錦秋の秋田駒ヶ岳

2015年09月22日(火) [日帰り]

• GPS: 05:15
• 距離: 8.6km
• 登り: 640m
• 下り: 664m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:55
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:14

8:05 旧日窒硫黄鉱山跡
8:46 8:48 片倉岳
9:17 9:18 阿弥陀池
9:23 9:23 男岳鞍部
9:36 9:39 男岳
9:57 10:04 男岳鞍部
10:35 10:35 駒池
10:44 10:44 かたがり泉水
10:54 10:55 男岳分岐
11:04 11:04 大焼砂
11:24 11:24 横岳
11:32 11:34 横岳分岐
11:38 11:39 阿弥陀池避難小屋
12:01 12:01 横岳分岐
12:07 12:08 横岳
12:20 12:20 焼森
12:25 12:26 焼森分岐
13:14 13:14 駒ヶ岳八合目
13:19 ゴール地点

天候

濃霧のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカーでアルパこまくさ迄行き、そこから8合目までバスを利用しました。
アルパこまくさの駐車場は無料
バスは片道\620

コース状況／危険箇所等

コースはムーミン谷へ降りる所のみ足元に注意が必要でしたが、その他は特に危険個所はありませんでした。

その他周辺情報

温泉はアルパこまくさを利用しました。
想像とは違ってとても良い温泉で、食事をする事も出来ます。
登山計画書の用紙もポストもあります。

緊急用のヘルメットもあり、もちろん8合目の避難小屋にもあります。

写真

9/22 6:59

アルパこまくさ到着
ガスって山頂が見えませんが、天気予報だと昼から晴れるとの事。信じて登頂です。

9/22 6:59

アルパこまくさの駐車場。帰りにはほぼ満車でした。

9/22 7:39

8合目登山口到着
帰りのバス時間を確認して

9/22 7:39

ルートも再確認して

9/22 7:55

朝7:55分現在では、ガスがかかって山頂は見えません。

9/22 7:55

それでも、時折風でガスが一瞬消える事があります。

9/22 7:57

ウメバチソウも何とか残っていました

9/22 7:59

ナナカマドの実も赤く色づき

9/22 8:08

シシウドってこんな感じに実がなるのを知らなかった。

9/22 8:10

8合目駐車場を見下ろします。

9/22 8:11

9/22 8:18

色とりどりの山肌の隙間をゆっくりと登ります。

9/22 8:31

あの狭いワインディングロードを、結構な勢いでバスが昇って来たのには驚きました。

9/22 8:36

キレイな紅葉です。

9/22 8:52

小さな女の子も元気に登ってきました

9/22 8:52

今日で3日目の紅葉の中の登山ですが、見飽きる事がありません。

9/22 8:53

9/22 9:13

ガスがかかって向こうが見えませんが、阿弥陀池のすぐそばのはず。

9/22 9:15

チングルマが両脇にたくさんありました。
初夏に来たいものです。

9/22 9:20

男岳に向かいます。

9/22 9:25

右手がムーミン谷になりますが、ガスって何も見えません

9/22 9:25

入笠山で尾てい骨骨折後初の登山だったけど、頑張ったね。
リハビリ、リハビリ。

9/22 9:44

男岳山頂。
看板を持って撮ってみたかった。

9/22 9:51

男岳から通ってきた道が見下ろすことが出来ました。
男女岳と男岳の間の小道を歩いてきました。

9/22 9:53

阿弥陀池も見えるようになりましたが、相変わらずムーミン谷は見えません

9/22 10:02

さて、ここから単独でムーミン谷へと向かいます。
しつこいようですが、ガスって見えません。
急坂で、石がごろごろしているので、落石に注意です。

9/22 10:12

いよいよムーミン谷が見えてきました。

9/22 10:20

私はここを降りてきたのですが、登っていく人ばかりでした。

9/22 10:20

おお、あこがれのカール地形

9/22 10:21

前後に殆ど人が居ません。
この風景を独り占め！

9/22 10:21

スマホでパノラマ写真撮ってみた。
おれのD7000ではそんな機能はないので

9/22 10:26

これで快晴だったらどんなに良かったことか。

9/22 10:26

9/22 10:28

少しだけ青空が見えてきました。

9/22 10:31

木道の先に黒い山が見えます。
後でわかったことですが、砂礫でコマクサのエリアになります。

9/22 10:34

同じような写真ばかりになってしまうけど、

9/22 10:36

青空は出たけど、紅葉に日が当たってくれない。
女岳の影か？

んー残念！

9/22 10:37

晴れるとこんなに素晴らしいのに

9/22 10:40

9/22 10:42

雲の流れが速く、すぐに影ってしまう

9/22 10:45

まだチングルマの花が残っていました。
チングルマの草紅葉と花の共演なんて、贅沢です

9/22 10:48

振り返ってみると、もうムーミン谷は見えなくなってしまいました。さびしい。

9/22 10:54

砂礫の斜面を登り、尾根に出ました。
風が強くて帽子が飛びそうです

9/22 11:02

登山道がしっかりと整備されています。
これならガスっていても道迷いは無いでしょう

9/22 11:04

尾根から見たムーミン谷。
青空が出ていればもっときれいなんだろうけど、これはこれで雰囲気がある

9/22 11:09

9/22 11:11

あの木道を歩いて来たんだと、感傷に浸ってしまう

9/22 12:09

シャクナゲに紅葉、そしてハイマツ

9/22 12:15

右に男女岳、中央に男岳、左に馬の背
…だと思う。

9/22 12:19

焼森山頂

9/22 12:22

景色の広がりを伝えられないのが悔しい。

9/22 12:23

ここにきてようやく晴れ間が出ました。
ただ、風が強くて寒い。

9/22 12:28

日に当たると、紅葉ってこんなにも綺麗なんだ

9/22 12:30

この三日間本当に紅葉を満喫

9/22 12:30

ほんの一瞬のシャッターチャンスを逃すと、こんな感じに手前が暗くなる

9/22 12:32

足元にはこんな黄色

9/22 12:53

紅葉の中を下山。
逆ルートだったらこの紅葉は見づらかったでしょうね。

9/22 12:59

山頂が切れてしまった。悲しい
でも山頂を入れると手前が暗く映ってしまうので仕方がない。

9/22 13:14

無事、8合目の避難小屋に戻ってきました。

撮影機器：

D7000 ニコン

Xperia A2 SO-04F SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 保険証 携帯 時計 ストック ナイフ カメラ ポール

感想

singer_toshi

岩手遠征3日目(最終日)
朝の天気予報では秋田県全域で濃霧注意報が出ていましたが、昼から晴れるとの事で希望を持ってアルパこまくさまで向かいました。到着時には山頂はガスガスで何も見えませんが、少しずつ晴れ間が広がり、時折青空も見えるようになりました。

出だしは思ったよりも寒くて、ファイントラックのL1、L2の上にユニクロのダウンとレインウエアを着こんでスタートしましたが、結局男岳山頂に着くころにはダウンもレインウエアも脱いでいました。ムーミン谷は風が遮られていたせいか、寒さは感じられませんでしたが、尾根に出ると秋田側からの風が強くウインドブレーカは必須。

カール地形のムーミン谷を見てみたいという気持ちを強く持って訪れました。期待した以上の美しさで、木道脇のたくさんの高山植物に感動しました。場所によって紅葉の進み具合も異なり、花も僅かながら残っていたりで、時間さえ許せばもっとゆっくりと歩きたかった。そして、体力に余力があれば替えのレンズも持って行きたかった。秋田駒だけだったら絶対に超広角と標準ズームは欲しいところです。できれば望遠もあれば、登山道から離れたコマクサなんかも撮れたかもしれないけど、交換レンズだけで1kgは優に超えてしまうし、あの強風の中でレンズ交換は厳しいかな？
何かしら検討しないといけませんね。

2015年のシルバーウイークは天候にも恵まれ、紅葉にも恵まれ楽しい3日間となりました。

初日の三ツ石山と2日目の八幡平から茶臼岳までのレポは、同行者にお任せ(写真は提供しました)したので、そちらをどうぞ。