ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 722522
全員に公開
ハイキング
甲信越

「美しき哉!極彩色の雲上ルート」 御嶽山(継子岳)

2015年09月21日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
08:05
距離
10.8km
登り
1,262m
下り
1,262m

コースタイム

日帰り
山行
6:07
休憩
1:59
合計
8:06
距離 10.8km 登り 1,262m 下り 1,262m
6:01
13
スタート地点
6:14
11
6:25
6:26
17
6:43
6:44
24
7:08
7:09
23
8:26
8:27
4
8:31
19
10:24
10:25
14
10:39
11:43
30
12:13
12:36
33
13:22
16
13:38
14
13:52
6
13:58
9
14:07
ゴール地点
上りは足を気遣いテクテク登り。
五の池小屋からの周回トレッキングは、写真撮影やらガス晴れ待ちなどで凄く時間かかってます。
温泉入りたくて下りは少々食い気味の速度。
日が陰り風が出ると大変寒いです。防寒対策要。
天候 晴れのちガッスガス
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
41号線北上し下呂をこえて県道437、441を経由して濁河温泉へ。41号から1時間ほどのクネクネクネクネ…道(標識あるので安心)。車酔い注意ですね。濁河温泉でリバースしている人見ました。
飛騨小坂登山口無料駐車場40台程度
コース状況/
危険箇所等
登山道入口の登山届ポストあり
整備が行き届いていてとても歩きやすかったです(雨天時は木道がちょっとすべるかも)
その他周辺情報 濁河温泉にいくつか日帰り温泉あります
連休なのに駐車場結構空いてる
連休なのに駐車場結構空いてる
登山口のバイオトイレ
駐車場からも近くて助かる
1
登山口のバイオトイレ
駐車場からも近くて助かる
吊り橋
行くぜ!
スタートは歩きやすい登山道
1
スタートは歩きやすい登山道
標高あげるとさすがに歩きづらくなってきた
標高あげるとさすがに歩きづらくなってきた
岩と緑のコントラストが森林限界の醍醐味だなぁ
もうすぐ着きますよ
岩と緑のコントラストが森林限界の醍醐味だなぁ
もうすぐ着きますよ
おはようございまーす
五の池小屋到着
1
おはようございまーす
五の池小屋到着
摩利支天
名前からしてもなんだか神々しいお姿ですねぇ
残念ながら入山規制中
2
摩利支天
名前からしてもなんだか神々しいお姿ですねぇ
残念ながら入山規制中
摩利支天への稜線が綺麗
3
摩利支天への稜線が綺麗
紅葉もいい感じです
4
紅葉もいい感じです
三の池付近
自然のおりなすアートですな
1
三の池付近
自然のおりなすアートですな
こんな景色初めて...
年甲斐もなくちょっとおセンチになってしまうな(ウルッ)
2
こんな景色初めて...
年甲斐もなくちょっとおセンチになってしまうな(ウルッ)
絶景の三の池
架空の世界みたいだ...まさに桃源郷
8
絶景の三の池
架空の世界みたいだ...まさに桃源郷
どの角度から見てもため息が出る
本当に来てよかった
1
どの角度から見てもため息が出る
本当に来てよかった
四の池まで下ります
2
四の池まで下ります
四の池
極彩色の空間
2
四の池
極彩色の空間
紅葉と緑のコントラストが美しいですねぇ
1
紅葉と緑のコントラストが美しいですねぇ
気持ち良い上り返し
1
気持ち良い上り返し
こんな標高高いところでも沢が
2
こんな標高高いところでも沢が
遺跡みたいだ
継子岳までもうひと頑張り!
1
継子岳までもうひと頑張り!
継子岳到着
でも、ガスガスでなんも見えん
継子岳到着
でも、ガスガスでなんも見えん
岩剣山
一転して地獄のような絵図だ
岩剣山
一転して地獄のような絵図だ

感想

一昨日、近所の低山から珍しく御嶽山を望むことができた。
「うーん…これは山の神からの啓示かもしれん」と勝手な思い込みで、シルバーウィークの山行は御嶽山に決定。

昨年の痛ましい惨事からもうすぐ一年。山登りを始めたばかりの私にとって衝撃的な出来事でした。

さて、最新の情報を整理し検討した結果、今回は濁河ルートを選択。

グーグルさんに車所要時間を聞いてみると「3.5Hですよ〜」とのお返事。
登山初めた頃の私は「運転と山行の時間に大差ないってどうなのよ?」とブツブツ文句言ってましたよ。まったく慣れとは恐ろしいものです。少々距離あっても今ではあっさり決定。

いつも、山行日帰り強硬スケジュールに対し、家族の連中は飽きれ心配もする。でもね、お山の世界では普通の事ですから...お気持ちだけ頂き、まったく意に介しません。


日帰り登山のモットーはスタートを早くすること。だから登山口までの運転は暗闇が多くなる。周囲が見えないのでどんな所を走っているのか分からない。
今回の闇の林道は相当に長かった(しかもクネクネしてたし)。明るくなった帰路では、絶景かつ高度感満点の林道に早変わりしていた。まったく想像もつかない。

ともあれ、何とか目的の駐車場無事到着。


さぁいざ元気にスタート!
といきたいところだが、一昨日痛めた右足が結局治りきらず既に負傷兵という心もとない状態。しかも、苦手の下りでいつも助けられている最強の鉾(ストック)を忘れるという失態。ともかく足をいたわりながらテクテク歩くことにしよう。

登山道はよく整備されていてとても歩きやすかった。

アスレチックな山行を好む方には少々歯ごたえないかもしれないが、基本私は「山道は歩きやすい方が好き」との見解。歩きやすい道&とぼとぼ歩きの結果、いつになく心にゆとり&体に余裕のある登りとなった。
ついついせっかちに歩いてしまう私。いい感じでしたのでこれからもできる限りこれでいきたいと思う。


五の池小屋に到着。
小屋の前には早朝から働く従業員さんがいました(ご苦労様です)。

これから下山という宿泊登山者にも遭遇。
熟練登山者の雰囲気たたずむとてもダンディな御仁である。黒を基調としたファッションセンスも渋いくていい。

「お早いですねぇ。何時から登ってきたんですか?」とお声かけていただいた。
気後れして伏し目がちにお答えすると、「なかなか速いですねぇ」なんて世辞を言っていただいた。う〜ん早朝から有頂天。

健脚者の称号をいただいた私は、足取りも軽く、継子岳への周遊トレッキングコースへと向かう。


そしてこの周遊コース...
登山経験が浅くて短い私にとって、紅葉の極彩色、這松の深緑、岩の荒々しさ、それらのコントラストの景観は初体験だったのでとても感動した。いや〜この年齢になって年甲斐もなくウルっときた。

さらに『三の池』の何とも形容しがたいブルー。思わず吸い込まれそうです。そう、絶世の美女の淡く美しい瞳のように...。
何処を見ても美しい絵画のような空間はまさに桃源郷ですな。ちょっと遠かったけど、本当に来てよかった。


しかし、残念なことに継子岳到着目前に徐々にガスガス。先程までの晴天が嘘のようになった(山はこんなもんです)。

登山初心者の羨望の頂き=お槍様を未だ拝顔したことのない私。
ここからは眺望ありとの話だったので「今回こそは見たい」と諦めきれない。昼食&昼寝までして待つこと一時間。最後の一人まで粘るも、手もかじかむほど寒くなり、ガスで帰り道の見通しも悪くなってきた。急に心細くなってきたので、後ろ髪ひかれながら継子岳を後にしました。


下山前に五の池小屋でサイダーいただいた。暖炉もあってなかなかいい感じの小屋だ。


さて、市営露天風呂の閉店がたしか15:00までとなっていたような気がした。「頑張って下山すれば間に合うかも」と少々食い気味で下山開始。スタート前より右足の調子もよくなり、ギリギリ入浴を楽しめそうな時間に下山完了(でも実際の閉店時間は18:00。どの情報見て間違えたのか)。

継子岳山頂でお会いした親子と温泉で再会。
色々な山話を聞かせていただいて楽しかった。特に木曽殿山荘から空木岳登る途中で岐阜側(こちら側はOUTですな)にザック滑落させた事件は不幸ですが面白かった。


遠方の山々は拝めませんでしたが大満足の山行。
入山規制中箇所も多いということもあってなのか、SWにもかかわらず人も少なくてのんびり満喫できた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:672人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [2日]
御嶽山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
御嶽
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら