多摩森林科学園・カタクリ山散策

2024年09月29日(日) [日帰り]

• GPS: 02:18
• 距離: 8.6km
• 登り: 137m
• 下り: 136m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:08
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:18

距離 8.6km 登り 137m 下り 136m

14:03 霞ヶ丘住宅停留所
14:17 14:25 多摩森林科学園
15:32 多摩御陵
15:55 15:57 カタクリ山
16:21 霞ヶ丘住宅停留所

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

霞ヶ丘住宅停留所を基点に周回

コース状況／危険箇所等

■カタクリ山
全体的に荒れている。山中周辺は倒木等で視界不良。

その他周辺情報

■多摩森林科学園
　https://www.ffpri.affrc.go.jp/tmk/
　入園時間：9:30〜16:00（入園は15:30まで）
　入園料：大人300円※
　※現在第1・第2樹木園のみ公開のため期間限定で大人100円、子供無料

■武蔵陵墓地
　一般参拝時間：9:00〜16:00（参入は15:30まで）

写真

9/29 14:04

＜霞ヶ丘住宅停留所＞
公開中止が続いている第3樹木園の末端にあたる停留所から歩き始める。道路を挟んで左側は武蔵陵墓地の森。

9/29 14:05

都道沿いに見えるメタセコイア林。先日の雹で多くの枝が落ちてしまった。

9/19 17:38

これが雹の降った直後の様子。まるで緑の絨毯。停留所の辺りはずっと霧が滞留してたし、拳大の氷塊が道脇に転がっていて何事かと思った。

9/29 14:05

この折れた枝は以前からそのままで雹にも耐えきった様子。

9/29 14:11

＜多摩森林科学園＞

9/29 14:11

冬から第1・第2樹木園しか公開していないため100円で入園できる。森の科学館だけなら無料。

9/29 14:12

今日は科学館に用があるのだけど運動も兼ねて来たので先に園内を散策。

9/29 14:14

夏の花のシーズンと紅葉の間とあってかさすがに人はいない。

9/29 14:15

ハグロソウ
この辺りが北限といわれている。

9/29 14:17

樹名プレートと樹皮を見比べながら歩く。自然の山のようにまとまって生えている訳ではないので覚えるのが難しい。

9/29 14:17

ムササビの巣箱。

9/29 14:18

第2樹木園の北端まで来たけどもちろん通行止め。

9/29 14:19

園地の最高点付近を見上げる。果たして来年の桜の時期には復旧しているだろうか。

9/29 14:20

せっかく園内を散策しているのでちょっとした山登りもやる。といっても精々20mくらいの登りなのだけど。

9/29 14:21

マタタビとスイカズラのトンネル。

9/29 14:23

アキノタムラソウ

9/29 14:26

リョウメンシダ。これは裏面。

9/29 14:26

こちらが表面。どちらも鮮やかな緑色をしている。

9/29 14:27

ハグロソウをもう一度。花弁が二枚の花は少ない。

9/29 14:30

ノハラアザミとイチモンジセセリ。

9/29 14:31

ジャコウソウ。ここから第1樹木園へ。

9/29 14:32

見事な枝振りのランダイスギ。

9/29 14:33

＜廿里山神＞
背後には若い葉が付いたままの枝が散乱していた。この間の雹によるものだろう。

9/29 14:35

キンミズヒキ

9/29 14:35

ミズヒキ

9/29 14:38

森の科学館裏の水場は鳥の姿も見えず静かだった。

9/29 14:55

館内は展示が少しずつ変わっている。

9/29 15:11

ツルボ。園外に出て廿里山古戦場跡の解説板がある辺りによく見られる。

9/29 15:21

＜武蔵陵墓地＞
もう少し距離を延ばしたくて多摩御陵に参拝。

9/29 15:27

＜多摩東陵＞

9/29 15:28

＜多摩陵＞

9/29 15:31

＜武蔵野東陵＞

9/29 15:32

＜武蔵野陵＞

9/29 15:37

ヒガンバナ。今年は猛暑が収まらず開花が少し遅め。

9/29 15:43

＜陵東公園＞
興が乗ってカタクリ山にも足を向ける。

9/29 15:45

公園脇の入山口付近は刈り払いされていて快適。

9/29 15:46

ハナオチバタケ

9/29 15:47

ヤマホトトギス

9/29 15:48

歩くにつれ徐々に荒れ始める。

9/29 15:49

少し寄り道して隣の尾根へ。

9/29 15:50

ランヨウアオイ（葉）
この辺りが地元のいうところのツツジ山にあたるらしいが山名板等は見当たらない。

9/29 15:52

引き返して多摩御陵に沿った尾根（の端）を進む。

9/29 15:53

狭くて足元が安定せずちょっと危ない。柔らかい靴を履いてきたのは失敗だった。

9/29 15:54

御陵側にある石仏群。ちょうど四方から尾根と谷が集まる峠のような場所なのだけど見通しが悪くそんな風には見えない。

9/29 15:55

カタクリ山のピークを巻いて西から登る。

9/29 15:57

ノシメトンボかな？

9/29 15:57

ヤマツツジの狂い咲きだろうか。

9/29 15:57

西側から山頂へ上がるルート上には枯木が倒れ掛かっていて不明瞭。

9/29 15:59

＜カタクリ山山頂＞
なにがしかの基準点と倒れた山名板。一帯は枝葉が散らばって荒れた印象がある。これも先の雹の影響かな。

9/29 15:59

下山は何も考えずに尾根通しの道を選択したらこちらもえらいことに。

9/29 16:00

と思ったら現在通行止めになっていた。

9/29 16:01

東側の迂回ルートに入ると再び道は安定する。

9/29 16:02

終盤のヒヨドリソウ。

9/29 16:03

カタクリ園脇の階段道は急で滑りやすい。

9/29 16:03

カシワバハグマ

9/29 16:04

ヤブラン

9/29 16:05

＜入山口＞
あっという間に北側の入口に抜け出した。こういう里山は花のある時期は藪っぽくなるし、葉が落ちるとちょっと物足りないしで悩ましい。

9/29 16:08

戻りは城山川右岸を歩いて高尾街道に戻ることにした。

9/29 16:12

何箇所か川面に下りられる。魚影もちらほら見え飽きない。

9/29 16:15

500mほどで歩道が途切れる。これ以上進むと登れなくなるので探索はここまで。

9/29 16:22

＜霞ヶ丘住宅停留所＞
スタート地点に戻ってきた。ここで行動終了。

撮影機器：

X100T FUJIFILM

感想

へるにゃん

よんどころない事情で運動を制限されてしまった。さりとて全く動かないのではかえって体によくない、と、多摩森林科学園にある森の科学館に調べ物があったのを思い出したので散歩ついでに紅葉前の樹木園も回ることにした。

先日八王子を襲った雹害の爪痕は凄まじく、直後は町中が引きちぎられた枝葉に埋もれてしまったかのようだった。森林科学園も例外ではなく、メタセコイアの林床などはめちゃめちゃだったのが今はもう問題なく歩けるように復旧されている。しかしながら次の桜のシーズンの公開は果たして成るのだろうかと心配である。

公開制限のおかげもあって園内の散策は大変穏やかなものに終わった。となると暖まった体が物足りないと言い出す始末。結局多摩御陵だけでは飽き足らずカタクリ山まで歩いてしまった。決して良いとは言えない天気だったけれどやっぱり身体を動かすと気持ちがいい。調べ物も片が付いてすっきり、実に安上がりな山（？）行だった。