【熱中症症状で撤退】御着→宝殿の予定が御着→はりま別所に


- GPS
- 03:44
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 406m
- 下り
- 388m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
いつもはここが終点だけど、今回はここを起点とした。
整備があまく薮っぽく、ゴツゴツしつつザレた面と、季節によっては落ち葉が滑りやすい短距離急登で、個人的に下りがしんどく感じていた。
桶居山がなんとなく好きでリピりたいからこの道を使うが、使わずに済むなら使いたくない。初めて登ったけど、登りの方が圧倒的に楽だった。
感想
200グラムのザックに、水を2.1リットル持参。
結果的に、熱中症の症状が軽く出たので、予定の半分弱で撤退。予想以上にハードだった。
たった2時間半で、5km、獲得350m程度、15分ほどのゆったりした休憩を挟んでもなお、1.8リットルも水を飲んでいた。塩分タブレットも10個以上食べている。それでも枯渇感が癒えなかった。
スタート直後は1時間強で3kmほど、標高200m強で、600mlの水分消費量だった。おかしく思い木陰で長めの休憩をし補給したのち、少し楽になったので行動を再開したが、やはり調子がおかしいままで、そこから水分消費量が加速度的に増えていった。
飲んだ水がすぐに汗になる印象で、休憩時腰掛けていた岩は、まるで水をこぼしたようだった。
熱中症症状として、オーバーヒート感、滝汗で済まないレベルの大滝汗、5分ほど立ち休憩しても呼吸が浅くて酸素が足りない感覚、力が入らず全身がふわついた感覚、いろんな筋肉がつりそうな感覚、足の運び方が雑になる集中力降下の感覚。
この時期の低山は、ざっくり3時間で8~10km移動するペースなら水1リットル消費すると経験的に見積もっていたが、あくまで涼しさが感じられる樹木が多い低山のデータだということを見落としていた。25℃まではこのデータだが、それ以上になると汗かき体質なのもあり、水分消費量が段違いになる。
播磨アルプスは、岩が多く、低山でも樹木が低めで登山道では直射日光に晒されがちで、かつ、岩岩しい急登が短いなりに結構あって負荷が標高の割には高い。風は吹くロケーションが多いが、今日はほぼ無風。ゆっくり休む木陰や岩陰はほとんどなく、疲れても休む場所がなく(あっても蚊まみれの場所)かなり苦戦した。
秋冬に同じルート(逆順)をカップ麺の300ml込みで計700mlで歩いたこともあるので、いい勉強になった。半分も行かずにして1.8リットルなので、その時の大体5~6倍の水分消費量となっている。今後は真夏の低山やめようかなとすら思った。
なお、結構な間、日傘を利用したが、効果をかなり実感した。足場が安定した登山道ではなくやや危険だが、それでも傘をさす価値はある程度あると感じた。
特に熱中症症状が出てからは、ひなたで仕方なく休憩するときでも、日光を暑く痛く感じなくてよく、日光にさらされていないだけで大変ありがたく、倒れる前に前進する気になれた。
逆に弱っていない元気なときに日傘を使うと日光を遮り、灼けるようなら暑さの遮断は感じられるが、ありがたく感じるほどではない。ただ塵積もで効果はあるはずだ。
狭いトレイルでも、敢えさす日傘というのは、蜘蛛の巣対策にもなるし、足元がちょっと危ないけどアリかもしれない。
桶居山深志野登山口付近、32℃/88%
標高を少し上げると30~31℃/75%
とにかく暑く、熱中症で大事になる数歩手前まで行った気がする。
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