り返し、絶えず岩の上を歩くようになる。岩の隙間は穴だらけなので落ちたらケガ必至、とにかく気を使う。傾斜もかなりなり急なので下りで利用はお勧めできない。通る人も少なく、道跡もはっきりしていないところ多し。ここに比べたら赤岳や横岳の岩場なんて・・・

大岳-北横岳
針葉樹林帯の岩稜帯が続くが大岳までの道に比べればだいぶまし。

北横岳-亀甲池
相変わらず針葉樹林帯の岩稜帯だが、岩も小さく隙間の穴も少なくなるので快適に歩ける。もしやと思って穴を丹念に覗きながら歩いたら、ヒカリゴケ発見！！

亀甲池-大河原峠
笹の仮払いもされていてとても手入れが行き届いている道。傾斜も緩く展望もきくのでユルユル歩ける

写真

7/18 8:12

大河原峠からスタート、右正面のヒュッテは営業してませんね

7/18 8:12

駐車場からすでに絶景、頸城山群から白馬岳

7/18 8:13

正面は浅間から四阿山の山並

7/18 8:17

まずは双子山へ出発

7/18 8:26

緩やかな登り

7/18 8:30

蓼科山を眺めながら登る

7/18 8:32

北アルプス、真ん中の山がやけに白いなと思ったら剣岳だった

7/18 8:36

あっという間に到着、でも展望がすばらしく360度見渡せます

7/18 8:37

これから行く大岳（左）と北横岳（右）ここからではあの悪路が想像できない

7/18 8:37

蓼科山が端正になってきた

7/18 8:43

大岳の上空にへんな雲が、レンズ雲か？

7/18 8:51

シラビソと笹の道

7/18 8:56

下にはたくさんのコケたち

7/18 8:52

やっぱり北八の森です

7/18 9:11

双子池（雄池）絶景！

7/18 9:11

水の透明度がすばらしい、飲料もできるとか？

7/18 9:15

湖畔に立つ双子池ヒュッテ

7/18 9:14

こちらは雌池、テント場はこちらの湖畔にあり

7/18 9:20

大岳への登り、まだこの辺は歩きやすい

7/18 9:24

コメツガの芽生え

7/18 9:35

花はゴゼンタチバナくらいしか見られない

7/18 9:28

だんだん険しくなる

7/18 9:41

う〜ん、どこが道なんだか　ピンテを見ながら進む

7/18 9:50

傾斜が落ち、見晴らしのいいところに出ました。この後正面の岩場を乗り越えます。このあたりが「天狗の露地」

7/18 9:50

遠くに荒船山と妙義山が見える

7/18 9:51

振り返ると双子山

7/18 9:51

こんな岩場を何度も乗り越える。もちろんここが正規のルートです。まるでパズル

7/18 10:30

山頂手前になると歩きやすくなり

7/18 10:32

少しだけシャクナゲが残っていた

7/18 10:35

山頂。強風でした

7/18 10:36

蓼科山、信州の富士山

7/18 10:36

遠くに雨池、雨が降らないと枯れてしまうけど今日は満々と水を湛えているね

7/18 10:37

雨池の向こうは野辺山高原と奥秩父の山並

7/18 10:40

南アルプスがかっこいい

7/18 11:02

そして南八ヶ岳の高峰たち

7/18 10:36

さあ北横岳まで頑張る、相変わらずの岩ゴロゴロの道が続く

7/18 11:36

シラビソの登山道、歩きやすい箇所も

7/18 11:42

ん？これは？　イグチの仲間は同定が難しい

7/18 11:43

こんなところもあります

7/18 11:45

北横岳山頂付近まで来ると眼下に七ツ池

7/18 11:45

森に囲まれた北横岳ヒュッテ

7/18 11:48

山頂、今日ここで初めてたくさんの人に会いました

7/18 11:48

槍・穂高もばっちり

7/18 11:49

乗鞍から御岳

7/18 11:49

こちらは中央アルプス

7/18 11:56

霧ヶ峰、翌日行きます

7/18 12:25

亀甲池への下り道で岩の隙間を覗きながら歩いていると・・
ヒカリゴケ発見！

7/18 12:25

ピンぼけだけど緑色の怪しい光

7/18 12:27

20年ぶり？の出会いでした

7/18 12:27

足場の悪いところもありますよ

7/18 12:44

でも苔の森がいいんです

7/18 12:45

コケの中から何かの植物の芽生え

7/18 12:46

なにやらザワザワ

7/18 12:48

亀甲池、ここも日照りが続くと干上がってしまうが今日は満水でした

7/18 12:50

水がないときは底に亀甲模様が確認できます。極度の低温によって土壌がそのようになるのだとか

7/18 12:50

どの池も原生林に包まれ、ひっそりとたたずむ

7/18 12:52

一晩ここに泊まってみたい

7/18 13:12

道は開放的になり歩きやすくなる

7/18 13:21

天祥寺原

7/18 13:31

ここから双子山目指して

7/18 13:57

大河原峠到着

7/18 16:30

そしてその晩はここでソロキャン、キャンプ場としては良かったけど、夜シカの群れが近くをうろつきうるさかった

7/19 8:31

＊ここからおまけ
翌日は霧ヶ峰を散策、まず富士見台から

7/19 8:31

最近何かと話題の日本一

7/19 8:32

八が岳

7/19 8:33

ニッコウキスゲ

7/19 8:35

そろそろ終盤ですね

7/19 8:34

これは？

7/19 8:34

イブキトラノオだろうか

7/19 8:36

ツリガネニンジン？似た種がありむずかしい

7/19 8:37

富士見台の駐車場

7/19 8:37

ここはほぼ終盤

7/19 8:41

大写し

7/19 8:38

白山フウロ

7/19 9:31

ウツボグサ

7/19 9:41

場所変わって、車山湿原の周りを散策

7/19 9:42

花は全くないですねえ

7/19 9:54

湿原の向こうに蝶々深山、体力が残っていれば登ってみたかった(笑)

7/19 10:03

これぞ霧ヶ峰という風景です

7/19 10:07

車山肩のキスゲ群生地

7/19 10:09

こちらはまだ見ごろ。アクセスいいしたくさんのハイカーが歩いてました

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

Satwo3

久しぶりに我が心のふるさと（？）北八ヶ岳の森を歩きたくなり、最近はまりつつあるソロキャンを兼ねて出かけてきました。
双子池や亀甲池は3度目かな？双子池から大岳のルートも一度歩いたことがあったはずだったけど、他の地域でもなかなかない悪路だったことを改めて実感。そんななかでも苔の森に癒され、ヒカリゴケとの遭遇、美しいいくつもの池巡りに大変満足でありました。

翌日は朝の混まない時間帯に霧ヶ峰を散策。ニッコウキスゲの群生地では混む時間帯になっちゃったけど、たくさんのハイカーに交じってユルユルハイクを楽しんできました。

コメント

ramisuke

お久しぶりです〜。

satwo3さん、北八ヶ岳が心のふる里だったのですか。部活の合宿かしら。近場の別世界でしょうか。
私は心のふる里、実際のふる里共に、西上州かも（笑）

秋にでも（春夏秋冬いつでもオッケー）ご一緒しませんか♪足手まといか（ははは）

Satwo3

ramisukeさん　こんにちは😃

妙義山は別として、本格的な登山は八ヶ岳が初だったのですよ。若い頃は岩の南八、年をとってからは癒し系の北八が好みになりました✨
あと飯豊や朝日連峰のブナの森も、心のふるさとですよ(笑)

ラミさんは四国とかで、めちゃめちゃ長い距離歩いてるじゃないですか。
体力の減退著しいオジサンより早いんじゃないですか?