記録ID: 7284674
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
紀泉高原
葛城二十八宿経塚巡行【復刻版】押川から第5番倉谷山目前で撤退、今畑行所へ
2016年04月06日(水) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 702m
- 下り
- 539m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 8:38
8:19
36分
8:19 JR山中溪
8:55
10分
8:55 第4番桜地蔵
9:05
7分
9:04 地蔵or道祖神
9:12
9:30
2分
9:12 日吉神社、朝食休憩□9:30
9:32
18分
9:32 境谷旧道分岐
9:50
10:00
6分
9:50 道がなくなった休憩■10:00
10:06
10:19
3分
10:06-10:19古道出合往復
10:36
17分
10:36 分岐道標
10:53
7分
10:53信達楠畑
11:00
11:01
24分
11:01信達楠畑分岐
11:25
32分
11:25 道の駅道標
11:57
3分
11:57国道合流
12:00
12:20
11分
12:00-12:20 道の駅休憩
12:31
13分
12:31 旧風吹トンネル
12:50
12分
12:50 行者持仏奉安石
13:02
10分
13:02 休憩所
13:12
11分
13:12 農道終点
13:23
7分
13:23 堰堤
13:30
13:48
8分
13:30-13:48北曲休憩
13:56
4分
13:56 林道合流
14:00
14:40
10分
14:10-14:40 旧道足痛休憩
14:50
12分
14:50 新土仏峠
15:02
9分
15:02馬別れ
15:11
14分
15:11 第5経塚登り口遥拝所
15:25
15:41
14分
15:25-15:41 今畑白鬚神社
15:55
16:07
17分
15:55-16:07 休憩
16:24
16:25
32分
16:24中畑八王子社・九頭龍明神
16:57
16:57 神通ゴール地点
今日は山中溪、第4番桜地蔵、境谷を通って、押川、土仏峠、第5番倉谷山、神通と巡ってゆく(つもりだ)。そうすると、今日で西ノ庄・第2番神福寺跡から第23番倶尸羅まで、道は繋がる。ただし、第20番石寺跡は未訪問だし、巡行道も若干の切れ目は残るのだが・・。しかし、若干の切れ目はあるにせよ一本に「繋がる」というのは気持ちの良いもんだ。そのはずだった。実際は、またまたの足痛で第5番倉谷山は訪問できなかった。
まずは、第4番桜地蔵、境谷と巡った。境谷は修験の行所らしいが、その雰囲気はあまり感じられなかった。しかし、槌ノ子峠越えの道はなかなか味のある道だった。いきなり間違えたけど・・・
■コースタイム
8:19 JR山中溪
8:55 第4番桜地蔵
9:12 日吉神社、朝食休憩□9:30
9:32 旧道分岐
9:50 道がなくなった休憩■10:00
10:22 槌ノ子峠、休憩■10:26
10:36 分岐道標
----------------
10:53 信達楠畑
11:01 分岐
11:10 沢渡り休憩■11:17
11:25 道の駅道標
11:30 楠畑越え峠休憩■11:45
11:57 国道合流
12:00 道の駅休憩■12:20
12:44 押川日吉神社
12:50 行者持仏奉安石
13:12 農道終点
13:23 堰堤
13:30 林道坂道休憩■13:48
13:56 林道土仏線合流
14:07 昼食、足痛休憩□14:30
14:50 新土仏峠
15:02 馬別れ
15:11 第5経塚登り口
15:25 今畑 15:41
15:55 沢渡り休憩■16:07
16:24 中畑
16:57 神通温泉
----------------------
17.4km
------------------------------------------------------------------------------
2024/9/27【復刻版】作成
対応元記事は;
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-289.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-290.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-291.html
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まずは、第4番桜地蔵、境谷と巡った。境谷は修験の行所らしいが、その雰囲気はあまり感じられなかった。しかし、槌ノ子峠越えの道はなかなか味のある道だった。いきなり間違えたけど・・・
■コースタイム
8:19 JR山中溪
8:55 第4番桜地蔵
9:12 日吉神社、朝食休憩□9:30
9:32 旧道分岐
9:50 道がなくなった休憩■10:00
10:22 槌ノ子峠、休憩■10:26
10:36 分岐道標
----------------
10:53 信達楠畑
11:01 分岐
11:10 沢渡り休憩■11:17
11:25 道の駅道標
11:30 楠畑越え峠休憩■11:45
11:57 国道合流
12:00 道の駅休憩■12:20
12:44 押川日吉神社
12:50 行者持仏奉安石
13:12 農道終点
13:23 堰堤
13:30 林道坂道休憩■13:48
13:56 林道土仏線合流
14:07 昼食、足痛休憩□14:30
14:50 新土仏峠
15:02 馬別れ
15:11 第5経塚登り口
15:25 今畑 15:41
15:55 沢渡り休憩■16:07
16:24 中畑
16:57 神通温泉
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17.4km
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2024/9/27【復刻版】作成
対応元記事は;
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-289.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-290.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-291.html
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
■8:19、JR山中溪。もう少し早く来たいのだが、時刻はまずまずか。この駅は桜の名所らしく、桜と電車を撮る人がホームの端にたむろしていた。駅近辺だけでなく、川向こうにも桜並木があるらしい。
ここは熊野古道であり、紀州街道でもある。ここに、山中宿、山中関もあった。それにまつわる見所もあるらしく、なかなか楽しい看板だ。
前回うどんを食べた大衆食堂。おっちゃんも店開きしだした。平日だが、それなりのお客さんは見込めるのだろう。喜ばしいことだ。
前回うどんを食べた大衆食堂。おっちゃんも店開きしだした。平日だが、それなりのお客さんは見込めるのだろう。喜ばしいことだ。
■8:55、葛城二十八宿経塚 第四番経塚 桜地蔵
ここは「入江宿」とも言われている。階段を登っていったところにあるヤマザクラは花が終わっていた。1週間前は花盛りだった。
ここから境谷に向かう。境谷村の薬師堂、日吉神社、地蔵寺は修験の行所らしい。境谷村も入江宿の範疇らしい。行者さんは境谷にはいり、槌ノ子峠を越え、楠畑、押川と通って、根来寺に向かったようだ。
ここは「入江宿」とも言われている。階段を登っていったところにあるヤマザクラは花が終わっていた。1週間前は花盛りだった。
ここから境谷に向かう。境谷村の薬師堂、日吉神社、地蔵寺は修験の行所らしい。境谷村も入江宿の範疇らしい。行者さんは境谷にはいり、槌ノ子峠を越え、楠畑、押川と通って、根来寺に向かったようだ。
しかし、谷にできた畑をはさんで向こう側(右岸)にも道がある。どうやら、向こうのほうが道はよさそうだ。地理院地図の破線路も右岸を通っているし・・・
右岸の道に行ってみると、「不動命」と書いた板となにやら梵字らしきもの彫ってある石碑があった。これを見て、こちらが旧道だと判断したのだが・・・・
右岸の道に行ってみると、「不動命」と書いた板となにやら梵字らしきもの彫ってある石碑があった。これを見て、こちらが旧道だと判断したのだが・・・・
念のために下ってみると、左岸をきれいな道が続いている。谷からの高さは10mほどあるので、この道は右岸から分離したものではないだろう。谷の出口で見た道が続いているのだろう。なんや、最初から間違ごうたんか。
■11:30、峠着。
この峠は信達楠畑から、信達葛畑に抜ける近道で、それなりに使われたのだろうが、今は関電道か川上新道をいく物好きハイカーしか通らないのだろう。峠名は知らないので、楠畑越え、あるいは葛畑越えとしておこう。
この峠は信達楠畑から、信達葛畑に抜ける近道で、それなりに使われたのだろうが、今は関電道か川上新道をいく物好きハイカーしか通らないのだろう。峠名は知らないので、楠畑越え、あるいは葛畑越えとしておこう。
谷川に架かる橋を渡って、結局は南の小さな尾根を乗り越す感じで下って行く。イノシシ避けの手動扉を通過すると・・・
■11:57、国道が見えてきた。国道を右手に行けばすぐに道の駅だ。道の駅で、ソフトクリームを食べた。よいエネルギー補給だ。ここで水補給して、甘夏を買った。ゆっくりと、20分程休憩。
■11:57、国道が見えてきた。国道を右手に行けばすぐに道の駅だ。道の駅で、ソフトクリームを食べた。よいエネルギー補給だ。ここで水補給して、甘夏を買った。ゆっくりと、20分程休憩。
道の駅周辺はそうでもなかったが、少し南に行くと周囲の景色には唖然としてしまう。岩出市域だが、岩出とは岩が出るから岩出なのか!
「埃たつ風吹きくぐり岩出かな」
■12:21、旧風吹トンネルは通行止め
「埃たつ風吹きくぐり岩出かな」
■12:21、旧風吹トンネルは通行止め
社の横にあった石像物。何やろか?
あまり修験も感じられないので、写真だけ撮って退散。
押川とは、そもそも「鴛川」であって、冬、大晦日になると村外れの上流の淵に鴛のつがいがくることから、その淵を「鴛淵」、この川を「鴛川」というようになった、という伝説がある。鴛淵の場所が分からないが、紀伊国名所図会によると、日吉神社の下の橋を渡ってすぐ上流だった。しかし、そういう淵はあったのか?見落としたかも知れない。
あまり修験も感じられないので、写真だけ撮って退散。
押川とは、そもそも「鴛川」であって、冬、大晦日になると村外れの上流の淵に鴛のつがいがくることから、その淵を「鴛淵」、この川を「鴛川」というようになった、という伝説がある。鴛淵の場所が分からないが、紀伊国名所図会によると、日吉神社の下の橋を渡ってすぐ上流だった。しかし、そういう淵はあったのか?見落としたかも知れない。
■12:49、さらに上流に歩いて行くと、鉄山氏の看板があった。川に下って行くと、大きな石碑があって「行者持仏奉安石」であると。どんな謂れがあるか知らないが、修験の行所になっているという。
その岩に架けられていた看板によると、少し上流には「亀石」があると。
■12:57, 少し上流に橋があり、その袂から「亀石」なるものが・・・・・見えない。が、▼で指示した看板がある。川の中には亀みたいな石はないし、ひょっとすれば、▼の下の「へ」型になった岩が亀のこうらで、その下の層になって組み込まれた中心の石が亀頭?その両側が亀足か?無理やりのような気がするが、ともかくも修験にまつわる遺跡のようだ。
■12:57, 少し上流に橋があり、その袂から「亀石」なるものが・・・・・見えない。が、▼で指示した看板がある。川の中には亀みたいな石はないし、ひょっとすれば、▼の下の「へ」型になった岩が亀のこうらで、その下の層になって組み込まれた中心の石が亀頭?その両側が亀足か?無理やりのような気がするが、ともかくも修験にまつわる遺跡のようだ。
■13:02、さらに上流に。周辺は畑がパラパラッとあるだけで、舗装された農道まで必要に思えないが・・・・・あっ、押川周囲の山を削る代わりに、迷惑料あるいは地域振興策として立派な農道を整備したとか?農道にあわせてハイキング道も整備したようだが、東屋もこのありさま(13:02)。この横には簡易トイレらしきものも完備されていた。使っている様子はなかったけど・・・
■13:30-13:48、地理院地図で破線路が別れる辺りで休憩。道の駅で買ったミカンを食べた、けっこううまいが、ばらつきあり。ちょっと足の調子が悪い。筋肉がピクピクしてきた。いつもの症状だが、ちょっと倉谷山は無理かも?
■14:02、地理院地図にある破線路旧道の尾根道取り付き。踏み跡はあるが、この登りブッシュに突っ込む気力は湧いてこない。ここを40mほど登れば平坦な尾根になって、あと10mも登れば、倉谷川に降りる峠道があるはず。ブッシュ好きの方はどうぞ。
■14:10、少し歩いたところで、持病発生、右足(のふくらはぎ)が攣った。いつものように筋肉カチカチ。やむなく、ここで休憩。ついでに昼飯を食べる。本日は、即効性の薬ということで薬局で紹介してもらったものを持ってきているので、昼食後飲んでおいた。 やはり、第5番倉谷山は次回まわしとしよう。
14:33,歩きはじめて、すぐに尾根を回って少し引っ込んだところに尾根に登る踏み跡があった。昔ははしごがあったらしいが、今は踏み跡だ。偵察のために登ってみる。
右手、南の笹ヤブの中から踏み跡が続いていた(14:33)。白テープがあったが、尾根の上には踏み跡は見られなかったが、多分少し探すと出てくるんだろう。ブッシュはそんなに密生はしていないので、ここから上朽仏山、旧土仏峠へ登るのが正解なんだろう。コンター380mあたりの尾根上だ。
右手、南の笹ヤブの中から踏み跡が続いていた(14:33)。白テープがあったが、尾根の上には踏み跡は見られなかったが、多分少し探すと出てくるんだろう。ブッシュはそんなに密生はしていないので、ここから上朽仏山、旧土仏峠へ登るのが正解なんだろう。コンター380mあたりの尾根上だ。
■14:50、ここが新土仏峠だった。ここからも旧土仏峠への踏み跡がありそうだ。以前のレポートではブッシュという話だったが、登る人も多くなっているようで、踏み跡が期待できるかも知れない。いずれにせよ、冬場か遅くとも4月中には歩いておきたいところだ、
■15:12、第5番倉谷山への道が分岐するところ。馬別れから10分だった。
赤ペンキでマークがあるし、ヒデが貼ってある。道と行っても谷筋を登るだけで道でなく、ルートがあるだけ(のハズ)。
赤ペンキでマークがあるし、ヒデが貼ってある。道と行っても谷筋を登るだけで道でなく、ルートがあるだけ(のハズ)。
廃屋
それにしてもタケの破壊力は凄まじいものがある。串刺しにされた廃屋は無気味だ。
今後のために、今畑レポートの主なものをあげておく。
http://www.rinku.zaq.ne.jp/bkaky707/Ano1.htm
http://www.wakayamashimpo.co.jp/staffblog/2010/02/post_299.html
http://www.asyura2.com/0601/ishihara10/msg/136.html
それにしてもタケの破壊力は凄まじいものがある。串刺しにされた廃屋は無気味だ。
今後のために、今畑レポートの主なものをあげておく。
http://www.rinku.zaq.ne.jp/bkaky707/Ano1.htm
http://www.wakayamashimpo.co.jp/staffblog/2010/02/post_299.html
http://www.asyura2.com/0601/ishihara10/msg/136.html
多聞寺の祠はブロック積みで、離村された方々、その末裔の方々が再建されたものという。
多聞寺祠の横には、お地蔵様が集められていた。よく見ていくと、なかなかすがすがしいお顔をされている。
多聞寺祠の横には、お地蔵様が集められていた。よく見ていくと、なかなかすがすがしいお顔をされている。
よう来てくれたわ、まあちょっとゆっくりしとき・・・・
お地蔵さんの柔らかなお顔を拝見すると、いつもゆったりした気持ちになれる。お地蔵さんとおしゃべりするような、こういう時の流れは大事にしたい。廃村今畑はいかにも廃村だったが、行所としての今畑はなおも生きていた。少し安心した気持ちになった。
15:45、元の林道にもどる。
お地蔵さんの柔らかなお顔を拝見すると、いつもゆったりした気持ちになれる。お地蔵さんとおしゃべりするような、こういう時の流れは大事にしたい。廃村今畑はいかにも廃村だったが、行所としての今畑はなおも生きていた。少し安心した気持ちになった。
15:45、元の林道にもどる。
16:24,中畑集落の手前、鉄山氏の道標がある。
ここには八王子社、九頭龍明神社があるのだが、足の調子が悪くやめてしまった。そういえは、右足ふくらはぎの攣りは気にならなくなった。薬が効いてきたのか。今の足痛は左足向こうずねの筋肉の張りだ。症状が違うので、薬の効きも違うのか。
ここには八王子社、九頭龍明神社があるのだが、足の調子が悪くやめてしまった。そういえは、右足ふくらはぎの攣りは気にならなくなった。薬が効いてきたのか。今の足痛は左足向こうずねの筋肉の張りだ。症状が違うので、薬の効きも違うのか。
撮影機器:
感想
土仏林道に合流してすぐ足痛発生。もうどこで発症するか分からんな。第5番経塚・倉谷山目前で撤退決定。旧道は踏み跡はあるにせよブッシュが予想されるのでね、ちょっと自重しておこう。
代わりにといってはなんだが、廃村今畑を訪問した。ここも葛城修験の行所になっている。今畑の廃屋の無気味さとは裏腹に、多聞寺と白髪明神の広場はすがすがしく、数体のお地蔵さんのお顔は心なしか晴れやかにみえた。
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