記録ID: 7067462
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沢登り
日光・那須・筑波
那須 苦土川大沢左俣遡行 井戸沢下降
2024年07月27日(土) [日帰り]


- GPS
- 07:16
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,311m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
那珂川 苦土川 大沢左俣遡行 井戸沢下降 体感2級 ラバーまずまず 水量平水 魚影なし 雪渓なし ■アプローチ 駐車地点から林道を少し戻り、Y字路の分岐から大沢の右岸林道に入る。 沢に向かって伸びる分岐が2個程あるが、全て左に進み、地形図に記載されている大量の堰堤を林道で全巻きし、最後の堰堤だけ右岸斜面から巻いて大沢へ入渓。 歩き出しから入渓まで40分程。 ■大沢左俣遡行 序盤はゴーロ。すぐに西沢を左から分けると、F1の15m。これを皮切りに滝が続く。 ラバーは滑りはあるが難義する程ではなく、登りやすい滝群をフリーでガンガン越えて行く。 1280m二俣は進む左俣に20m程の快適なスラブ滝が架かる。 その後に出てきた8m程の滝の抜け口がワンポイント悪く、鶏氏にザイルを投げた。 ザイルを出したのは結局ここだけ。 終盤に出てきた40mスラブは超快適フリークライミング。 スラブ滝を越えると何個か枯滝を越える。次第にボサ沢になると草付きの詰めに入り、笹薮を抜けると大倉山付近の登山道に合流した。 ■井戸沢下降 登山道から井戸沢の源頭を見ると、藪は無く草付きの広い源頭部が広がっている。 緩そうな斜面を選んで井戸沢の下降に入る。 滝も程良く出てくるが、いずれもクライムダウンと灌木巻き下りで順調に下降して行く。 大きめの滝も何個かあるので、懸垂下降の判断もありだと思う。 あっという間にF1まで降りてきて、左岸の残置ロープをお借りしてクライムダウン。 最後は堰堤を巻いて林道に帰還。 下降開始から林道脱渓まで1時間ちょっと。 駐車地点までの林道歩きは50分程。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備
|
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感想
都北地方は梅雨末期の降雨量が多く災害が頻発しているようです。天気予報を睨んで行けるところを探して那須の沢へ。
初の北関東。那須の沢は開放的な渓相とどこまでも続く滝の数々。人気の沢との事ですが登ってみれば納得です。東北の沢と違って残置も多く、たくさんの人が楽しまれてるのでしょう。付近の沢も行ってみたくなります。ただ南下してきたせいか蒸し暑くてかなり堪えます。来るなら秋かな。
今週の東北地方は雨続き。
特に山形、秋田は甚大な被害が出た。
梅雨のラストスパートとばかりに東北はどこも天気が悪く沢も増水しているが、北関東辺りは天気も増水もそれ程でもないっぽい。
最近良く記録を見る那須の大沢左俣は、いつか早い時期か晩秋にでも行こうと思っていたが、今回このタイミングで訪れてみた。
短い流域の中に現れる滝の数々とその渓相、快適なスラブや井戸沢下降も含めての充実度は、人気になるのも納得の内容だった。
遡行中は心配してた雨もなく、時折青空も覗く中気持ち良く遡行出来たのは良かった。
井戸沢の下降中に少し雨に降られたが、すぐに上がり、蒸し暑さの中も無事に下山。
帰りの林道歩きでは、鶏氏と他愛も無い話しをしながらのんびり駐車地点へ。
梅雨末期のこの日、良い沢に入れて満足である。
来週はようやく東北地方も梅雨明けしそうなので、今シーズンの後半戦も皆様よろしくお願い致します。
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コメント
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今週末はどこもダメでしたね(´;ω;`)
いろいろどこか行けないか見てたのですが諦めちゃいました。。。
今週は東北の沢には入る気にはなれなかったね〜。
来週はようやく梅雨明けかね☀
9枚目の20mの滝、中央から取り付いて抜けで死にかけた思い出にある滝です。残置もあるんで登られているルートだとは思うのですが、可能性は感じませんでしたか?
あの2段20mは、下から見ると可能性はありに見えましたが、団栗林さんが苦戦するなら無理だろうと取り付きもしなかったですね笑。
落口から見たらツルツルで、これは悪い!と思いましたよ😱
良く登りましたね!
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