尾鈴山 白滝とキバナノツキヌキホトトギス

2015年09月27日(日) [日帰り]

• GPS: 03:16
• 距離: 8.4km
• 登り: 602m
• 下り: 631m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:15
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:17

10:26 スタート地点
12:23 12:25 白滝展望所
13:43 ゴール地点

倒木、落石箇所が所々にありますが、おおむね安全に歩けます。

天候

曇り・雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/27 15:15

白滝入口。すでに7〜8台の車が。あいにくの天気でしたが、県外ナンバーもちらほらとありました。

9/27 15:16

一歩、足を踏み入れた所に、チャボホトトギスが咲き誇っていました。やあ、一年ぶり。

9/27 15:16

徒渉点。このトロッコ道で、唯一、登山っぽい箇所です。気持ちいい場所です。

9/27 15:15

とりあえずは白滝をゴールとします。いつ来ても圧倒されます。
この滝の迫力を写真におさめるのは、本当にむつかしいですね。

9/27 15:16

ありました、ありました。キバナノツキヌキホトトギス。
昨年は、タイミングが悪くて、探してもどこにもいなかったのです。

9/27 15:16

なんでこんな不思議な花のつきかたをするのでしょうか。
来週末は加江田渓谷で可愛いキバナノホトトギスに会いにいこうかと思います。

9/27 15:15

やられました。気がつくとズボンが赤く…。アイツめ。
面倒くさくて、ゲイターをつけなかったのが悪いのです…。

感想

yamafool

明日は、尾鈴から白滝まで周遊して、キバナノツキヌキホトトギスを見ようとうつらうつらしながら眠りにつきました。
サンデーモーニングの「喝！」の音で目が覚めて、
あれれもう九時が近い…。
窓の外は、雨。
うーん。どうしようか。
このままゴロゴロと日曜日をすごすのも、それはそれで素敵な事ですが。

もう少し、寝ちゃおうよ。と、ネガティブな俺のささやき。
…でも、来週にはキバナノホトトギスは終わっているかも…、とポジティブ俺。
そして、跳ね起きます。
家から40分で尾鈴山登山口に。
片手に傘。腰にウエストバック。
その中に携帯とタオルとペットボトルとチョコレート。
散歩みたいな軽装です。
靴ひもをギュッと締めて、さあ出発。

えーっと、一年ぶりです。勾配のきつい取りつきから、遊歩道へとあがっていきます。もうこのあたり、チャボホトトギスが咲き乱れております。うん、これは期待大の予感。
旧トロッコ道の遊歩道を、傘を振り回しながら口笛ふいて歩いていきます。
最後の白滝の手前以外は、なだらかなジグザグの遊歩道です。
きつい行程はありません。
もちろん、随所にあるショートカットを使用して、タイムを短縮すれば、それなりに汗も出てくる道でもあります。
この日は、「俺様はショートカットなんぞは使わんぞ！」と、
まったく意味不明の命令を自分に課しました。あ、すでにスタート時点でショートカット使ってたわ…、まあいいか。
のんびりと歩く分には、楽しい道です。でもショートカットが見えているのに、わざわざ遠回りするまどろっこしい思いもありました。

紅葉の滝に寄り道して、桂の大木（このコースの主ですな。）を過ぎて、
ぼちぼちキョロキョロしだしはじめます。
そろそろキバナちゃんがブラーんと見えてくる頃です。
トンネルの前後は、特に念入りに見ながら歩きます。
「おった！」見つけました。
ひっそりと二株ほど、壁面に花をつけています。
トンネルの先の斜面にも、まだ小さいやつが風にゆれています。
目的は達成ですが、ここまできたので、白滝まで足を進めます。
遠く、先を歩くご夫婦が立ち止まってなにやら道をはずれて沢のほうへ行きます。
おお、群生地があります。
奥様の止めるのも聞かず、旦那さんは滑ったらあっという間に渓谷におちそうな斜面で、夢中でシャッターを切っております。
いや、でも奥様の気持ちもわかりますが、これはしょうがないでしょう。

白滝について、白い奔流を見上げながら一息いれます。
五分もいなかったでしょう。チョコを食べたらさっさと帰路へ。
帰りは、ショートカット禁止令を解除して、ショートカットしまくり！
グリグリドカドカと斜面をかけて降ります。
たぶんこの下りのどこかで、YB（山ビル）君にやられたのでしょうか。
まあ、こんなにも歩行距離が違うものかと、下山後のGPSログをみて納得。
なにはともあれ、寝坊して予定外でしたが、楽しい時間を過ごせました。

次回こそは、尾鈴を歩く時は、久しぶりの周遊したいと思います。
でもね、あのえんえんと続く、真夏のアスファルトの林道歩きを思い出すとね…。
季節をしっかりと選んで、計画します。