狩場山(ヒグマの気配は今日はナシ!)


- GPS
- 07:47
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 849m
- 下り
- 855m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 7:48
天候 | 下界最高気温28度。 山天候:前日雨 当日登りはガスがちのくもり 下りは曇りがちの晴れ時々ガスアリ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
キャンプ場トイレはポットン式ですがきれい。 その前の道を突き当り近くまで(4キロくらい)全面舗装。すれ違いエリアあり。 看板のある駐車帯が最後の駐車エリアとなります。そこから奥は橋があって通行止め。その手前が登山口です。6台くらいは駐車できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストあり。 |
その他周辺情報 | 島牧村の宮内温泉500円。古いけどきれい。お湯最高! |
写真
感想
狩場山に行くことが決まったのは前日。
3人で行けるということで、そんなチャンスめったにないぞー。
狩場山は熊が多いって札幌では思われている地域。一人で行く勇気なんぞありません。それに札幌から案外遠いしね。
前日までの雨は上がっていたのですが、これはベチョベチョになりそうだ。
レインを着るか悩んだけど、暑いし最初はとりあえず着ないで出発。
まあ、スタートからヌルヌルだわ登山道が川のようだわ、虫がブンブン飛んでうるさいわ、頭上の太い枝が頻繁にでてきて頭打つわ(特に段差のあとにあったりして)、倒木はあってくぐったりかわしたりが5回くらいあって、修行の1から6合目でした。
でも高度はぐんぐんあげるので合目標識もどんどん数字が上がって面白いなーという気持ちもなくもない(苦笑)
それよりあの狩場山に登っているんだという興奮の方が勝っていたかな。
6合目過ぎて一度傾斜も無くなって、お花畑出現。
残念ながら盛りは過ぎていたがそれでもウメバチソウや夏の花の残りやお目当てのエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)も数株あって、ラッキー!気分も上がる。
そしてまたぐんぐん登って南狩場着。
と思ったら「あと1.5km」標識にガーン。でも標高はほぼ狩場山と同じなのにね。
南狩場を少し降りたら狩場山への道がスコーンと見えます。
あ、そうなんだ。この平原をゆるゆると行けばゴールなのね。
天気も少しづつ回復してきたし、とユルユルと山頂目指します。
頂上直前にすれ違った方が、同行者N君と運命の再開。
なんと数年前にある山で出血を伴うけがをしたときに介抱してくれた方でした。
N君、感動!!「お礼を言いたくて会いたいと思っていたんです。」
良かったよかった。
こんな入山者の少ない山で再開できるとは。すごいな。
そしてその方たちと語らいながら頂上は楽しい山タイム。
私たちは更に粘って美味しいコーヒー飲みながら晴れ待ちです。
下山はガスもずいぶんとれて、登りに目隠しされていた景色を堪能しながら帰ります。「この斜面にこんなに花咲いていたんだねー」と足も止まってしまいます。
6合目より下は覚悟していましたが、行きより全然コンディションがよくて、水もずいぶんはけて、こんなに数時間で様子変わるんだーと変に感心してしまいました。
実は北アルプス行くつもりで全部予約入れていたのですが台風が来て帰りの飛行機が運行するか怪しくなったのでキャンセルして腐っていた時の狩場山。
山頂でキャンセルした山小屋の皆さんに手をあわせつつ、来年は絶対行きたいなと決意を新たにしたのでした。
Nくんと狩場山に行こうと計画をたててから数年、悪天候だったり、熊出没で林道閉鎖になったり、なかなか行けなかった狩場山。移動距離も遠く「遥かなる頂」になりかけていましたが、今回無事初登頂できました。ガスガスの中スタート、時々雲が流れ青空が見える。晴れると信じ登り山頂でゆっくりしていたら見事なまでの青空が!緑濃い山に歩いてきた登山道が伸び、眼下には真っ青な海が見える。良かったー♪
楽しみにしていた遠征が中止になり、モヤモヤしていた心まで晴らしてくれました。
コメント
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初心者と書いていらっしゃいますが登山歴15年なんですね。
私なんかが書いていいのか悩みますが、情報交換という意味で。
自分なりの対策ですが。
1.行く山域のヒグマの出没情報を確認する。
(同じ山でもルートに寄って出没情報の多い少ないがあるのでなるべく少ないところへ)
2.鳴り物を持って行く。
熊鈴は基本持って行きます。
マジやばいところは、ホイッスルやメガホン、鳴子をもっていきます。熊鈴で慣れた熊対策に。
でも熊鈴で逆効果の場所もあるようですね。臨機応変が必要なのでしょうね。
ラジオは全然ダメですよね。5mは鳴れたら聞こえません。
3.朝早くは一人では入山を避ける。
一人で朝早く行きたいときは他の入山者のいる山や土日にする。(なるべく1番は避ける)
4.クマスプレーを持って行く。
私は液体のクマスプレーをもっていきます。さっと取り出したいので小型のものがいいなと思って。それをザックのショルダーのホルダーに入れています。小型なので5mくらいしか噴射できないようですが、とりあえず失敗しても結界はつくれるかと(笑)液体はスプレーより風の影響が受けにくいらしいですしね。
私は大雪山のお鉢の中にいる遠くのヒグマしかお会いしたことないので、あまり参考にならないかも。
熊うんこを発見したら、よく観察しています。新しいようなら下山する勇気も必要かも。いまのところそういうこともないのですが。
春になってきましたね。ヒグマにドキドキする夏山シーズン到来ですが、お互い熊に会いませんよう神様にお願いして北海道の山を楽しみましょう!!
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