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記録ID: 737562
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

御巣鷹の尾根から高天原山と大蛇倉山へ(慰霊登山を兼ねて)

2015年10月10日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.4km
登り
868m
下り
861m

コースタイム

日帰り
山行
5:09
休憩
1:32
合計
6:41
7:25
31
スタート地点
7:56
8:15
52
昇魂の碑
9:07
9:12
55
県境稜線(昇魂の碑下降点)
10:07
10:23
40
11:03
11:03
12
昇魂の碑下降点
11:15
11:15
26
日航の頭
11:41
12:27
17
12:44
12:44
11
日航の頭
12:55
12:55
43
昇魂の碑下降点
13:38
13:44
22
昇魂の碑
14:06
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御巣鷹の尾根登山口に駐車場あり
30台ほど駐車可
コース状況/
危険箇所等
〇御巣鷹の尾根(県境稜線まで)
 昇魂の碑までは軽装でも登れるよう整備されているが、碑を過ぎ墓碑群がなくなると途端に悪くなる。基本的に尾根を急登するがヤブっぽいところや不明瞭の所も多い。テープやリボンが随所にあるのでよく確認してから進むこと。特に下りでは要注意。また、落ち葉でスリップしやすい。

〇県境稜線(高天原山〜大蛇倉山)
 細い踏み跡が続き目印もある。群馬県側は切れ落ちている場所が多く、長野県側はカラマツの植林帯が多い。道は見通しが効く長野県側に一段下った場所に付いている所が多いが倒木も多い。
所どころに古い道標あり。
朝の駐車場
車道が上まで伸びてから来るのは初めて
2
朝の駐車場
車道が上まで伸びてから来るのは初めて
登山開始
整備された道
プレハブ小屋も随分古くなった。
プレハブ小屋も随分古くなった。
昇魂の碑
30年で随分変わった
焼香してさらに上へ
2
昇魂の碑
30年で随分変わった
焼香してさらに上へ
墓碑群の上に登山口の道標
1
墓碑群の上に登山口の道標
アセビの密ヤブを進む
アセビの密ヤブを進む
不明瞭な急登
倒木も多い
稜線が見えた
昇魂の碑下降点
高天原山へ一旦下り
高天原山へ一旦下り
露岩から高天原山が見えた
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露岩から高天原山が見えた
道は長野県側に付いている
明るいカラマツ林を行く
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道は長野県側に付いている
明るいカラマツ林を行く
高天原山到着
別名「蟻ヶ峰」
「ショナミの頭」との呼び名もある
別名「蟻ヶ峰」
「ショナミの頭」との呼び名もある
山頂から金峰山
山頂から南アルプス
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山頂から南アルプス
三国峠方面は笹が密生
三国峠方面は笹が密生
下りは不明瞭
テープが頼り
下りは不明瞭
テープが頼り
細木を沢山置いて通せんぼ
気を付けないと直進しそうな所
正規ルートは右に下降
細木を沢山置いて通せんぼ
気を付けないと直進しそうな所
正規ルートは右に下降
一ヶ所だけあった岩場
ロープがあるが見た目より簡単
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一ヶ所だけあった岩場
ロープがあるが見た目より簡単
紅葉と黄葉
再び下降点
そのまま通過、大蛇倉山へ
再び下降点
そのまま通過、大蛇倉山へ
岩場は長野県側を巻いている
岩場は長野県側を巻いている
群馬県側は切れ落ちている
群馬県側は切れ落ちている
三川への下降点の標識だが
三川への下降点の標識だが
三川への道はなくヤブの中
三川への道はなくヤブの中
日航の頭はシャクナゲとツガ林
日航の頭はシャクナゲとツガ林
倒木も多い
大蛇倉山直下
大蛇倉山山頂
山頂標識
これが名前の由来の大岩かな
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これが名前の由来の大岩かな
大岩の上は大展望
遠くに南アルプス
大岩の上は大展望
遠くに南アルプス
南八ヶ岳
北八ヶ岳
遠くにはうっすら槍ヶ岳も見えた
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遠くにはうっすら槍ヶ岳も見えた
真ん中の三角はこの春登った赤火岳
左奥の三角は茂来山
真ん中の三角はこの春登った赤火岳
左奥の三角は茂来山
浅間連峰も霞んで見えた
浅間連峰も霞んで見えた
先月登った御陵山(左端の丸い山)と尖った天狗山、男山
手前に南相木ダム
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先月登った御陵山(左端の丸い山)と尖った天狗山、男山
手前に南相木ダム
こちらは上野ダム
こちらは上野ダム
紅葉する山肌
日航の頭への登り返し
日航の頭への登り返し
ふたたび日航の頭
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ふたたび日航の頭
本日三度目の下降点
今度は下る
本日三度目の下降点
今度は下る
紅葉の中を急降下
落ち葉でスリップしながらの下り
紅葉の中を急降下
落ち葉でスリップしながらの下り
墓碑群が見え一安心
墓碑群が見え一安心
昇魂の碑に下山報告
ありがとうございました
日航の頭もここからは見えることを確認
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昇魂の碑に下山報告
ありがとうございました
日航の頭もここからは見えることを確認
駐車場へ
駐車場は車でいっぱい
駐車場は車でいっぱい

感想

今年は御巣鷹の尾根に日航機が墜落してから30年。
御巣鷹にはこれまで4回ほど慰霊登山に行っているが、ここ十数年は登っていなかったので、30年の区切りでまた行くことにした。
この間、この尾根沿いに長野県境稜線まで登山道が付き、秘境の部類に入る高天原山や大蛇倉山に簡単に登れるようになったらしく、昭文社の登山地図にも破線で描かれるようになったので、これも辿ってみることにした。

午前7時に登山口に到着。ここも以前はかなり下だったが、ずいぶん上まで車道が伸びた。
昇魂の碑まで、以前よりも格段に整備されている。大勢の方が上まで行けるよう車道も含めて整備したとのこと。
昇魂の碑に礼拝。焼香をする。ここから先に行かせてくださいと心の中でお願いしてからさらに上へ。
このあたりもしばらく来ないうちにずいぶんと木々が伸びた。よく見えた墓碑群も木の陰になっている。この墓碑群を過ぎると踏み跡だけになった。しばらくアセビのヤブが続き、道は次第に急になる。倒木も多くわかりづらい場所もあるがテープやリボンの目印もあるので確認しながら登る。
ひと汗かいたころ上が開けてきて県境稜線に出た。
ここから左に折れ、まず高天原山に向かう。
稜線沿いにアップダウンを繰り返す。長野県側はほぼカラマツ林で明るく、道も長野県側に一段下がったところに付いていて歩きやすい。
そんなに苦も無く、あっさり高天原山に着いた。この山はこの付近で最高峰の1979m。呼び名もいくつかあり、高天原山のほか、蟻ヶ峰、ショナミの頭などとも呼ばれているが国土地理院の地形図には何の記載もない。麓から見たそれぞれの呼び名かもしれないし、川上村には所並沢という沢もある。山頂からは川上村方面がよく見え、金峰山もうっすらと浮かんでいた。それにしても静かでいい所だ。のんびりしたかったが、次に大蛇倉山が控えているので来た道を戻る。
昇魂の碑下降点まで戻りそのまま直進。ひと登りで1922m峰に着いた。ここは誰が付けたか日航の頭と呼ばれている。眼下には駐車場が見えた。
ここからしばらくコメツガやシラビソの森となり深山の雰囲気となる。倒木も多く、跨いで歩く。
ふたたびカラマツ林となってひと登りで大蛇倉山に到着。山頂は平らで北端に大岩があり、大蛇倉の由来だろうか。倉はクラ、クラは岩場を指すのでおそらくそうだと思う。その大岩の上からは西側が開けていて大展望が広がっていた。うす曇りだが、八ヶ岳はじめ遠くには南アルプスから北アルプスまでうっすらと見える。素晴らしい眺めをしばらく独り占めした。
昼食を摂り、下山開始。
御巣鷹の尾根の下りは思ったより厳しかった。目印を見失うこと数回。目印がなければ違うところに下ってしまう可能性が高い地形だった。落ち葉でスリップもするので慎重に下り、アセビのヤブをすぎて昇魂の碑まで下った。
ふたたび碑に礼拝。この場所を通らせてもらい登山できたことと安全に下山できたことに感謝し焼香し、駐車場まで戻った。


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