見晴らしの丘公園(仙元山) 子連れ(8歳と7歳と4歳と3歳)
- GPS
- 00:34
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 108m
- 下り
- 1m
コースタイム
- 山行
- 0:28
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 0:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
出発地点:仙元山登山口 到着地点:見晴らしの丘公園 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の駅おがわまちの駐車場を利用すれば駐車場の心配は不要(所要時間+10分)。登山口の駐車場は2台のみ駐車可能。登山道は雨の後に滑りやすい。蚊が多いので夏場は虫除けスプレー必携。 |
その他周辺情報 | 紙すき体験:埼玉伝統工芸会館 昼食:道の駅おがわまち 公園:見晴らしの丘公園 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
GPS
ファーストエイドキット
携帯
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | 虫除けスプレーを塗って出発したが、更に携帯して持っていけば良かった。 |
感想
先週の霧ヶ峰で、乗りに乗ったお父さんは、今週もハイキングを計画。埼玉県小川町にある仙元山(せんげんやま)にある、「見晴らしの丘公園」が目的地。
週末に普段から子育てを頑張っているお母さんに休日をプレゼントするというのが表向きの目的だが、お父さんの隠れた目的はプチ山行。仙元山は299mの低山だが山頂には登っていない。
今回は、たまたま前日に飲みに行った長男の同級生ファミリーも(半ば強引に)誘っての山行。メンバーは、お父さん、長男(7歳)、次男(3歳)、友パパ、長女(8歳)、次女(4歳)の総勢6名。友パパファミリーは山行経験ゼロとのこと。
まずは埼玉県某所を出発して仙元山の麓にある「道の駅おがわまち」に到着。隣接する「埼玉伝統工芸会館」で紙すき体験。入館料は大人300円と小学生以上100円。JAF会員証で大人200円に。ここで、お父さんの財布の中身が乏しいことに気が付く。出掛けにお母さんから現金を十分に持ったか聞かれたにも関わらず痛恨のミス。JAF会員証で100円安くなることすら有りがたい状況。会員証を持っていた友パパに感謝。
ここでは埼玉県の小川町とお隣の東秩父村の伝統工芸である細川紙の紙すき体験の他、様々な体験プログラムが用意されている。細川紙は、島根県の石州半紙、岐阜県の本美濃紙と合わせて2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された。会館内は原料の楮(こうぞ)を煮た際に発する匂いで充満していたため、子どもたちが匂いに慣れるまで苦労していた。
係の方に1度紙すきの実演をしていただき、実際に紙すきの体験。すいたばかりの紙は厚さ1cm弱で、薄切りの豆腐のよう。一連の作業で子どもたちは一気にテンションが上がる。押しつぶしてある程度水分を抜いた後に、草花や染めた楮を紙の上に乗せで飾り付け。皆それぞれに無言でおよそ30分作業に集中する。子どもたちが楽しんでいる姿を見るのは格別。
完成した紙は乾燥してから後日郵送(有料)か取りに行くか選ぶことができる。
道の駅で昼食をとった後、いよいよ山行開始。道の駅から歩いて行くのが一般的だが、幼児2人がいるため、少しでも行程を短くしようと登山口にある2台分の駐車場を利用。道の駅から歩けば駐車場までは10分程度。仲良し家族と行く山行なので子どもたちは楽しそう。
登山口には「カタクリとオオムラサキの展示館入り口」と書いた看板が立っている。こんなところに展示館があるとは思えないが5分ほど登ったところにログハウス調の建物を発見。おそらくこの登山道を通らなければ気がつかないだろう。真っ暗な展示館の扉を開けて自ら電気を点けると、かなり綺麗な展示室となっていて、蝶や蛾をメインにカブトムシやクワガタの標本が所狭しと陳列されている。虫が特別苦手な友パパは完全脱力状態で顔色が悪い。子どもたちは平気。女子2人も普段は虫嫌いだが綺麗に陳列されている標本は大丈夫なようで一安心。意外と楽しめる。
「カタクリとオオムラサキの展示館」の脇を抜けて「見晴らしの丘公園」への山行を再開。数日前まで連日雨が降っていたせいか、薄暗い杉林の中はジメジメとして蒸し暑い。実は歩き出しから嫌な予感がしていたのだが、その予感が的中してものすごい量の蚊が飛んでいる。虫除けスプレーはたっぷり塗っているが、子どもたちが大量に刺されたら山行どころじゃなくなるし、同級生ファミリーを山嫌いにはさせたくないので気が気じゃない。この時点で時期を間違えたかと後悔。しかし、結果的に刺されたのは次男とお父さんと友パパが1箇所ずつで心配したほどの被害はなかった。里山は時期と装備を間違うと大変なことになりそうだと学んだ。
道幅は「カタクリとオオムラサキの展示館」を過ぎた辺りが狭い。それ以外は2人並んで歩ける程度。山行前に連日雨が降っていて、ぬかるむほどではないが道は湿っていて滑りやすい。なぜか、友パパが我が家の次男、お父さんが友パパの次女の手を引いて登る。長男と長女は仲良く手を繋いで登りながら、きのこを見つけては騒いでいた。きのこは詳しくないが少なくとも10種類以上のきのこが自生していたと思う。
いつか勉強して「このきのこは食べられるよ〜」などとやってみたい男のロマン。
20分ほど歩くと前方が明るくなってくる。明るい方へ進むと森が一気に開けて公園に出る。天気は薄曇りで、公園は風が抜けるためにジメジメ感はなくなり爽快だ。公園にある展望台へと登ると標高200m地点とは思えない景色が広がっている。霞んでいなければ浅間山や赤城山までの眺望があるようだ。
ゆっくり眺めていたかったが、子どもたちには目の前にある全長203mのローラー滑り台(有料)が気になって仕方ない。
この後、滑り台とアスレチック、どんぐり拾いで閉園時間の3時半まで遊び倒す。登山の体力と遊びの体力は別物のようだ。下山は再び蚊の大群の中を歩かせるのが忍びなく、また山道も滑りやすかったため、お父さんが車を取りに単独下山。「見晴らしの丘公園」までは車で登れます。
子どもたちには「だったら次回は車で行こう」と言われそう。
山行のベストシーズンは晩秋や春先の蚊がいない時期がオススメ。(山行部分はわからないが)子どもたちは楽しかった様子でお父さんも友パパも満足。心配していたお金は無事に足りました。
今回の山行ポイントは2.5point(計算方法はプロフィール参照方)。
恒例の山行記録。長男の記録は変わらず。次男の記録を新しく追加。
★長男
山行最高到達地点:1,925m(車山)
山行最高距離:5.43km(霧ヶ峰)
山行最高時間:2時間28分(霧ヶ峰)
合計最高時間:3時間22分(霧ヶ峰)
山行最高標高差:144m(霧ヶ峰)
山行最高累積標高(上り):237m(霧ヶ峰)
山行最高累積標高(下り):239m(霧ヶ峰)
山行最高ポイント:9.3point(霧ヶ峰)
累計山行ポイント:11.8point
累計登頂座数:2座
★次男
山行最高到達地点:213m(見晴らしの丘公園)
山行最高距離:0.76km(仙元山)
山行最高時間:28分(仙元山)
合計最高時間:34分(仙元山)
山行最高標高差:128m(仙元山)
山行最高累積標高(上り):104m(仙元山)
山行最高累積標高(下り):0m(仙元山)
山行最高ポイント:2.5point(仙元山)
累計山行ポイント:2.5point
累計登頂座数:0座
コメント
この記録に関連する登山ルート
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初めまして。
和紙体験は楽しまれた様子ですか?
子供達にとって初めての体験は思い出に残ったでしょうか
展望台は本当に景色のいいところです。自分は時間があると体力向上と景色を見に
歩いています。
今度はカタクリの咲いている時期に来てください
あと、小川の地酒も美味しいですよ
コメントありがとうございます‼️
紙漉きの体験、十二分に楽しみました😀。家族ごとにハガキの8枚セットを作成しましたが、手を出したくて仕方なくなり、子供から1枚分のスペースを奪って夢中でデコレーションしてしまいました😅。
子供たちも作っているそばから、「また来たい」と言っていましたよ!
週末でしたが、あまり混んでいなくて、じっくり取り組めたのも良かったと思います✌️
ogawawasiさんのページも拝見させて頂きました!手軽に行けそうな我が家向けの軽登山の情報も豊富なので、是非参考にさせて頂きます!
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