雌阿寒岳 (雌阿寒温泉登山口より周回コース)
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,018m
コースタイム
-9:12オンネトー国設野営場登山口-9:16オンネトー湖-9:49分岐-10:25雌阿寒温泉国民宿舎野中温泉
天候 | 曇のち時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
有害ガス注意の標識が幾つかある。 |
写真
感想
天気予報で晴が確実になり、元気よく歩き始めました。
民営国民宿舎野中温泉から数分のところに登山口があります。間もなく木の根を踏みながらの坂になりますが、暫くして背の高い這松の間を歩きます。
まだ千メートルにも達しない標高に這松が生えており、北アルプスなどしか知らない私にとっては驚きです。
やがて這松らしく背も低くなり、這松と岩の間の気持ちの良い山道をトラバース気味に歩き、少し下ったところにある涸れ沢を通ると、急に開け、山頂らしきものが見えてきます。
ここからは岩と這松、所々にお花畑の急斜面をジグザグに登って行きます。
一合目から山頂の十合目まで、標識があるので、目安になります。
エメラルドグリーンのオンネトーが神秘的です。時々振り返ってその湖やその周囲に広がる原生林を眺め、他のメンバーはお花畑に夢中になりながら山頂を目指しました。
山頂の一角に達すると、急に強い風が吹きわたり、目に砂が飛び込んできました。
今まで汗をかいていたのが、寒くなり、シャツを重ね着して歩きました。
ガイドブックには赤池とありますが、赤池は規模が小さくなり、隅の方で小さくなっています。
山頂からオンネトーへの周回コースを辿ります。
綺麗な円形の青池と阿寒富士が近くに見えます。
山道は阿寒富士との鞍部に達する前に右にそれていきます。
再び美しいオントネーが眼下に見え、明るい斜面を下りました。
やがて木の根が多い斜面をひたすら下り、オンネトー国設野営場の傍の登山口に達しました。
一昨日登った羅臼岳と異なり、行き交った登山者は10名程度の少なさで、とても静かな山旅でした。
野営場から間もないところにオンネトーがあり、ここから湖畔を半周し、分岐から野中温泉に向かいます。全体として道は整備されとても歩きやすいところでした。
羅臼岳岩尾別温泉木下小屋もそうですが、この野中温泉も天然の温泉であり、当然のことながら、シャンプー、石鹸、などの設備はありません。
しかし、その自然な姿が文明にどぶ漬けになった私達に、ありのままの自然を感じさせてくれ、深い感慨を与えてくれました。
入浴後、さっぱりした身体になって女満別空港へ向かいました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する