武蔵國一宮 氷川神社参道 リハビリウォーク
- GPS
- 01:59
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 6m
- 下り
- 3m
コースタイム
- 山行
- 1:26
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 1:59
天候 | 晴れ、気温≒24℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】大宮駅⇒HOME |
コース状況/ 危険箇所等 |
車道を走るクルマよりも参道を行き交う自転車の方が危ないので要注意です。下記は大宮氷川神社のホームページ http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/ |
その他周辺情報 | 要所要所に公衆便所・自販機・休憩施設・飲食店が数多く有ります。下記は今回利用させて頂いた鰻専門店「山家」のホームページ http://unagi-yamaya.co.jp/greeting/index.html |
写真
装備
個人装備 |
携帯電話 1 NTT Docomo
双眼鏡 1 SWAROVSKI 8×20
カメラ 1
健康保険証 運転免許証共
GPS ヤマナビ2.5
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感想
5月に自転車で自宅から巾着田まで往復して日和田山に登った後、理由は分からないが数日後から肺を摘出した左胸がかなり痛むようになり、大事をとって山歩きや長距離自転車を自制して、投薬で痛みを抑えておとなしくしていた。しばらくして梅雨明け時期が近づいて、胸の痛みもおさまって来たので、そろそろ山歩きを再開しても大丈夫かな?と思っていた矢先に、今度は自分の不注意で左足の指を粉砕骨折してしまった。
それからギブスが外れるまで約2ヶ月かかり、ギブス撤去後に軽いリハビリを始めて、暫くして医師にハイキングと自転車再開の可否を聞いたら、10月8日に行う検査の結果が出るまで運動は禁止とのお達し。ただし無理をせずに軽い歩行は大丈夫だろうとの事で、多少鈍痛と腫れと違和感が残る足だったが、すっかり萎えてしまった足の筋肉を少しづつ戻すべく、さいたま新都心駅から大宮氷川神社までの参道を歩いてみる事にした。
考えてみれば、さいたま市北区に住んで30年近く経つが、氷川参道はクルマか自転車でしか走った事しか無く、今まで通して街の景色を愛でながら歩いた事は一度も無かった。事前に地図で予定コースの距離を測ったら約5.5kmなので、リハビリウォークには距離的に手頃でちょうど良い。それで山歩きが出来ずに自宅で不貞腐れていた時に、無聊を慰めるためにAmazonで衝動買いしたコンデジの試行を兼ねて、天気が良くて暑くも無い快適な日を選んで実施した。
まずは嬉々として電車を使ってさいたま新都心駅へ向かう。久しぶりにさいたま新都心に来たが、新たにヨドバシカメラやコクーン2、コクーン3、等が出来ており、この辺りの発展はとどまる事を知らない。コクーンの東側奥には巨大なタワークレーンが数基建てられて新しいビルも建設中であった。おそらく埼玉県内で最もダイナミックに街が変貌している場所かも知れない。そんな新都心中心部を貫く旧中山道を北側に抜けると直ぐに一の鳥居が現れる。
ここからが氷川参道なので左右をキョロキョロ見て、写真をカシャカシャと撮りながらゆっくりと歩く。そんな様子を知らない人が見たら、坊主刈りで人相も悪いので、誰が見ても完璧な挙動不審者にしか見えず、もし警察に通報されても文句が言えない。ただし写真撮影しているものは神社関連施設や石碑等だけなので、取り調べを受けて写真撮影内容の提示を求められても全然心配は無い。参道右側の狭い歩道をゆっくりと歩くが、行き交う自転車がかなり多くて、歩道上を横に移動する際は前後を確認しないと自転車にはねられてしまいそうになる。
この辺の参道沿いにはお洒落なカフェやレストランが散在して、オープンテラスにテーブルが出されて、観光客や付近の住民と思われる方々が、テラスで食事やお茶を楽しんでいる。今までクルマや自転車でしか走らなかったので気付かなかったが、歩いて通れば色々なものが見えて来る。クルマが走らなければ排気ガスや騒音が無くなり、更に快適に散策や食事等が楽しめるだろうと思った。ここはせっかく歴史的にも有名な参道なのだから、ヨーロッパの多くの都市の様にクルマを完全に締め出して、自転車と歩行者だけにすれば良いと思ったが、そう簡単には行かないものなのだろうか。
東町一丁目交差点の警察官派出所を過ぎると、「平成ひろば」と呼ばれる中央分離帯全体が歩行者と自転車専用の通路と公園となり、ベンチでくつろぐ人の姿もわりと多くなる。ただし「平成ひろば」と言う名称はあまりにもベタ過ぎて頂けない。あまりにも取ってつけた様なお役所仕事っぽく感じてしまう。せっかくキレイな参道なので悠久の歴史を感じさせる様な、もっとセンスの良いネーミングが出来なかったものだろうか?その「平成ひろば」を過ぎて旧国道16号線を渡ると二の鳥居が現れる。
この二の鳥居からは大宮駅から直接参拝に訪れる参拝者が合流し、参道の両側に老舗や公共施設が現れ境内が近づくので、参道を行き交う人の参拝モードがグッと強くなって来る。参道の両側に写真撮影スタジオ、勅使斎館や神社会館が見えてくると境内入口の三の鳥居に到着。境内に入る際に三の鳥居手前で一礼してから中に入る。自分は今まで本殿にしか参拝した事が無かったので、今回は真面目(?)に境内にある12社の摂社・末社にも合わせてお参りをして、無事に参拝を終える事が出来た。
参拝を終えて清々しい(?)気持ちを保ちつつ、大宮駅東口にある鰻の老舗「山家」に到着後、八海山でお神酒を揚げて鰻重で精進落としをして、今回のリハビリウォークを無事に終えたのであった。さて、念願の秩父・奥武蔵のハイキング復帰はいつに成る事やら?
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