鳥居峠−四阿山−毛無峠−林道山田入線


- GPS
- 10:15
- 距離
- 60.8km
- 登り
- 2,585m
- 下り
- 2,231m
コースタイム
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:16
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
北陸新幹線で上田駅へ移動し上田の快活クラブに前泊 ■帰り 山田温泉から須坂駅までバス(17時発) 須坂駅から長野駅まで長野電鉄 長野駅から北陸新幹線で帰宅(※予定) ※山行記録記載時点でまだ長野電鉄で長野駅へ移動中 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■鳥居峠まで 舗装路なので特に問題なし 上田駅から9km位のところに最後のコンビニあり 自動販売機は上田駅から15km位の箇所に有るのが最後 ■鳥居峠〜四阿山 最初の3kmは林道でその後登山道に。危険箇所や道迷いしそうな箇所は特になし。傾斜は緩やかでコースアウト防止のロープも多数あり。 標高2200m位の箇所に水場への分岐があり、強いていえば水場のあたりが路面の岩が湧水で濡れており滑りやすいので注意。 ■四阿山〜浦倉山 四阿山からの下りで鎖場あり。浦倉山手前に1箇所だけ、道標の無い分岐が有った。 ■浦倉山〜毛無峠 ヤマレコでは破線ルートとなっている区間。笹藪が刈り取られており、藪漕ぎはしないで済んだが、逆に刈り取られていないときに来たら大変だと思う。ただ、刈られた笹が路面にそのまま大量に残っているのでスリップに注意。特に土鍋山の下りは傾斜が急なのでかなり危ない。 ■毛無峠〜万座峠 舗装路なので特に問題無し。水場として使用して良いのか不明だが、県道466号に合流した辺りで道路の南側に湧水が有った。 ■万座峠〜山田温泉 万座峠から七味温泉まではオフロードの林道山田入線。最早車が通れるような状況ではないが徒歩ならなんとか通行できた。崩落箇所が複数あり通行には要注意。また背丈ほどの藪漕ぎを強いられる箇所も結構ある。おまけに路面を水が流れている箇所もあるが藪で左右に避けられないのでどうしようもない。途中で舗装された橋が現れそれ以降は比較的通行しやすい。七味温泉から山田温泉までは普通の舗装路。 |
その他周辺情報 | 山田温泉付近に自動販売機や売店あり。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
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備考 | ■食料 事前に以下をコンビニで購入 ・おにぎり5個 ・菓子パン400kカロリー×2個 スタート時菓子パン1個消費 四阿山でおにぎり1個消費 浦倉山-万座峠間で菓子パン1個消費 万座峠でおにぎり1個消費 ゴール後おにぎり2個消費 ■飲料 いつも通りボトル2本持参 水場時点でボトル2本ともほぼ空となり2本分補給 毛無峠万座峠間で湧水を発見し急遽補給 |
感想
前々から言ってみたいと思っていた林道山田入線の走破と過去に一度だけ訪れたことが有るがもう一度行きたいと思っていた毛無峠をセットにコースを検討。公共交通機関のアクセスの利便性や手軽に宿泊できるところを探し、上田から四阿山経由で毛無峠に至るルートを引いてみた。ロードが長く厳しそうではあるがトレーニングと割り切って決行。
前日は上田バイパスの快活クラブに宿泊し、当日は4時過ぎに食事を済ませまずは鳥居峠までの峠走スタート。既に明るくなりつつありヘッドライトは使用せずとも問題無かった。6km地点と12km地点で休憩をはさみながら峠を目指す。事前の想定では2時間で到着と考えていたが結果としては15分程オーバー。荷物を背負って峠を登るのは思った以上にペースが落ちることを実感。
鳥居峠で小休止してから漸く本日の登山開始。最初は林道をランニングし林道の終点からは登山道になるが比較的勾配は緩やかで順調に進む。最近の山行では登りが急勾配のルートになることが多かったので尚更。基本的には森の中を進むのであまり景色は見えないがちょくちょく東側に開けた場所が出でくる。ただ本日は曇っていてあまり景色は見えず。山頂手前では本日のルート唯一の水場(嬬恋清水)に寄る。登山道中にこれ以外の水場や山小屋は無いし、登山道から外れて道路となる毛無峠以降もゴールの山田温泉まで売店や自動販売機が一切無いのでここでの給水は非常に重要。四阿山の山頂手前で菅平からの道と合流する辺りで360°の絶景が広がり満足。その後程なくして山頂に到着したが山頂よりもその後前後の方が景色は良い。
四阿山を出発するといきなり鎖場が出現したが、その後は緩やかな下り。一度スキー場のリフト乗り場に出るがその後再び山道に戻りすぐに浦倉山到着。このあたりまでは他の方も結構いらっしゃった。浦倉山の辺りで若干膝の疲労を感じており、撤退するならこのタイミングを逃すと難しくなるが時間にはまだ余裕があるので続行。
浦倉山からは最初分岐を間違えヤマレコの警告で気づいて戻る。浦倉山にある道標は毛無峠方面が見えづらいので要注意。破線ルートはどんなものかと進んでいくが、藪がしっかりと刈り取られており非常にありがたい。刈られた笹でスリップしないように注意さえすればそれ以外は特に問題無く進むことができた。このあたりから割と日差が強くあまり日光を遮るものも無いので消耗気味。加えて景色が望めるコースではなく、ひたすら笹の刈り取られた道を進んでいくので退屈気味。それから季節柄なのが土地柄なのかトンボが非常に多く飛び回っており鬱陶しいほど。しかし土鍋山に到着すると今回の目的の一つである毛無峠のあたりの景色が広がり、その後は破風岳を経由して毛無峠に至るまで良い景色。毛無峠からハイキングに来るような方はおそらく土鍋山までは来ないだろうから、この絶景は意外と知られていないのではと思いながら撮影していた。破風岳からの下りでは笹を刈っている業者の方が3名程いらっしゃった。非常にありがたい。ただ刈られた部分に道が有るわけではないので、うっかり刈られた部分を踏んで滑落しないように注意が必要。
毛無峠で本日の登山道は終了。あとはバス停のある山田温泉まで林道山田入線経由で約22kmのランニング。しかし毛無峠からの道は意外にも登り基調で疲労も相まって全くスピードが出ないので登りは歩くことにした。県道466号に合流してから下りも出てきたのでのんびりランニング再開。万座峠からの林道山田入線へ。前半は危険箇所が多く基本徒歩、後半は走れる箇所も有るので走ってタイムを稼ぐ。標高が徐々に下がる一方で空はよく晴れており日差が辛い。山で涼しい思いをするつもりが運動していると標高1500mくらいでは十分暑く、今日の気候ならもっと標高の高い所に行った方が良かったかと思いながら下る。林道山田入線の終点からは6km舗装路を走行し本日のゴールである山田温泉到着。バスまでしばらく時間が有るので余力が有れば須坂まで下ることも一応考えてはいたが暑すぎたので予定通り山田温泉で終了。バスまでの2時間半で、カフェに入ったり足湯に入ったりしてのんびり過ごす。
総括として、当初の目的の通り毛無峠と林道山田入線を訪れることができて良かったことに加えて舗装路のボリュームが多い中で60kmもの距離を走行できたことも良かった。
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