プランBで乗鞍岳 暴風により頂上目前で撤退


- GPS
- 03:01
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 332m
- 下り
- 348m
コースタイム
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 2:59
天候 | ガス&暴風。時々あられ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート自体はよく整備されており、歩きやすかったです。 |
その他周辺情報 | 下山後、乗鞍温泉「湯けむり館」で汗を流し、併設のレストランで軽食。その後、白骨温泉公衆野天風呂に行きました。 |
写真
感想
槍ヶ岳に登ろうと家内&山友と計画した三連休。絶望的な天気予報で泣く泣く断念。でも、今更三連休を無為に過ごすのもしのびなく、プランBを検討。その結果、豪雨見込の22日日曜日は秘湯巡りをすることにして、21日土曜日は、高地の暴風を体感すべく、乗鞍岳登山を計画しました。乗鞍岳なら標高2,702mの畳平までバスが出ており、バスも運休する程の荒天ならそもそもギブアップですし、登山道はよく整備されていて鎖場も無く、途中に山小屋等も有る事から、危なそうなら即撤収の想定で登ってみることにしました。
乗鞍高原観光センターは曇天でしたがこれといって風もなく、穏やかな雰囲気でしたが、ここからバスで畳平へ向かうと状況は一変。ガスと強風の世界です。レインウェアを着込んで登頂開始。時折、風速の変化で体が揺さぶられたり、アラレで顔が痛くなったりしましたが、歩けなくなるほどではなかったです(途中までは)。ただ、頂上が近づくに連れて、頂上まで行かずに戻ってきた。、という方が増えてきて、稜線に出ると横殴りの暴風で歩けなくなる、とのことだったので、取り敢えず稜線まで行って引き返そうという事で進みました。そして稜線に出ると確かに今までとは桁違いの風。家内も風に流されそうになり、しゃがみ込む始末。ここで泣く泣く撤退です。その時、上からベテランぽい方が降りて来ました。上の様子をお聞きすると、やはり凄い暴風との事。そして「撤退の数だけ頂上に近づく。」という戒めを教えて頂きました。深いお言葉だと思いました。帰りに肩の小屋で休憩。おでんが美味しかった!そして無事畳平まで降りました。今回はどのくらいがヤバいレベルの暴風なのかを知る良い機会となりました。
今日は晴れそうなので、また気分を変えて安全登山と素敵な景色を堪能してくださいね!
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