錫杖岳 −左方カンテ

2015年10月19日(月) [日帰り]

• GPS: 11:28
• 距離: 11.4km
• 登り: 2,922m
• 下り: 2,917m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:35
• 休憩: 0:28
• 合計: 10:03

距離 11.4km 登り 2,928m 下り 2,925m

4:37 スタート地点
4:37 4:52 中尾温泉口バス停
5:30 5:34 クリヤ谷渡渉地点
14:08 14:09 クリヤ谷渡渉地点
14:32 14:40 中尾温泉口バス停
14:40 ゴール地点

登り始め　7：00
登り終了　10：40
下山は烏帽子岩を巻いて、本峰手前を北側（沢へ下る・・・登山道まで2時間くらい）

天候

秋晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

1/1 0:00

荒々しい本峰！

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1/1 0:01

満足！満足！！

1/1 0:03

絶景かな！絶景かな！

10/17 10:55

紅葉を眼下に！

10/17 11:58

ここからの景色もまたよし！

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下りは紅葉の中をススムススム！！

撮影機器：

PENTAX Q7 PENTAX

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

tokotko

星空満天を背中に感じながら準備準備！！
今日のお目当てはデ〜ン”錫杖岳”〜。
登るルートは”左方カンテ”皆の憧れのルート。
アルパインへのの第1ッ歩。
アルパインの第一歩は取付一番をってな事で5時前スタート。
朝が早い〜。
やる気満々の中、ヘッドランプの明かりを頼りにススメ！！ススメ！！
辺りが明るくなると後ろから人の気配が〜・・・・ライバルかもしれないので
急いで休憩を切り上げ、スピードアップ。
何とか取付一番で、ギア装着。
ヘルメット。ロープ。セルフ。カム類。お互いに確認後、クライムオン！！
やっぱり、朝一番のクライミングは気持ちが良い〜。
1Pはフォローでスタート。
トポでは40mでも50mロープほぼいっぱい。
セット完了で私の出番。
錫杖でのお初クライミング。
ム−ブ自体はさほどではないが、浮石が多し・・・取付に待ち人ありなので落石注意で慎重に登ります。出だしはルンゼの中を進むような感じなので、特に落石注意。
2P目は私がリード。
距離は短いが、終了点での景色はまずまず。
カラフルな紅葉を眺められる。
支点のハンガーが一つ逆さになっていたが、緩んではなかった。
3P目はフォローで・・・このピッチいやらしい感じだ。気持ちハングになっていて、バランスもワルイ〜。
でも、ここからが更に見晴らしが良い。
草付きも無くなり、スッキリなクライミングを堪能。
4ピッチ目は私がリード。
大きなルンゼの中を行くが、手掛かりなるものが少なく、身体の使い方次第で、楽にも苦にもなるかも。
5ピッチ目フォローで。
残置は見る限り2個。
1個目は正面の岩に。ビレイ点左に。
もう一つは、5mくらい上がった所に・・・下からは、見えない。
新しいメッキ使用のハーケンあり。
”残置無視・・・・・でも、使用してるだけ・・・・・”
カムを効かせる所が少ない。ので、気をつけないといけないピッチと思う。
6Pリード。
出だしのチムニーのみ。
プリクリをすべきだったかな。
チムニーに身体をザックと共に押し込むのに苦労し、右足の足がかりをたよりに、隠れた右の縦カチを使いチョックストーンに右手を・・・・って、これ・・・動きますヤ〜ン。
お・ち・ら・れ・な・い。
何とか、右足をかきこみ、かきこみ。
左足をスメアを効かして、リップに手を届かせ、ヌンチャクを掛け、ロープをクリップするまでは生きた心地がしなかった。
”おちられない”
”おちちゃいけない”
”落ちられない”
で自己暗示〜。
あとはクライミングの快感を堪能。
最後が少々いやらしいが・・・。
最終はフォローで。
ん〜岩がメシメシと鳴っている〜。
落石・剥離の要注意のピッチ。

終了後の焼岳から〜槍〜西鎌までの眺めは気持ちがよい。
眼下には、赤、黄、緑、の彩り豊かな森。
眼前には、白く化粧ののった穂高初め、北アルプス。
満たされますね〜。