【二百名山 白神岳】蟶山ルートをピストン

2024年10月13日(日) [日帰り]

• GPS: 06:41
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,203m
• 下り: 1,205m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:05
• 合計: 6:40

距離 14.9km 登り 1,203m 下り 1,205m

5:26 白神岳登山口駐車場
5:36 旧登山口
5:42 5:52 雨宿り
6:10 6:11 二股分岐
6:46 7:02 蟶山コース最後の水場
7:25 マテ山分岐
8:34 大峰岳分岐
8:46 白神岳避難小屋
8:48 9:12 白神岳
9:13 9:16 白神岳避難小屋
9:30 大峰岳分岐
10:35 10:36 マテ山分岐
11:02 11:10 蟶山コース最後の水場
11:38 二股分岐
12:00 12:02 旧登山口
12:06 白神岳登山口駐車場
12:06 ゴール地点

天候

スタート直後に強い雨が降ってきましたが、その後は晴れてくれました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白神岳登山口駐車場にクルマを駐車して白神岳山頂まで往復しました。
駐車場到着時は7〜8台駐車していましたが，下山時には20台以上でした。

コース状況／危険箇所等

・　登山道や指導標は良く整備されており，特に危険なところや迷うところは無かったです。マテ山への登りは一部急登がありますが，お助けロープが設置されているので必要に応じて使えば安心かと思います。
・　世界遺産に登録され，日本二百名山でもあるので，登山者は多かったです。ツアーと思われる団体とのすれ違いでは，少し待たされました。混雑すると下山までに時間がかかるので，早出が肝心だと思います。

その他周辺情報

・　登山の前泊は，登山口から35kmほど南にある国道101号沿いの道の駅「みねはま」にて車中泊。1kmほど北にローソンがあるので，飲食物の調達には便利でした。
・　下山後は，翌日に太平山に登るため130kmほど離れた秋田市内の丸舞登山口に向かったので，周辺施設への立ち寄りはしていません。

写真

10/13 5:23

白神岳登山口駐車場にクルマを駐車して，ここから登山スタートです。

10/13 5:33

舗装路を7分ほど歩くと，旧登山口に到着。記帳所で登山届を投函しました。

10/13 5:36

旧登山口。ここから登山道となりますが，6分ほど歩いたところで強い雨が降ってきて，10分ほど雨宿り。雨具を着て雨が弱くなったところで再スタートしました。本日は晴れの予報なのに何だかなあ〜。

10/13 6:10

小雨が降り続く中，二股分岐に到着。マテ山方面へ左折します。ここから徐々に勾配がきつくなります。

10/13 6:23

最初の水場。

10/13 6:29

雨に濡れたブナの巨木。

10/13 6:47

最後の水場に到着。ここで給水＆エネルギー補給の休憩。

10/13 6:47

ズームアップ。水はしっかり出ていました。

10/13 6:56

このあたりから急登が始まります。

10/13 7:01

お助けロープが設置されたブナの森を登って行きます。

10/13 7:03

ガスに煙るブナの森。良い雰囲気でした。

10/13 7:23

マテ山分岐手前のロープ場。

10/13 7:24

マテ山分岐に到着。マテ山の山頂は展望が無いということだったので，そのまま尾根を進みました。

10/13 7:42

標高860m付近のブナ。このあたりはまだ色づき始めといった感じ。

10/13 8:02

標高980m付近のブナ。紅葉が進み始めています。

10/13 8:15

標高1,050m付近。良い感じに色づいていました。

10/13 8:16

振り返ると，日本海の展望が広がっていました。

10/13 8:27

山頂稜線が見えてきました。

10/13 8:29

下を見下ろせば，紅葉と日本海の眺めが見事。

10/13 8:34

十二湖分岐（大峰岳分岐）に到着。白神岳山頂までは，残り700m。

10/13 8:38

すっかり晴れ渡りました。良かった〜。

10/13 8:41

山頂と避難小屋が見えた，と思ったら，あの建物はトイレでした。

10/13 8:40

ズームアップ。

10/13 8:44

白神大権現を祀る祠に，登山の無事を祈って手を合わせました。

10/13 8:45

ログハウス風の立派なトイレ。

10/13 8:46

こちらが山頂避難小屋。

10/13 8:46

2階建てで収容人員は15名ほどらしいです。

10/13 8:48

白神岳の山頂に到着。

10/13 8:48

山頂碑と奥に避難小屋。

10/13 8:50

山頂南側の1,168m峰。

10/13 8:51

山頂付近は穏やかな風景が広がっていました。

10/13 9:05

証拠写真を自撮りしました。

10/13 9:09

山頂からのパノラマ写真。「元サイズ」クリックで横幅1,600ドットに拡大します。

10/13 9:15

トイレは避難小屋よりも立派な造り。

10/13 9:14

中もきれいです。

10/13 9:17

気持ち良い稜線歩きが楽しめました。

10/13 9:21

右奥に見えているのは，白神山地の最高峰「向白神岳」（標高1，250m）。白神岳よりも18mほど標高が高いらしいです。

10/13 9:24

紅葉したマテ山への尾根と日本海を望む。

10/13 9:34

少し下ってズームアップ。

10/13 9:49

標高1,050m付近のブナの紅葉。このあたりがピークかな。でも，尾根上なので巨木が茂っているといった感じでは無いです。

10/13 10:00

標高1,000m付近のブナの紅葉。色づきが良かったのは，この付近まで。

10/13 10:36

マテ山分岐を通過。

10/13 11:00

最後の水場に戻って，ここで休憩。

10/13 11:01

柄杓が置いてありました。

10/13 11:30

ここは階段が整備されています。

10/13 11:38

二股分岐まで下ってきました。

10/13 12:00

旧登山口に到着。この先は舗装路歩き。

10/13 12:06

登山口駐車場には，クルマが20台以上駐車していました。

10/13 12:07

クルマのところに戻って，登山終了。

10/13 12:16

立派な休憩所兼公衆トイレ。照明が付き，水場や靴洗い場もあります。

10/13 12:16

宿泊は不可とのことですが，泊まってみたくなりますね。

10/13 12:16

内部は広々。

10/13 12:17

水道のある台所。

10/13 12:17

トイレもきれい。

撮影機器：

Canon PowerShot G5 X Mark II Canon

OM-5 OM Digital Solutions

感想

りきまる

・　青森・秋田方面遠征登山の2日目は，世界遺産に登録された白神山地の主峰「白神岳」に登りました。地図をよく見ると，白神山地の最高峰は実は標高1,235mの白神岳ではなく，その北東に位置する標高1,250mの「向白神岳」とのことです。でも，登山道の無いヤブ山であり残雪期で無いと登頂は困難なため，白神山地の主峰としてはこの白神岳が選ばれたのでしょうね。
・　世界最大のブナ原生林が広がるエリアとして世界遺産に登録されたということなので，さぞかし立派なブナの巨木を見られるだろうと期待して登ってみましたが，登山道付近に茂るブナは意外なことにそれほどの迫力はありませんでした。過去に登ったことのある船形山や翌日登った太平山のほうが，ブナの巨木が多く見事な原生林が広がっているという印象です。
・　それでも，山頂稜線付近の展望は雄大で，紅葉に色づいた尾根の先に広がる日本海の展望は素晴らしかったです。標高は1,200mそこそこにもかかわらず，山は深く，最果ての地に足を踏み入れたという感覚を強く持ちました。9月に登った北海道日高の山の雰囲気に近い感じがしました。
・　今年は残暑が厳しく，紅葉の到来が遅れているようで，白神岳周辺のブナの紅葉も今ひとつでしたが，この先季節が進めば，中腹のブナ林が一斉に色づいて素晴らしい錦秋の眺めを楽しめるのではないかと思います。