天蓋山

2015年09月20日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.7km
• 登り: 643m
• 下り: 629m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:30
• 合計: 3:50

8:30 登山口駐車場
9:20 0:00 急坂登り口
10:00 0:00 すずめ平
10:30 10:40 天蓋山
11:00 11:20 すずめ平
11:50 0:00 急坂登り口
12:20 登山口駐車場

　

天候

曇り、時々薄日

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・行きは、カーナビの案内通りに東海北陸道の飛騨清美ICを経て、中部縦貫道から国道41号線を通り、県道89号、国道471号、大規模林道を通って「山の村キャンプ場」入り口の駐車場に至る。
・この日は下山の時間が早かったので、大規模林道、県道484号線を通って鉱滓捨土ダムの脇を通り、二つ目の山、神岡館野町の「観音山」登山口に向かう。

コース状況／危険箇所等

　全体によく整備された登山道で危険個所は無く、案内標識も多いので迷うようなことは無い。

その他周辺情報

・アクセス道路のうち「県道89号線」は2桁県道であるが、道路幅が狭いうえに坂道でカーブが多く、相当厳しい道である。時間もかかるので、別ルートを通った方が安全である。
・キャンプ場入口の道路脇に20台ほどは駐車できそうな「天蓋山登山者用駐車場」がある。
・道路の向かいには食堂があり、アイスクリームや土産物なども売っている。

写真

9/20 8:32

　キャンプ場入口の右手に「天蓋山登山者用駐車場」がある。名古屋を早立ちしたので、駐車したのは自分が2台目であった。

9/20 8:32

　登山口はこの坂道を登ったキャンプ場の奥にある。右側に、白川郷にあるような萱ぶき屋根の民家風建物がある。

9/20 8:37

　キャンプ場内のコテージ風建物にはいずれも車が横付けされており、子供連れの泊りの人達が何組もおられるようであった。

9/20 8:40

　この小橋を越えたところにキャンプ場の炊事場があり、その手前を右奥へ進む。

9/20 8:40

　炊事場のX型筋違に「天蓋山登山道　頂上まで約2時間」と書いた案内板がある。奥に登山ポストが見える。

9/20 8:41

　しゃれた造りの登山ポストがあり、用紙や筆記用具が準備されている。ここからが山道となる。脇に「登山口　標高1,000m」の案内がある。

9/20 8:55

　しばらくは谷沿いの道を進み、やがて左手山腹の坂道を登る。

9/20 9:02

　登山道には山栗が沢山落ちていた。この山栗は小ぶりであるが食べると美味い。

9/20 9:04

　低い尾根を越えると左手に小さな滝があらわれる。

9/20 9:05

　滝の上で沢を渡る。

9/20 9:16

　落ちたばかりのイガグリ。中には綺麗な実が詰まっている。周りにも栗の実がたくさん落ちている。

9/20 9:16

　登山者は誰も栗を拾わないようで、周りに沢山落ちている。先行していたお年寄りは、ひざの調子が良くないので栗を拾って帰ると言っておられた。

9/20 9:16

　50分ばかり歩いたところにある「急坂　標高1,150m」の案内。それほど急ではないが、このルートでは急坂である。

9/20 9:34

　木の根の階段の坂道。

9/20 9:38

　「急坂ここまで　1,300m」の案内である。図によれば4つ目のピークが山頂のようである。

9/20 9:38

　色づいた木の葉もあり、この標高では紅葉が始まったようである。

9/20 9:44

　綺麗な赤色のキノコ。母親に連れられた3人の子供のように見える。これがマツタケだと良いのだが・・・。

9/20 9:51

　青空に突き出す山頂は目指す天蓋山の頂上か？

9/20 9:57

　一服するに良い「すずめ平」である。

9/20 9:57

　すずめ平は1,370m。雀の絵が可愛い。この文字と絵に癒される。

9/20 10:15

　若いブナ林の中を行く。

9/20 10:28

　「登頂おめでとう」の看板。

9/20 10:28

　山頂には八角形のベンチがあり、方位方向の山が記されている。しかし、今日は雲しか見えない。

9/20 10:33

　雲の下に集落や田んぼは見えるが、期待したアルプスの山々は全く見えない。晴れそうにもないので早々に下山する。

9/20 10:35

　一つ一つの実が一体となってくっついた珍しい木の実。翌日知ったことだが、白い大きな花が綺麗な「タムシバ」の実とのことである。

9/20 10:45

　倒木に着いた緑の苔に育つ若木。自然の再生の始まりである。

9/20 10:55

　ギンリョウソウの一団。

9/20 11:00

　笹薮が広く刈り込まれて歩きやすい登山道である。

9/20 11:12

　すずめ平で見つけた蔓りんどうの花。この花の名も翌日登った籾糠山でお会いした自然調査員の方に教えていただいた。

9/20 11:55

　この花の名も教わったが、忘れてしまった。

9/20 12:04

　大きなハマグリのようなキノコ。

9/20 12:12

　帰り着いた登山口。ここにも大きな駐車場があるが、一般登山者はここまで入れないかもしれない？

9/20 12:19

　帰り着いた駐車場には多くの車が入っていた。道の向かいに食堂の建物が見える。

9/20 12:19

　「天蓋山登山者駐車場」は飛騨市観光協会によって整備され管理されているようである。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT1 パナソニック

感想

fujisky

　今日もアルプスや周囲の山々の遠望は雲に阻まれたが、薄日の射す一日で良い秋の山日和であった。