広河内岳・周回【68.1】久しぶりのルートを反対回りで。

2024年07月27日(土) [日帰り]

• GPS: 12:09
• 距離: 26.6km
• 登り: 2,768m
• 下り: 2,771m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:37
• 休憩: 0:32
• 合計: 12:09

距離 26.6km 登り 2,768m 下り 2,771m

2:00 スタート地点
2:02 2:06 早川町営奈良田第1駐車場
2:08 奈良田湖バス停
2:13 奈良田八幡社公園
3:09 1344
3:41 3:42 水場入口
5:08 2256
6:18 笹山 南峰
6:24 笹山北峰
7:18 7:19 白河内岳
7:52 大籠岳
8:55 8:58 広河内岳
9:17 9:29 大門沢下降点
11:02 11:05 大門沢小屋
12:24 12:27 大古森沢出合
12:45 12:46 早川水系発電所取水口
13:04 13:06 森山橋
13:30 大門沢ゲート
13:47 奈良田駐車場
13:58 14:00 奈良田バス停
14:07 奈良田湖バス停
14:09 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ（下山後雨？）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田駐車場利用。前夜は6割、下山時8割くらい埋まっていました。簡易トイレあり。

コース状況／危険箇所等

【奈良田〜笹山】
点線ルートですが、一般登山道と変わらないくらい分かりやすいです。危険個所もないので、危ないと感じたら道を外している可能性あり。急な斜面が山頂まで延々と続くので、体力は必要です。コースタイムは緩めな感じ。

【笹山〜大門沢下降点】
本コースのハイライト、稜線歩き。笹山近くでは森の中も歩きますが、進むほどに樹木は減ります。広尾根ではルート分かりにくいところもありますが、岩に黄色のペンキマークがついているので、それを追えば大丈夫。ただし、ガスなどで見通し悪いとGPS必要かもしれません。危険な場所はあまり無かったので、楽しく歩けます。標準コースタイムは厳しめでした（みなさん走ってる？）。

【大門沢下降点〜大門沢ゲート】
大門沢小屋までは急な坂道を下ります。滑りやすいところもありました。小屋からは傾斜が少し緩くなります。徒渉ポイントありますが、今回は問題なく通過できました。他の木橋も問題なしです。

その他周辺情報

奈良田から車で20分、ヘルシー美里という施設の温泉を利用。700円。内湯のみ。含硫黄‐ナトリウム・カルシウム‐塩化物・硫酸塩冷鉱泉。冷泉のままの湯舟があって、火照った体を冷やすのに良かったです。ほのかな硫黄臭がいい感じ、泉質もとてもよいです。

写真

7/27 2:08

夕方前から雨が降りそうなので、早目スタート、早目下山したいところ。ですので2時にスタートしました（←暑くて車中泊していられなかったとのウワサあり）。

7/27 2:10

暗闇の吊り橋は怖いものですが、奈良田湖の吊り橋は何度も渡っているのでさすがに慣れたものです。

7/27 2:19

前回の笹山はだいぶ苦しく感じたけど、今回はどうかな？

7/27 3:40

水場分岐。このあたりから苦しくなりますね。

7/27 4:47

登るにつれて木が密になってきます。掴める場所が増えるのは良いけれど、倒木とか邪魔に感じたりも。

7/27 5:01

ほとんど眺めの無いルート。振り向くと空が明るくなっていました。お天気良いといいなぁ。

7/27 5:16

2000m超えたあたりから、部分的に傾斜の緩やかな場所がチラホラ。幕営できそうな場所もありました。

7/27 5:55

山頂まであと少し…。正面のピークを超えたあたりかな？

7/27 6:16

上の方は道が荒れ気味でしたが、そろそろ山頂かな…？

7/27 6:18

お久しぶりの笹山・南峰に到着。今回はまぁまぁのペースでした。

7/27 6:25

少々歩いて北峰。上層雲がありますが、稜線歩きには問題ない感じです。汗だくになった服が強風にさらされて寒い。

7/27 6:25

お、富士山がコンニチハしてました。

7/27 6:25

たしか富士山、登山指数Aだったような。でも山頂は風が強そうだなぁ。

7/27 6:26

塩見岳が正面に。また行きたいけど、登山口が遠いんだよな〜。

7/27 6:27

悪沢岳も候補にあったのだけれど、夕方にひどい雨になりそうだったので今回はパスしましたが…ホントに降るのかな？

7/27 6:27

さて、稜線歩きを楽しみたいと思います。北に向かってGO。

7/27 6:35

…と、勢いよく歩き始めたもののイキナリ森の中。少々アップダウンがあります。

7/27 6:42

南に進めば伝付峠に繋がっているんですよね。あそこも大変な道だったなぁ。

7/27 6:53

樹林帯を抜けるとハイマツ＆石エリア。消えかけているけれど、黄色いペンキマークが細かくつけられていて、非常にありがたいです。

7/27 6:55

手入れもしてもらえているみたい。そういえば、初めてこのルートを歩いた時、腰にナタをぶら下げて歩くカッコいいお姉さんがいたなぁ。整備してくださっている方々に感謝です。

7/27 7:05

穏やかな尾根なので、歩きやすい反面、ルートは見失いがち。雲の中だったりしたら、ホントに危なそうです。

7/27 7:08

7/27 7:08

とても静かな山行。風も弱くなってきて、穏やかです。

7/27 7:17

岩の登りはちょっと大変。

7/27 7:19

白河内岳。奥には農鳥岳か間ノ岳か。

7/27 7:19

明るくなってきて、富士山もうっすらに。

7/27 7:20

どこのエリアも雲が多そうだったけど、山の上には雲がかかっていないところが多そうですね。

7/27 7:22

コースタイムが厳しい…1.3とか平気で出てきます。ゆっくり歩きすぎかな。

7/27 7:24

異世界感強くていいなぁ。

7/27 7:26

雲、薄くなってきたかな？今回もロングなので気持ちは焦りますが、どこまでも歩いていきたくなる稜線です。

7/27 7:33

中央あたりの奥、とんがっているのは、北岳かしら。

7/27 7:39

ちょっと振り返って、歩いてきた道を確認。

7/27 7:39

7/27 7:40

？どうしてこうなったのかしら？

7/27 7:45

所々に、幕営の跡が。再利用できそうですが、稜線上は風が強そうです。

7/27 7:49

7/27 7:53

大籠岳。

7/27 7:57

晴れてきました！やったね。ますますテンション上がります。

7/27 8:05

この木、前にも見た気がします。

7/27 8:09

振り返って、歩いてきた稜線。

7/27 8:09

危険個所もなく、ずっとこんな感じ。農鳥小屋から南は山小屋が無いので計画が立てにくそうですが、人が少なく歩きやすい良いエリアだと思います。

7/27 8:11

敢えて遠目から撮っていますが…けっこう大きなフン。熊でしょうか？こんな稜線上にまで来るのかな？

7/27 8:16

鳳凰三山がクッキリ。賑わっているかな。

7/27 8:17

青空が見えると、気持ちも晴れやか♪

7/27 8:31

広河内岳の手前。このあたりから谷沿いに大井川へ下るルートがあるようですが…ホントにあるの？といった感じ。

7/27 8:31

もう一息。

7/27 8:44

お天気回復して素晴らしい景色を堪能、似たような写真ばかりなのにさらに撮ってしまう。その都度足が止まるので、全然進みません（苦笑）。

7/27 8:45

7/27 8:46

7/27 8:52

歩いてきた道と、富士山。

7/27 8:55

えぇと…どっちを向いて撮ったのかな？塩見岳や悪沢岳かな？

7/27 8:56

本日の最終ピーク、広河内岳に到着です。まだ9時ですが、下山にも時間がかかるので、夕方までに下りるにはゆっくりしていられません。

7/27 8:57

ほら、富士山にはもう雲が湧いてきてますよ〜。

7/27 8:58

悪沢、いつになったら行けるかしら。夏の間は北アルプスにも足を運びたいし、毎週末お天気になってくれないと、計画が進まないなぁ。

7/27 8:59

それにしても、ホントによいエリアです。

7/27 9:04

下界はもう暑いのだろうか。

7/27 9:06

振り返っての広河内岳。

7/27 9:11

9時にして、夏の空って感じ。

7/27 9:12

さらば、また来るね。

7/27 9:14

大門沢下降点が見えてきました。さすがにここまでくると、人がチラホラ見えます。

7/27 9:18

農鳥岳くらいなら行ってくる元気は残っているのだけれど…雨に降られたくないのでこのまま下山ルートに入ります（普通に下りても）。

7/27 9:18

名残惜しいので、下りる前に周辺をパシャパシャと撮影。

7/27 9:18

7/27 9:27

7/27 9:27

荷物整理もしたし、さて行くか。稜線から外れるときは、ちょっぴり寂しくなりますね。

7/27 9:33

少し下ると、すぐに樹林帯に入りました。

7/27 10:11

急な斜面が長〜く続きます。足に疲労もたまっているので、注意しつつ下山。

7/27 10:23

まだかなり標高ありますが、凄い音を立てながら水が流れています。

7/27 10:23

もう雲が出てきたかな？日差しが弱くなるのはありがたいけど。

7/27 10:47

橋の無い徒渉ポイント。問題なく通過。

7/27 11:03

大門沢小屋。食事休みさせてもらおうかと思ったけれど、団体様が休憩されていたのでもう少し進みます。

7/27 11:07

こんな橋がいくつか。ちょっと怖いけど、水の勢いが強いので、橋なしではとても渡れそうにないですね。

7/27 11:20

次の橋のたもとで食事休憩。ぬるぬるのスポドリを川で冷やします。ここで「ライター持ってますか？」と声を掛けられたのでお渡しすると、タバコにつけるための火だった…。う〜ん……う〜〜〜ん……。

7/27 11:44

タバコだからとライターを貸さないのは意地悪な感じもするけど、タバコのためにライターを貸してしまったことに、嫌煙家としては非常にモヤモヤしてしまいました（←タバコだけに）。

7/27 12:10

まぁ気を取り直して歩きましょう。どうかあの人が、ポイ捨てなどしてませんように。

7/27 12:27

日が高くなり、標高も下がってきて、非常に暑くなってきました。冷やしたスポドリが美味しい。川でタオルを濡らしたり、顔を洗ったりしている方も多数いました。

7/27 12:40

橋の無い徒渉ポイント。水量も多くなく、飛び石で問題なく渡ることができました。

7/27 12:44

いつもの吊り橋。でもへっぴり腰で通過。ここまで来れば、あとはだいぶ穏やかな道になります。

7/27 12:46

プールだプールだ〜♪（←暑さでどうかしているらしい）。

7/27 12:51

以前はこの橋を（こっそりと）渡ることができたけど、まだ迂回しないといけないようです。

7/27 12:56

奥の簡易テントは、登山者向けの休憩所。ベンチもあったので、荷物整理などさせてもらいました。助かりました。

7/27 13:06

こちらの吊り橋はしっかりしているので、背筋を伸ばして歩くことができます。

7/27 13:07

ここを通るたび、「滝に打たれたい」と思ってしまうのは、私だけではないはず。

7/27 13:09

無事に登山口に着地。この先は林道・車道を歩いて駐車場に戻るだけです。雨に降られても傘で対応できるので、一安心。

7/27 13:12

登山口近くの休憩所。スポドリがなくなったので、ボトルには水に（非常用の）お塩を足してみましたが、生臭い感じがして味はイマイチ。

7/27 13:29

大門沢ゲートの手前には、分かりにくいけど大唐松山の登山口があります。ハードな道でした…。

7/27 13:30

大門沢ゲート。手前のスペースには5台の車が停まっていました。5台で満車です。

7/27 13:46

土曜日だというのに、工事のトラックがたくさん走っていたので、車道歩きも要注意です。何か急ぎの工事かしら？

7/27 13:53

時々お世話になる駐車場。車は少なかったです。

7/27 14:01

7/27 14:06

奈良田ブルー（←なんにでもブルーとつけるのはいかがなものか）。

7/27 14:06

山の上の方は雲の中になっているかな。思ったより早く下山できたので、その分もったいない感じもしましたが、まぁよい判断だったかな。

7/27 14:08

奈良田駐車場は大賑わいですね。8割くらいは埋まっていると思います。

7/27 14:43

あまりに暑いのでサッパリして帰りたい…。車で20分ほどのところに冷鉱泉のある『ヘルシー美里』という場所がありました。閉校となった中学校の建物を使っているようです。

7/27 15:03

右側が源泉。20度ほどのようです。冷たくて気持ちいい。左の温かい湯舟と行ったり来たりを繰り返して楽しめました。

7/27 15:37

良いお湯でした。

今回も無事に下りてくることができました。お疲れさまでした。

撮影機器：

moto g31(w) motorola

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ アイゼン（4本爪） 傘 ツェルト

感想

pumi3

こんにちは。車にお財布を置いたままにしてしまい、「今日遭難したら、身元判明に時間がかかってしまうなぁ」と普段よりさらに慎重に歩くことになってしまった pumi3 です。

有り余っている有給休暇を減らすべく、予定もないのに月曜を休みにしたので3連休の週末です。どこへ行こうかと調べたものの、どこもお天気がパッとしない感じ…。残念。遠くてなかなか足の向かない北アルプスや、南アルプスの最深部を訪ねるチャンスだったんですけどね。それらは諦めて、午前中にお日様マークの出ていた今回のエリアを歩いてきました。数年前に同ルートを反対回りしたことがあるので、景色が楽しめなかったとしてもそれほどショックは受けないかな、と思っていたのですが、意外なくらいに良いお天気になったので非常に気持ちよく歩くことができました。

帰りの車中から、山沿いに黒い雲がかかっているのが見えたので、その後はどの山でも雨に降られていたのかな。前回の山行では雨に降られて散々な思いをしたので、しばらくは濡れるような山行したくない思いです（苦笑）。

さて、日曜は献血に行くとして、お休みにした月曜はどう過ごそうかな。

コメント

SIM ♾ χ

お疲れ様でございます。
この頃、連日の冴えない天気がよめず、奈良田も鳥倉も諦めがちです。
良い天候に恵まれ羨ましいです。

pumi3

SIM ♾ χさん　コメントありがとうございます(^^)。
週末のお天気、パッとしませんね、せっかく梅雨が明けたというのに。
今回はほとんどナイトハイクな時間から活動したので、何とか晴れ間に歩けました。お天気読むのも難しいですよね。

580

pumi3さん
こんばんは
白根南陵、去年の9月に同じルートで歩きました。
イイ感じの稜線ですよね・・・最後の広河内岳の登りでげんなりしたのも覚えてますがｗ
大門沢の下りも長いし・・・ｗｗｗ

>人が少なくて良いルート
一応四天王の一角を登って、の稜線なので、それは人も少ないかとｗｗ

＞スポドリがなくなった後
アクエリとかの粉もありますが、無印良品で売ってる粉末のジュースや
麦茶の粉末とかも結構アリだと思います
梅昆布茶は水だと溶けなくて失敗でしたｗｗ

お疲れさまでした

pumi3

580さん　コメントありがとうございます(^^)
大門沢下降点〜（白峰三山）〜広河原の賑わいと比べると、実に落ち着いた雰囲気のエリアですよね。大門沢の下りの長さには、心底ウンザリしますが(笑)。笹山以南は樹林帯となってしまうので、この区間は森林限界を超えて静かな稜線歩きのできる穴場として、残ってほしいものです。
スポドリの粉末はいつも持ち歩いているのですが、貧乏性の私は、ゴールが見えてくると粉を使うのをためらってしまうのです（汗）。お塩と共に、レモン汁少々が足せたら良さげな感じもしましたが、さて、どうやって持ち歩いたものかな？梅昆布茶は味的にも塩分的にも良さそうですが、溶けにくいのは困ったものですね。

hellopumpkins

pumiさん
初コメ失礼します

当方も昨年このルート行きましたが稜線の風景、本当に素晴らしかったです。
写真撮って中々進まないは理解できます……でもめっちゃ速いですよ

当方もpumiさんの様なペースやルート取りは難しいと思いつつもレコ気にしつつ見させて頂きます☺

pumi3

hellopumpkinsさん　コメントありがとうございます(^^)
行動エリアが近いみたいですね、「あ、この辺歩いたことある、懐かしいな〜」なんて拝見させていただいてましたが……いや、メチャクチャ早いですよ！！とても hellopumpkins さんのペースでは歩けないです（汗）。
ソロの日帰り、ロングルートの山行が多いのでしょうか。私も同じようなスタイルなので、ぜひ、参考にさせていただきたいと思います(^^)/これからもよろしくお願いいたします。

Snufkin

こんにちは😊
週末は1日のうちでも天気が変わり、どこに行くにも難しい予報でしたね😓

お天気が崩れる前に、ここを歩ききっちゃうなんて羨ましい限りです✨

興味津々のこのルート、笹山からの稜線は夢見てるルートなのですが、コースタイム厳しめ…とのこと😅
ですよね〜（地図から想像するにそんな気がしていました💦）
足が治ったら今年ここだけは歩きたかったのですが、ますます悩んじゃってます（笑）
pumiさんの数々の笹山レコを参考にさせてもらって、あれこれ悩む時間も楽しもうと思います😆

pumi3

Snufkinさん　コメントありがとうございます(^^)。
いつも複数の天気予報サイトを見ているのですが、それすらバラバラでもはや何を信じたらよいのか、といった感じです（苦笑）。

点線ルートはだいたいコースタイム甘目になっているイメージでしたが、ここはなんだか厳しかったです…。とはいえ、奈良田〜笹山間でかなりタイム短縮できると思うので（こちらは甘め設定）、トータルではそんなに遅れを気にしなくて済みそうですよ(^^)/
日本アルプスは、どこもルート取りに頭を悩ませてしまいますね f(^^;)