笠取山、唐松尾山、西御殿岩

2015年10月12日(月) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,460m
• 下り: 1,464m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:44
• 合計: 6:49

8:44 作場平橋駐車場
9:01 9:02 一休坂分岐
9:30 9:32 ヤブ沢峠
9:43 9:43 笠取小屋
9:50 9:50 雁峠分岐
9:56 9:56 小さな分水嶺
10:12 10:24 笠取山西峰
10:28 10:28 笠取山
10:40 10:40 水干尾根
11:00 11:01 黒槐山(黒槐ノ頭)
11:28 11:28 ２０４４Ｐ
11:59 12:10 唐松尾山
12:42 12:47 西御殿岩
13:27 13:27 山ノ神土
13:31 13:31 牛王院平(牛王院北)
13:38 13:38 将監峠
13:44 13:49 将監小屋
14:31 14:34 牛王院下
14:47 14:48 将監登山道入口
15:10 15:13 中島川口
15:32 15:32 作場平橋駐車場
15:33 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自家用車利用、一ノ瀬の作場平の駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

全体的に、変化に富んだ面白いコースです。途中、岩場や、露岩の多い場所など歩き難い箇所もありますが、注意して歩けば特に危険なところはないと思います。

◆作場平〜ヤブ沢峠
沢沿いの登山道、特に危険な場所はありません。歩き易い道です。
ヤブ沢峠〜笠取山西のピーク：雁峠分岐まで緩やかに登ります。雁峠分岐周辺は、広々とした草原で清々しく、「小さな分水嶺」からの展望も良いです。笠取山西のピークへの登りは高低差100m以上の急登を一気に登りますので、けっこうたいへんです。

◆笠取山西のピーク〜唐松尾山
西のピークから、東のピーク周辺は、尾根がやせて岩がゴツゴツした感じで歩き難いところもあります。東のピークから下った辺りから黒槐ノ頭への登りが始まるまでは、わりと平坦な道を歩きます。黒槐ノ頭へは急登し、そのピークの北側を巻くように進むと尾根上の道になります。アップダウンを繰り返していくつかピークを越えた後、80mほどの高低差を登りきると、唐松尾山の山頂です。この山頂からは、木々が邪魔をして展望は良くありません。

◆唐松尾山〜西御殿岩
唐松尾山の山頂に来ると、一見、北に尾根道が延びている雰囲気があるのですが、すぐに木で通せんぼになっています。山頂から少し戻った地点から東に向かうルートがあり、これを辿ります。しばらく尾根を辿り、その後尾根の南斜面を下ると、西御殿岩への分岐点に到達します。小さく道標が出ていますが、うっかりすると見過ごしそうです。ここから西御殿岩への登りはかなり険しい道となります。木の根、露岩など歩き難いですが、頑張って歩きますと、尾根の上に出て、最後に岩場になってくると西御殿岩の山頂はもうすぐです。西御殿岩からの眺望は最高です。ほぼ360度の眺望です。国師ヶ岳、富士山、大菩薩嶺、東には、飛竜山、雲取山、芋の木ドッケなどが見えます。

◆西御殿岩〜将監峠入口〜作場平
先ほどの西御殿岩への分岐点に戻り、そこから山の神土へ向かいます。基本的に南斜面に沿う道を徐々に高度を下げていきますが、一か所ジグザグに登っていく地点があります。これは、雨裂で山肌が崩れているところを迂回するためにこのようなルートになっているようです。ここを迂回して進んで行くと、笹原にまばらに落葉松が生えているわりと平坦な箇所に到達し、その先に少し行くと「山の神土」と記した道標があります。そこから笹原の多い尾根道を進むと将監峠です。峠からはなだらかな谷底に沿って、標高差にして60m程度、水平距離にして200mも進めば、将監小屋です。将監小屋から将監峠入り口までは、長い林道歩きですので、のんびりと同行者と他愛もない会話でも楽しみながら歩けばよいと思います。将監峠入り口から作場平の駐車場までは、車道を歩いてもいいのですが、地形図を見ると、ショートカットの小道があるように見えたので、そちらを歩きましたが、道が不明瞭な上に、それほど距離を節約することも出来ませんでした。普通に車道を歩く方が確実かもしれません。

写真

10/12 8:38

作場平の駐車場

10/12 8:40

作場平の登山口

10/12 9:09

ヤブ沢峠を目指します。

10/12 9:09

沢沿いの道

10/12 9:33

ヤブ沢峠です。

10/12 9:46

雁峠分岐が近いです。

10/12 9:54

富士山！

10/12 9:58

笠取山の急斜面

10/12 10:15

国師ヶ岳

10/12 10:15

南アルプス

10/12 10:15

この斜面（と言っても見えないが）を登って来た。

10/12 10:18

柱を傾けているように見えますが、気のせいです。

10/12 10:20

富士山から、この山まで大地がつながっている。

10/12 10:21

雄大！

10/12 10:30

笠取山東のピーク

10/12 10:40

秋空と紅葉と熊笹

10/12 10:44

いい感じの道

10/12 10:45

空が青い

10/12 11:05

姿が美しい樹

10/12 11:13

ここで一休み

10/12 11:32

唐松尾山、その向こうに西御殿岩

10/12 11:54

今日は、ずっと富士山が一緒だ。

10/12 12:01

唐松尾山の頂上は樹が多く展望はほぼ無い。

10/12 12:43

ここが西御殿岩だ。

10/12 12:54

ここは素晴らしい。

10/12 13:08

この分岐表示を見逃さないように。

10/12 13:26

山の神土が近い。

10/12 13:26

山の神土

10/12 13:27

平和な道

10/12 13:28

気持ち良い！

10/12 13:38

将監峠に到着！

10/12 13:42

将監小屋

10/12 13:44

将監小屋のきれいなトイレ

10/12 13:49

素晴らしい紅葉

10/12 13:59

10/12 14:00

林道歩き

10/12 14:31

ここまで来れば、もう一頑張り！

10/12 15:01

道が判りずらい。

10/12 15:12

車道に出た。

撮影機器：

IXY 140 CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

Ichibay

山仲間のK氏が、約束の時間に約束の場所に現れず、電話をすると「寝過ごしました」と言う。それで、出発が大幅に遅れ、7時に登山開始の予定が、8時40分過ぎにずれ込んでしまった。どうなる事やらと思ったが、想像以上に速く歩いてしまい、最終的には予定通りの時刻に将監峠入口に下りてこられた。遅れた1時間40分を取り戻してしまったことになり、我ながら驚いた。
出遅れはしたものの、この日は、秋晴れに恵まれた素晴らしい山歩きを楽しむことができた。秋空に木々の紅葉のコントラストが素晴らしかったし、ルートも沢沿いの道、急登、緩やかな笹原の道、岩の多いやせ尾根と変化に富んでいて楽しかった。特に、笠取山から唐松尾山への道では、ほとんど人に会うことがなく、静かな山旅を堪能できた。
概ね、西から東に延びる尾根上の道を歩いたが、今日は右手を見ると常に富士山が見え、富士山と一緒に山歩きをしている気分になった。